第3回阪神2日目




1R 3歳未勝利(牝)ダート1200m

キソティックラヴが初出走ながら1番人気に推され、後続を3馬身ほど離して逃げるかたち。
そのままの隊列で直線に入るが、さすがに最後は既走馬に交わされてしまう。
4角の手応えもよく粘りは見せたので、次走も同条件なら軽視できないだろう。
1着キーステップ、2着サンシャインタイムともに芝→ダート替わり。
キーステップの半兄はキーニシキ。使い込んだ方がいいタイプなのだろう。
サンシャインタイムは前開催時の同条件で2着があり、ある意味順当な結果。
2番人気6着のスカイバレンタインについては、Scanさんに語っていただくということで。(笑)
スズランシチーは半兄がサンフォードシチーということもあって4番人気に推されたが13着と大敗。
未勝利くらいは勝ちそうなのだが、砂を被るのを嫌がるということなので、外枠替わりでの一変を警戒。
距離ももう少しあった方がいいかもしれない。
それから、初出走のクリスタルグリームの父オンユアサイドについて。
マル外として中央で走り、芝、ダートともにダラッとした中距離をなだれ込むような競馬をしていた馬で900万を勝った。
産駒はおそらく初めての中央出走。
ジェネラルアセンブリー(セクレタリアト直仔)×エクスビュリ(ブランドフォード系、ボーザムの祖父)という字面からだいたい想像できるでしょうが。


2R 3歳未勝利 ダート1400m

人気2頭で決着。順当。 勝ち馬マイネルエフェクトは「中京1700m→中央1400m」。終いはなかなかいい脚を使う。
2着のサンライズスペースはブリンカーを装着してから安定。
この2頭についてはタイムもまずまず早いので、次走も注目でしょう。


3R 3歳未勝利 ダート1800m

やや低調なメンバー。
勝ち馬アフォードについては前走時にコメントしたが、やはりジリっぽくてアンカツのおかげでなんとか勝てたという感じ。
2着レッドライトニングも小牧太の好騎乗。3角手前あたりで外から内に入れ、直線も最内を突くかたち。
頭も高いし、いかにもメンバーに恵まれての好走。
このレースの上位着順の馬はどれもあまり評価できないだろう。


4R 3歳未勝利 芝1400m

ここも低調。
勝ち馬トウカイプライドについてはScanさんと同意見。頭も高いし、サンデーの凡走くん候補。
2着エイシンシャイアンは前走時のコメントで、「直線で馬場の悪い内を突いた点を考慮」と書いた通り結果を出してくれたのだが、
このメンバーでは大して評価できない。
1番人気で4着のフィールドシティーは距離なのか坂なのか、バッタリ止まっていた。まあ、ダート替わりならあっさりでしょう。


5R 障害未勝利 芝・直線ダート3000m

障害は省略。順当だし。


6R 3歳未勝利 芝2000m

何はともあれ、2着のモンスターラリーから。
いかにもダンシングブレーヴという気難しさのある馬で、スタートであおったり、勝負どころでモタついたり、
追ってヨレたりと前走までがとんでもない競馬ばかり。(笑)
今回もやっぱり出遅れ後方から。2角をまわりおわったあたりから早くも進出、3角手前では先頭に並ぶ。
そこから渋太く粘って2着キープ。笑えます。(笑)
勝ち馬ダンツオーシャンの前走は、スタート後につまづいてスムーズさを欠きながらしまいはいい脚を使った馬。
今回は外枠から流れに乗って快勝。実践タイプらしく、調教は動かないとのこと。


7R 3歳500万下 芝1600m

少頭数ということもあって前残り。
勝ったメガマンジュデンは1200m→1600mの距離延長ショックが効いた。
1600mとしては遅いペースで走らせた鞍上(池添)の好騎乗だろう。
他馬も追って味のない面々なので、どの馬も評価できる走りではない。


8R 4歳上500万下 2500m

まあ、どうでもいいメンバー。(笑)
勝ったゼンノスウィングの前走は落鉄していたらしい。それから中京だとイレ込むらしい。メンバー的に順当。
他にコメントしようがない。(笑)


9R やまもも賞 3歳500万下(牝)芝1200m

頭数が多い割には買いたい馬がいないというレース。
ビッグシンガーは最後はいい脚を使うけど、なかなか連に絡まないので、長い目でみたら切ったほうがいいし。
まあ、勝ち馬は評価してもいいでしょうね。ヘクター牝馬によくいる短距離の差し馬。将来的にはうまくいってオープン特別という。芝、ダート兼用で。


10R 三宮特別 4歳900万下 ハンデ 芝1600m

実はこのレースは取りました。(笑)
ミスターサウスポーは阪神ではいらない。
テンペストシチーはアテにならないヌレイエフ。
タイキダグラスは前走時コメントしたけど、あれはデザーモのおかげ。
グラヴィディタイムは不器用、どうせ「未完の大器は未完に終わる」。
イブキサイクロンも母父ヌレイエフのサンデーで、人気で買うほどじゃない。
ビッグサイレンスは武豊人気、芝実績皆無。
...と人気どころを消していくと、ワタシには上位の2頭しか残らなかった。
ただ、自信はなかったので、4枠の先行しそうなミスプロ2頭を入れてボックスだったけど。(笑)
開幕週の時計の早い馬場でマグマノイカリが来たのでちょっと焦った。
勝ったインディアナカーヴは、元々素質は認められていた馬。前走は思い切り前残りのレースで(当時のカキコ参照)、出遅れでは参考外。
1200m→1600mの距離延長も当然プラス。たぶんここがベスト条件じゃないかなと、馬柱をみたときにビビッときた。(笑)
2着のコウエイハーベストは叩き良化型。ヌレイエフでもこういう感じで人気を落としている馬は買いでしょう。
どう乗っても2着みたいな馬なんだから、こっちから買っても当てやすいレースだったんじゃないかなあ。


11R プロキオンS(G3)ダート1400m

「阪神ダート1400mは差し馬有利」ということを考えれば、無謀な馬券は買わない方が無難。
結局、7歳馬のワン・ツー。ダート中心に使っている馬は高齢まで走るという典型。
ブロードアピールは昨年まではほとんど芝を使っていたとはいえ、4歳(旧5歳)の2回札幌でデビューしてるんだから馬が若くて当たり前。
レイズスズランは熊ちゃんのおかげもあるんだろうけど、メンバー的にはだいぶ楽。阪神としては軽めのダートもよかった。
というか、武豊(逃げたハタノアドニス)のコメント「息の入らない展開。これではつらい。」には笑った。控えてもいい馬なのになんで逃げてるんだよ。(笑)


12R 4歳上500万下 ダート1800m

順当。
シルクエンペラーやナムラマームードについては前走時にもコメントしたが、どうせ詰め甘いので、この2頭を消したら他に買う馬もいないだろうし...


芝は時計が早く、馬場としてはフラットな状態で、脚質的な有利不利はないようです。
むしろ頭数や展開重視。血統で買うのもかなりよさそう。
時計の割にはジリっぽい血統の馬が来てるのは時期的なものでしょうか。

ダートも阪神としてはちょっと軽そうで時計もやや早い。
ダート1200mと1400mは脚質の有利不利を考えるべきでしょうが、開幕週ということもあって、ある程度前で競馬ができないとつらそうですね。

ワタシは中京との出し入れで、そこそこ当たりそうな気はしていますが、阪神はやっぱり難しいです。

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