藤沢厩舎と岡部

担当・のび

 

 

ヨコヅナ氏から要望が出たので、

藤沢厩舎の岡部を特集したいと思います。

 

仮説 岡部と藤沢厩舎は相性が悪くなった。

 

ということですが、まず今年1月から6月17日までのデータ

藤沢厩舎の騎手別成績表

騎手
成績
勝率
連対率
単勝回収率
賞金(万)
岡部
(14.11.3.30)
24.1
43.1
105
36860
デザーモ
(7.1.1.12)
33.3
38.1
147
11130
ノリ
(3.7.3.3)
18.8
62.5
58
11987
ペリエ

(2.1.2.0)

40
60
200
6050
北村
(1.1.0.9)
9.1
18.2
17
2210
全成績
(29.22.12.69)
21.6
38.1
?
75407

というデータが出ました。

藤沢厩舎の勝利のほぼ半分が岡部だし、

連対率勝率ともに藤沢厩舎の値を超えています。

ここから、岡部と藤沢の相性は悪くない、との結論が出ます。

 

 

では、藤沢岡部の過去3年のレースについて見てみましょうか。

年度 連対率 一番人気連対率 厩舎連対率
2001 43.1 59.1 38.1
2000 38.9 52.0 34.4
1999 38.7 55.6 31.0

てことで、相性が悪くなっていると言うことはないでしょう。

確かに岡部の連対率以上に藤沢の連対率が上がっていますが、

それでも43.1という数字は相性がいいと言うのに充分な数字です。

 

 

次に藤沢厩舎の勝利数においての岡部の占有率。

年度 藤沢岡部勝利 藤沢厩舎勝利 占有率
2001
14
29
約48%
2000
27
57
約42%
1999
28
49
約57%

てことで、このデータから言えることは、

藤沢厩舎と岡部の相性は相変わらずいいが、

藤沢厩舎の岡部に対する占有率自体は落ちている。

これが結論。

 

 

 

てことでそれだけじゃつまらないので、

またいくつかのデータを調べてみたいと思います。

 

藤沢厩舎の岡部から外人への乗り替わり(01.1.1〜01.6.17)

レース 岡部着順 今回騎手 今回の着順
コイントス つばき賞
ペリエ
グリーンブリッツ バレンタインS
ペリエ
3(1年半ぶり)
グリーンブリッツ 薫風S
デザーモ
マチカネキンノホシ 安田記念
デザーモ
17
ピサノマッカラン 500万下
デザーモ
ダイヤモンドビコー エーデルワイスS
デザーモ

ま、逆にスティンガーで外人→岡部で重賞勝ちもあるし、

余り気にすることのないデータだと思う。

というか、ノリ→外人や北村→外人ってのは多いけど、

岡部→外人ってのは、岡部の騎乗数のわりには少ないし、

この6つにしても、多くが岡部とかち割った、関西に行くなどで、

意図的に岡部を降ろして外人を乗せているという傾向は見られない。

 

最後に今年の藤沢厩舎の多頭出しのデータ

レース名 馬名 騎手 人気 着順
東京新聞杯 スティンガー ペリエ
  ゼンノエルシド 岡部
阪急杯 タイキトレジャー アンカツ
  シンボリスウォード 岡部
中京記念 ロードクロノス 岡部
  リアルヴィジョン 橋本広 14
高松宮記念 シンボリスウォード 岡部 11
  タイキトレジャー 後藤 10
プリンシバルS トレジャー 岡部
  ハッピールック 北村
  テキーラショット デザーモ
  アグネスジャンボ 橋本広
エーデルワイスS ダイヤモンドビコー デザーモ
  トレジャー 岡部
バーデンバーデンC シンボリスウォード 北村
  マグナーテン 岡部
湯川特別 ウインスペリオル 橋本広 11 14
  ロードチェスナット 中館 15

藤沢の多頭出しは買いづらい(笑)。

連対率4割近い厩舎の多頭だし連対率が22%ですから(笑)。

でも、岡部が人気薄に乗ってるパターンって、

人気ある馬の方に岡部が前走乗っていなかった場合なんだよね。

だから、岡部を藤沢が信頼していないわけではないと思う。

 

 

で、結論。

@やっぱり岡部と藤沢厩舎は基本は買い。

Aその中で消すなら、違った根拠が必要。

Bあとペリエ藤沢は確実に買い。

C藤沢多頭だしは意外と奮わない。

 

くらいしか書けません(笑)。

ヨコヅナ氏の仮説を反証してしまってすいません(笑)。

 

また、ご希望があれば暇さえあればやります。

ではでは。