第5回 続・松永幹夫

 

久々の更新ですが、菊花賞を見て思い出したことがあったんで、また松永幹の話を。
分かりやすい騎手は、やっぱ書きやすい(笑)。

 

 
2001年京都4回6日目11R 菊花賞 芝3000 良  15頭
馬名 騎手 通過順
マンハッタンカフェ サンデーサイレンス 蛯名 10-9-7-6 6
マイネルデスポット ペンタイア 太宰 1-1-1-1 11
エアエミネム デインヒル 松永幹 4-4-5-6 3
ジャングルポケット トニービン 角田 7-8-9-9 1
ダンツフレーム ブライアンズタイム 武豊 15-15-15-13 2

3強の中では一番前で競馬をしたエアエミネム。そのせいか、後ろを警戒しすぎた余り、前に居た馬に楽をさせてしまいました。まぁ、今回は3強全てに責任(いや、責任という言葉は正しくないかもしれないけど)がありますが、それでも今回の競馬を見て「あぁ、やっぱ松永幹は京都の芝外じゃ信用できないな。」と痛感しました。

前回「松永幹はコーナーワークが巧い」と書きましたが、逆に言えば、それしか長所のない騎手(笑)。いや、さすがにそれは言い過ぎか(笑)。まぁ、とにかく、そのおかげでローカルやら京都内回りといった小回りコースでは信用できますが、京都外回りでは信用できないです。

松永幹の京都芝の着別度数
(99年〜現在)
区分
着別度数
連対率
1200m
5-  8-  2- 33/ 48
27.1%
1400m
6-  8-  6- 35/ 55
25.5%
1600m
8- 10-  8- 59/ 85
21.2%
1800m
2-  4-  3- 51/ 60
10.0%
2000m
6-  8-  6- 27/ 47
29.8%
2200m
1-  0-  0-  8/  9
11.1%
2400m
3-  2-  3- 24/ 32
15.6%
3000m
0-  1-  1-  4/  6
16.7%
3200m
0-  0-  0-  2/  2
0.0%

いい加減なデータしか出せなくてすみません(笑)。1400&1600は芝内もあるんですけどね(笑)。
注目して欲しいのは、1800(芝外)と2000(芝内)のデータ。こうも顕著に出るとは思わなかったなぁ。
ローカル2000に酷似している京都2000での好成績もさることながら、芝1800での連対率の悪さにはビックリ。

京都外回りは、3〜4コーナーに上り&下り坂があったり直線始めに内ラチが切れている部分があったりして、かなり特殊なコースですよね。単にコーナーをきちんと回ればいいだけのローカルとは訳が違って、色んな駆け引きが存在してきます。だから、松永幹の長所である「コーナーワークの良さ」だけじゃ太刀打ちできないんでしょう。この騎手、はっきり言って駆け引きは下手、というかあまりしている風には見えないですよね(笑)。早く回れば直線半ばでバテ、控えたら差し損ねる競馬の連続。これが松永幹の京都芝外での騎乗ぶりかと。

 

ということで、久々の更新なのに、これだけで終わります(笑)。
次回はいつになるか未定(笑)。というか、別の企画でも作ろうかなぁ、なんて思ってる次第。

 

-まとめ-
・松永幹は京都芝外じゃ信用ならん(笑)。

 

 

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