夏の福島ダート攻略したい!
担当・のび
まず、初回なのでダートの基礎から。 まず、各場ダートの砂質って奴が違います。 この砂は青森産だとか木曽産だとかあって、 各競馬場ごとに砂の混ぜる割合が違ったりします。 つまり一口にダートと言っても、 競馬場ごとに違った馬場になるわけです。 この辺は、「コースの鬼」という本に書いてあったので間違っていないはずです(笑)。 で、芝と同じで開幕は先行有利、後半は差し有利とも言われますが、 芝ほどそんなこと、全然ないし、 余り考えなくても良いと思います。 あと気を付けたいのが、雨が降ると先行超有利という説。 でも、実際どうなんだか分かりません。 確かにそういう面も強いと思いますが、 冬の東京のダート重馬場で差しがやたら来ていた事もあるので、 これは次第に解き明かして行きたいと思います。
で、肝心の砂質の話に戻ります。 一般的に、良馬場では、砂の軽い方が差しが利き、 砂の重い方が先行有利と言われています。 まぁ、これは実際正しいと思うので、 特に今は検証しません。 で、自分の経験と「コースの鬼」の記述から、 一番軽いダートは京都。 中央では東京が次に軽く、次に阪神、 一番重いのが中山となっています。 で、ローカルなんですけど、基本的に中央より重いです。 砂の厚さが中央は7センチ統一で、 ローカルは一番浅い中京でも7.5センチあります。 まぁ、中京は砂の軽さは京都の次らしいので、 それなりに差しの届くダートになっています。 で、次に重いのが福島、そして小倉や札幌、 一番重いのが函館(新潟は除く)というような感じになっています。 この辺は全部先行有利と考えていいかもしれません。 これに、コース形状が加わり、 ダートのある程度の傾向を考えることが出来ます。
で、福島開幕週です。 前の開催の東京より福島の方がダートが重い。 東京ダートは直線が長く、日本一差し有利なコース。 そこから先行有利な小回り、重いダートの福島。 当然、全く違う馬場で行われていると考えてもいいでしょう。 だから狙いとしては、府中で先行して最後たれた馬、 これは福島なら着順を上げる事が出来るはず。 ここを狙うのが穴狙いのセオリーだと言えるでしょう。
まずは開幕週のダートのレース9つの連対脚質を調べてみましょう。 内訳は、
となってます。 いくらなんでもこれは偏りすぎだろう(笑)。 確かに湿った馬場で、先行有利の馬場だったろうが、 ここまで偏りが生じているのはビックリです。 ぶっちゃけた話道中真ん中より後ろの馬は一頭も来ていない。
んで、もう一つ注目しなければイケナイのが、 番手が強い、ということ。 なんと4角2番手で廻った馬は、 9R中7Rも連対しています。 だから、番手探しが福島ダート必勝法。 それが分かれば苦労しないけど(笑)。 (ただし、後半は番手争い激化や捲りの成功よる差し届きも警戒必要)
次は狙い馬の検証、 府中のダートで同条件で逃げた馬の、先週の福島の成績を見てみましょう。
というわけで連対は一頭ですが、 確実に着順は上がっています。 来週も東京から参戦組は多々いると思うので、 狙ってみたら面白いかと思います。 ただし、逃げ馬の場合、逃げられなければ終わり、 という馬も存在するので、過信は出来ないかもしれません。 ただ、短期で逃げられれば穴の狙い目なのは間違いないでしょう。
んで、今週の結果をまとめておきましょう。 前走東京で先行して潰れた馬の連対実績。
まずナナコフレスコ、シュガートレイン、テンクウジョーは、東京で先行して好走。 しかし、福島では人気に応え快勝しました。ここは鉄板。
ディアウイングは逃げて3着なんんで、ここでは鉄板。 シャドーガンバは血統も小回り向きのリンドシェーバーで狙い目でした。
最後に今週の激走馬をチェック。
ま、今週は固かったです。 近走先行しなかった馬が先行して激走。 でも、実績上位だったり福島得意だったり、 それなりの理由があります。 まぁ、ここではあまり触れません(笑)。
では、来週の狙いとしてのまとめとして、 @東京先行して好走した馬は固い。 A東京をハイペースで前に行って踏ん張れなかった馬は狙い目。 B差し追い込みで東京好走馬は危険。 ということが言えるでしょう。
てことで、皆さん福島のダートを狙い打ちしてみましょう。 で、次回はダート1000について考えてみようと思っています。 んで、福島の復習もちょろっと(笑)。
|