買ってはイケナイ
2001年7月3週 編


〜〜〜〜 土曜 新潟10R NiLS21ステークス 〜〜〜〜

ウインマーベラス 2.3倍 4着

函館の1000万下を連勝しての新潟遠征。
ハンデ57kgはツジノワンダーと同斤で、準OPでの実績もあった事から人気になった。

しかし、これこそが暗幕になって危険因子を隠している事に気付いて欲しい。

まず、準OPでの実績だが、この時は武豊が鞍上だった。

武豊からの乗り替わりは基本的に2枚落ちと考えてよい。
実際、鞍上が替わってからは大した成績を残していない。

今回の蛯名も日本ではトップクラスだが、無論、武に比べたら落ちる。

過去実績には、その時の鞍上にも注意が必要である

1000万下を連勝というのも、一見強そうとだまされやすい。

連勝とはいえ、所詮は格下でのレース。
昇級して即通用、という訳にはいかない。

下級条件をさまよっていた馬が突如目覚めて連勝するというパターンは確かにある。

しかしこの馬の場合は、降級した途端の連勝であり、
これは単にメンバー弱化が要因だと早急に察知しなければならない

そしてもう一つ挙げられるのが、やはり馬場の問題。

リニューアル緒戦の新潟競馬場は超高速馬場。
ただでさえ差し脚質であるのに加え
これまでダート戦を勝ち上がってきたこの馬には条件が厳しかった。

ただでさえ開幕週は傾向が読みづらく、
こういった人気馬には手を出さない方が無難である。


〜〜 結論 〜〜

一.過去成績には当時の鞍上にも気を配れ。

一.特に芝では、武豊からの乗り替わりは2枚落ちと理解せよ。

一.「連勝」という言葉に気を付けろ。
   連勝、好走の理由を把握せよ。

一.コースの特性を見極め、全馬のコース適性を見極めろ。
 



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