電光石火のダート1000を攻略したい!

担当・のび

 

 

てことで、第3回はダート1000について、

自分の知ってる範囲内で書いてみたいと思います。

 

まぁ、ダート1000は電光石火、

アッという間にレースが終わってしまいます。

馬にとってもアッという間で、

ノーブレスで走り抜けられる距離なので、

息が持たない、なんてこともあまりありませんし、

それ故先行馬がたれる事も他の距離に比べればはるかにありません。

では、早速参考レースをいくつか見ていきましょう。

 

 

函館初日8R

着順 馬名 騎手 位置取り 人気

ニシノマリア 伊藤直 1−1
リムピットアイズ ノリ 2−2
  ジェリースイート ミキオ 5−4

勝ちタイム58.9

 

これが典型的なダート1000の結果です。

つまり、先行馬がばてにくいので、

テンが速ければ残りやすい、と言うこと。

あと、息が持たないなんて事が少ないので、

休み明けのスピード馬の不利が少ない事。

絶対的にスピードの争いになるので、

持ちタイムも大きな要因になる気がしますが、

その辺調べてないので分かりません(笑)。

とりあえず、

@休み明けの不利が少ない。

A逃げ先行圧倒的に有利。

というのは覚えておきましょう。

このニシノマリアという馬はテンはバカに速い。

こういう馬は休み明けであろうとダート1000なら楽にこなします。

 

 

てことで次は福島2日の8R

着順 馬名 騎手 位置取り 人気

 

シャドーレイ 谷中 1−1
シルキーティアラ 伊藤暢 4−4
ウイニングシチー 板倉 2−2
勝ちタイム59.0

 

これはやや穴が出たレース。

行った行ったに人気馬が差し込んだ形。

ここで買えなかったシャドーレイですが、

前述の通り休み明けの馬が穴を開けたパターンです。

実績も11月の東京で同クラス2着に来ており、

このメンバーでは上位と言ってもいい。

福島ダート1000も勝っているので狙い目だったはず。

買えなかったのは、福島ダート1000で勝ってるの知らなかったから(笑)。

まぁ、軸違うからどうでもいいけど(笑)。

3着のウイニングシチーは芝1000で逃げ切っているくらいで、

その気になればテンだけ速い馬(笑)。

 

で、2着に来た人気のシルキーティアラ。

しかしここで注目は2番人気、3番人気で惨敗した、

ヴァンドノワールとイブキトキワゴゼン。

この2頭はどちらかと言えば差し馬。

ダート1000は一気に勝負が決まるため、

道中、4角で外を回る距離損はかなりのもの。

この2頭も外外を回り、予定通り凡走したわけだ。

といいつつ、俺イブキ本命だけど(爆)。

つまり、差しが来るなら内枠の方がいい、

内を通りやすいから、と言えなくはないか?

 

ここでデータを出してみよう。

2000年1/1〜2001年6/17のダート1000のデータ。

 

まずは連対脚質。

逃げ195

先行341

差し 81

追込  2

捲り  1

 

圧倒的ですね(笑)。

この通り、ダート1000は前に行ったもん勝ちです。

逃げた馬の連対率は63%。

逃げたい、逃げられそうな(テンが速い)馬をまず探しましょう。

 

ついで、差し馬の枠別連対実績

勝率 連対率
3.5 9.6
2.3 6.0

3.5 9.2
3.4 8.1
1.6 6.3

1.0 4.1
0.9 2.8
1.5 5.4

ぶっちゃけた話、そんなにダート1000では枠の有利不利ないです。

逃げ先行では、外の連対率も、内に比べて遜色ない。

というか、逃げ馬は外の方が連対率はかえっていい。

逃げ馬の連対率は、高い枠順に6→8→7→5ですから。

つまり外から逃げられるスピードの持ち主は来るってことか?

それと外から逃げたらかぶされにくいって事もあるのだろう。

しかししかし、差し馬になるとこれは全く別。

差し馬は圧倒的に、外が不利だと言えると思います。

つまり、差しを狙うなら明らかに内の方の馬。

 

 

ではそれを裏付けるための、先ほどのレースの前日の福島7Rダート1000。

着順 馬名 騎手 位置取り 人気
サザンクロスビコー 天間 1−1
  エーピーサルート 郷原 5−5
  ミネノサンダー 8−7

配当3200円

 

ってことで完璧です。

テンが速く逃げられるサザンクロスビコーが快勝。

2.3着に入ってきたのが内枠の差し馬。

 

 

 

 

 

ここからダート1000の典型的穴パターンを見てみましょう。

 

 

2000.7.23 函館3才上500万下

着順 馬名 騎手 位置取り 人気
ヒシパッカー 岩部 6−6
グリーンハーベスト 小林徹 7−6 11
ケイエスヤア 小池 11−9

配当13170円

 

てことで、差しが来るなら内枠、のパターン。

内枠の差し馬同士で決まって万馬券。

2着馬は休み明けで人気がなかったが、

前から言っている通り、ダート1000は休み明けの影響があまりない

 

 

 

2001.3.17 中京4才上500万下

着順 馬名 騎手 位置取り 人気
10 ニュールック 菊地 1−1 10
スリーブレーブス 穂刈 2−2
16 マチカネシロー 橋本広 2−2

配当9660円

 

これも典型的な穴パターン。

ニュールックは休み明けで人気を落としていた。

が、芝1000で逃げられるほどテンが速く、

このクラスの3着という実績があった。

 

2着のスリーブレーブスは連闘だが、

前走は1500の地方で惨敗。

前々走にダート1000を逃げ切っていて、

35秒を切るペースで前に行くことが出来る馬。

つまりテンが速い馬だ。

 

 

 

2000.10.14 福島未勝利

着順 馬名 騎手 位置取り 人気
スピードプリンス 水野 2−2
エヴァーファルコン 小林久 8ー6 10
ユウキフォーティ 小林慎 1−1

配当8130円

 

先行馬と内枠の差し馬の組み合わせ。

エヴァーファルコンは初出走馬だが、

この時期の福島未勝利は初出走はむしろ穴だし、

ダート1000は休み明けも苦にしないのと同じで初出走も苦にしない。

しかもアジュディケーティングは、休み明け初出走の穴血統。

 

ただし、ゲートは全てなので、

ゲートが悪いという情報のある初出走馬は消し材料。

 

スピードプリンスはテンの速い馬。

 

 

 

 

 

 

 

では、ダート1000の狙いのまとめとして、

@逃げ馬先行馬圧倒的有利。テンの速さが決め手。

A休み明けはほぼ関係なし。

B差し馬は外に入ったら軽視。

ということが言えるでしょう。

 

で、次回は函館の方のダートに触れてみようかと思います。