第2回小倉1日目
1R 3歳未勝利 ダート1700m
中京のダート1700mと違い、小倉のダート1700mは前有利。
逃げたプラチナビコーを2番手カルストンルイス、3番手キタサンダンガンが、直線向いたところで交わし、そのまま2頭が後続を3馬身離してゴール。
カルストンルイスは次こそだろう。
勝ったキタサンダンガンは芝→ダート替わり。
カコイーシーズ×ニジンスキーという配合通りのパワータイプ。
1、2着馬とも馬体重500kg前後の大型馬で、小倉で狙う馬の基本といえる。
2R 3歳未勝利 芝1200m
開幕の芝らしくメインタイトルの逃げ切り。
この馬は頭が高く、前走は坂が堪えた。平坦で単騎が好走条件。
2着ノーザンスズカ、3着テピーズキャットは差してきたように見えるが、他の前に行った馬がショボイだけでこの着順は鵜呑みにできないだろう。
1番人気サンライズソニックは能力は十分1勝級。
ただスタートがもっさりしていて1200mではとても買う気がしない。
メインタイトルを選んだ河内の判断は正しかった。
3R 3歳未勝利 芝2000m
1番人気12着大敗のシアトルトリップは鞍上も信用できないが、シアトルダンサーの差し馬は信用できないという好例。
開幕週ならなおさら買えない...が、レースは8枠3頭が引っ張る流れで前が潰れた。
まず動いたのがトーワアミーゴ。
この展開でマクって早め先頭から渋太く粘って3着。脚色は一杯に見えるが、斬れないがバテないというタイプなのだろう。
そこを交わしに行って2着のビーオンザムーヴは決め手のないサンデー。恵まれた印象が強い。
勝ったネオプロスペクターは約8ヶ月の休み明け。
ティンバーカントリー牡馬に差し切られるとは情けない。(笑)
道中最内好位から3角で外に出しての差し切り。無駄なく乗った。
4R 2歳新馬 ダート1000m
勝ち馬ソウルフルシチーはスタートで遅れをとったが、仕掛け気味に好位へ押し上げる。
その際、スピードをつけ過ぎて前が窮屈になり、ヤネ(和田)が立ち上がる。相変わらずヘタ。(笑)
直線でツルマルカチドキ、バンブーミランの外に並びかけ、追い出してからは楽に突き放す。
時計は平凡もレースセンスよし。
2着バンブーミランは先行粘り込みのかたち。
父アラジはまだどんなものか分からないが、半兄バンブードミンゲス(きんもくせい特別勝ち、本日9R5着馬)や、
母父ファストトパーズのイメージからすると仕上がりは早いのだろう。
父系から考えても勝ち切れないタイプだろうが、厳しい流れを踏ん張るのには向きそう。
5R 3歳上障害未勝利 芝2900m
省略。
6R 2歳新馬 芝1000m
勝ち馬ホーマンウイナーは番手から直線外に出してきっちり差し切る。
フレノバクシンは逃げ粘って2着。
おなじみ、初戦のトウカイテイオーとサクラバクシンオー。
時計は平凡だが、新馬だけに仕上がり具合の影響が大きいので、他馬ともども次走の変わり身に注。
7R 2歳新馬 芝1200m
勝ち馬ツルマルブラボーは、道中追い通しで後方ラチ沿い追走。
4角でそのまま内を突き、直線で馬群がばらけたところで追い出すとさすがの伸びで1番人気に応える。
仕上がり途上だし、明らかに距離不足だろう。放牧→ひと叩きして阪神ジュベナイルフィリーズらしい。
2着シルクアンビシャスは好位・中団追走から3、4角で逃げたグランドゥーホースに並びかけ、直線なんとか競り勝つ。
こちらも開幕週としては時計が遅い。
小倉は新馬の仕上がりが全体的に遅いのか、それともレベルの差か。
8R 3歳上500万下 ダート1700m
500万クラスでも、ヒシコンボイが人気になるような低調なメンバー。
この馬の危うさについては2走前の中京でも触れているのだが、1番人気には笑った。
しかも大失速でドンジリ負け。(笑)
1、2着馬ともに休み明け&降級。
このレースは時計がかなり遅い(1R3歳未勝利戦より掛かっている)。上がりも掛かっていてこの着順を鵜呑みには出来ない。
特に、5馬身離された3着マーケットプライスや4着トライアスロンなどは次走着順で人気になるだろうが軽視すべき。
9R 門司特別 3歳上500万下 芝1200m
勝ち馬トウショウラッシュは休み明けをひと叩きして降級。順当。
道中馬なり、抜群の手応えのまま直線へ。
逃げるトムに並びかけて軽く仕掛けただけで突き放す。
時計も早く当然900万でも勝ち負け。
2着ビッグフリートは、ここまでのレースの勝ち馬の位置取りである中団内から、直線で逃げ馬の外に並んで競り落とすというレースをした。
やっぱり3歳馬強いんだねえ。最終日の笠松でも混合戦は3歳馬が全部連対してたし。
4着フジヤマシンゲキ、5着バンブードミンゲスは外差し馬場で注か。
10R 天草特別 3歳上1000万下 ダート1700m
1Rでも書いたが、小倉ダート1700mはなかなか後方の馬の出番がない。
シネマパラダイスのような後方からマクリ、直線差すタイプ、
ナカトップトウコウのような直線一気のタイプは買いづらい。
で、結果はスリーサンナイナーの逃げ切り勝ち。
2着サンクールウイナーのような中団からマクって、直線で先頭に並びかけるタイプは辛うじて買える。
1番人気の高橋亮、今日も気持ちよく飛ぶ。(笑)
11R 小倉城特別 3歳上1000万下 芝2000m
前半5Fが62秒3、後半5Fが57秒8で、典型的なスローから上がりの競馬。
勝つのは当然サンデーサイレンス産駒のトウカイオーザ。
上のクラスではどうかと思うがさすがに降級馬。
2着ミスズトップは道中後方ラチ沿い。
直線内をスルスルと伸びて先頭に立ったところで勝ち馬に来られた。
3着オグリコマンダーは...どうでもいいな。どうせどう乗っても同じだろう。(笑)
12R 3歳上500万下(牝)芝1200m
ほぼ、行った行った。
買ったワンダーカピターナは降級。平坦芝のパンパン馬場向き。
2着シーローマンは番手粘り込み。また3歳馬。
戻る