江田照は夏の福島が分かっている

担当・のび

 

 

今週福島のレースを見て、

江田照は夏の福島が分かっている、と感じた。

実際7連対の大爆発だったのだが、

結果ではなく、その騎乗ぶりに驚かされた。

いくつか例をあげてみたい。

 

 

レース 距離
馬名
着順
人気
位置
前走
土曜1 D1000 プリティタイディ
1−1
先行
土曜4 芝1200 ケーキカット
1−1
先行
土曜6 芝1200 ブラックカーリアン
10−9
差し
土曜7 D1700 サンライズエース
3−2−2
先行
日曜2 D1700 コメンデーション
1−1−2
差し
日曜6 芝1800 モダンガールダンス
8−5−5
差し
日曜11 D1700 レディバラード
6−3−1
先行

つまり、先行馬を思い切って逃げさせたり、

思い切って捲ってみたり、早仕掛けしてみたり、

色々と騎乗に工夫が見られるのだ。

負けたとはいえコメンデーションも、

差しから一転して逃げさせたり、

思い切った競馬が目立つのだ。

その中で特に注目したいのが赤字の2レース。

 

まず、サンライズエース。

これは、大外枠だったが、外を回れば間に合わないと見るや、

江田照は3角でスルッと馬を内に入れ、

大外の馬を最内から持ってきた。

 

そしてモダンガールダンス。

いつも差しの馬だが、それでは福島では届かない。

というわけで、早め早めの競馬で、4角ではすでに先頭を射程圏。

この積極策が連対を生んだと言っても間違っていないだろう。

 

 

ここで、江田照の夏の福島での成績を見てみよう。

江田照の6.7月福島での1999〜2001.6/24の成績

(17.13.9.82) 連対率 約25%

というわけで、江田照の連対率に比べれば高い。

夏の福島は得意だということだろう。

 

 

しかし、ここでさらに恐るべきデータを発見した。

江田照の6.7月福島での1999〜2001.6/24の成績

(10.3.2.13) 連対率 約46%

 

ってわけで、江田照は夏の福島ダート1700では、

恐ろしく成績がいい。

実際今週も、ダート1700では(3.0.0.3)

この条件では、もう無視できないだろう。

 

 

 

で、結論。

@夏の福島では江田照は工夫して乗るので怖い。

A特にダート1700は、メチャメチャ持ってくる。

 

 

まぁ、ありきたりな結論になってしまいました。

でも、穴ジョッキー江田照の一面が分かりました。

競馬は見ることが大事ですね。

そして、それを裏付けることも大事。

教訓です(笑)。