江田照は夏の福島が分かっている
担当・のび
今週福島のレースを見て、 江田照は夏の福島が分かっている、と感じた。 実際7連対の大爆発だったのだが、 結果ではなく、その騎乗ぶりに驚かされた。 いくつか例をあげてみたい。
つまり、先行馬を思い切って逃げさせたり、 思い切って捲ってみたり、早仕掛けしてみたり、 色々と騎乗に工夫が見られるのだ。 負けたとはいえコメンデーションも、 差しから一転して逃げさせたり、 思い切った競馬が目立つのだ。 その中で特に注目したいのが赤字の2レース。
まず、サンライズエース。 これは、大外枠だったが、外を回れば間に合わないと見るや、 江田照は3角でスルッと馬を内に入れ、 大外の馬を最内から持ってきた。
そしてモダンガールダンス。 いつも差しの馬だが、それでは福島では届かない。 というわけで、早め早めの競馬で、4角ではすでに先頭を射程圏。 この積極策が連対を生んだと言っても間違っていないだろう。
ここで、江田照の夏の福島での成績を見てみよう。 江田照の6.7月福島での1999〜2001.6/24の成績 (17.13.9.82) 連対率 約25% というわけで、江田照の連対率に比べれば高い。 夏の福島は得意だということだろう。
しかし、ここでさらに恐るべきデータを発見した。 江田照の6.7月福島での1999〜2001.6/24の成績 (10.3.2.13) 連対率 約46%
ってわけで、江田照は夏の福島ダート1700では、 恐ろしく成績がいい。 実際今週も、ダート1700では(3.0.0.3) この条件では、もう無視できないだろう。
で、結論。 @夏の福島では江田照は工夫して乗るので怖い。 A特にダート1700は、メチャメチャ持ってくる。
まぁ、ありきたりな結論になってしまいました。 でも、穴ジョッキー江田照の一面が分かりました。 競馬は見ることが大事ですね。 そして、それを裏付けることも大事。 教訓です(笑)。
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