11/24                                                                                   秋分の日 八ヶ岳山麓・泉郷ログハウスにて友人の学生ゼミ合宿に参加した。ネットワーク・サイバネティクス専門のゼミとあって、コンピュータはお手の物という面々に圧倒された。コンピュータ部品から2時間もするとWindows XPが普通に動いてしまう ー 知識のあるというのはこういうことなのかと改めて驚いた。辺りには八ヶ岳の緑一色の広大な牧草地・紅葉の木々・赤松のなかの木漏れ日・すすきの向こうには南アルプスの峰々・・・・どれもが新鮮だった。’01

9. 1                                                                                    中央アルプス 空木岳2864m登頂。人気のない暗闇のなかヘッドライトを照らし林道を行くと、な・なんと出迎えてくれたのは野性のキツネが2匹。僕の進む道しるべのように前をぴょ〜んぴょ〜んと跳ねていく。生まれて初めてキツネとのご対面、面食らうことしきり。というのものぼり口には「熊が出ます。人気のない登山路を歩かないように!」の看板をみたばかりだったので、「でた〜っ」という感じて、とにかく腰が抜けるほど驚いた。中央アルプスの山の懐の深さに圧倒された。朝4:30⇒登頂9:00⇒下山13:30 とカモシカのように駆け上がり、駆け下りてきた。山を降りて駒ヶ根の温泉につかると、ドット疲れが噴出し、高山病の初期症状のような頭痛、足を引きずる始末。でも途中の沢から湧き出している水を飲んだら、「こんなに水がおいしいんだ!」と幸せを一つ増やした気がした。 

8.15                                                                                    終戦記念日  8月7・8日全国英語教育学会で初めて広島へ行った。研究発表の準備に追われ7月後半からは「暑さというよりも熱さ」でグッタリしていた。会場は広島国際会議場、原爆ドームの敷地内の立派な場所だった。真横にある原爆資料館では、戦没者に対しての慰霊を捧げずにはいられなかった。さまざま苦しみを乗り越え、戦後の今でも平和を希求する人々の「岩をも砕くほどの祈り」を垣間見て、ささいな自分の悩みなど吹き飛んでしまった。祈りを捧げること、そこにはかなわぬ願いをかなえる尊さがあった。

6.25

就職2年目の卒業生来校、すみや(株)に契約社員で入社し、3ヶ月して「正社員」になった。お給料もボーナスもあり、ふところはホクホクだった。ところが仕事は今までの事務からガラット変わり、店頭営業になり一人の売り上げ目標がなんと700万円、実際売れるのはせいぜい350万円。上司からは「自分の給料は自分で稼げ!」をいわれる日々。何かが違うという思いも強まり、今夏には仕事をやめ、英語英文科で学んできた「英語」を生かせる仕事を探しはじめるとのこと。  --- 職種、自分の適性、社会で働く --- いろいろと考えさせられるね!!

6.11

教育実習より戻ってきた学生が「すごく うまくいって、生徒がうまくのってくれました!」と 言って、すっかり「免許のみ志望」⇒「教員志望」に 大変革をとげてしまった??!  やはり人は「変わる・化ける」ものだと つくづく感じてしまう!! 彼女は、教員志望とは、やや縁遠い学生だったが、「何が彼女を変えたのか??」  彼女曰く  「生徒たちがなついてくれて、なんだかうまくいった」そうで、 さもありなんとは思ってみたものの、、、  改めて人の成長は思いもよらないきっかけで、成長するんだと!!そしてそのように潜在力を 引き出して、褒めてあげることが大切だと思った。仏教では、悟りを開くにはかくも大変という教えがあり、 《桃栗三年、柿八年、柚子は九年で花咲かす 梅は酸いとて十三年、梨はばかやろ十八年 達磨九年で、我一生》  はて自分はいつこの境地に達しられるのか?  永遠に届かない?! 

5.30

岩波新書『四国遍路』を読了。  〜  「歩き遍路は生き方に向き合う旅」  〜                                        なぜ四国にひかれるのか?こころの垢を洗い流したい、心身の衰弱しつつあるものをよみがえらせたいという願いを持つ人の記録である。 お遍路さんに出る人は「なにか思いを背負って歩く人」の割合が多いことを知った。1200キロにわたり、歩き遍路を終え、八十八寺を巡り、「結願」をするまでのなが〜い道のり。著者は言う「大自然の融和といい、太古との融和という。そこにどんな意味があるのかは、歩きながら感じ取っていくほかはない。そのあたりまで思いが進んだところで、ことんと眠りについた」 私の歩き遍路はこうして始まった。  まるで現代版・松尾芭蕉『奥の細道』のような書き出だし、著者が「天声人語」の記者であったこと。 なんだか自分が著者の視点で歩いているように錯覚してしまう。著者・辰野さんの心温まる筆運びにとても癒された。

5.25

卒業して2年目の学生が2人やって来た。一人は大学編入している学生。彼女曰く「私も就職活動し始めたのですが、なかなかうまくいかず、ちょっと落ち込みぎみです。大学でも求人はきているのですが、短大のほうでもいいところがあればと思ってと来てみました。」もう一人はホテルの専門学校へ進学し、「現在品川(東京)高輪プリンスホテルにて実習でベルガールをやっていて、できたら静岡に帰ってきて就職をしたい」 それぞれみんな、自分の足で探して、就職活動に取り組む姿勢は立派ですね!! みんなに幸あれ!!

5.21

文部科学省奨励研究(A)が認可された。2年間に渡る個人研究として認められた。今まで自分が研究してきた方向が間違っていなかったことが証明されたようで、正直ホッとした。いままで応募すること4度、「石の上にも四年(余念)」とはよく言ったもので、かくも長い時間だとつくづく感じている。2003年には報告書を提出することになるが、、、どうなることやら?!

4.23

卒業して2年目の学生が訪ねてきた。彼女曰く「仕事を始めて半年ごろに、もうやめようというくらい職場の人間関係に苦しんだ。それから今度は職場環境が悪く、やめたい」とこぼしていた。「残業手当てがつかないこと・職場が同族経営のひどさ・昼休みが実質20分しかとれないこと」また同級生たちの近況では、この一年で結婚して出産した人が3人、○○さんは転職したこと、○○さんは楽しくやっていること、○○さんは携帯電話のCMにでていること、、、、、。

 語り尽くせぬ様々な話題をふりまいていった。最後に「ここに来てやっぱりよかった!」という言葉を残して帰っていった。             僕らよりも「たくましく社会人」やっているんだと思った。大分世間の荒波にもまれて「成長したね!!」 『さぁ お互いがんばろうね!!』

4.20

あっという間に桜が咲き、散っていった。うつろいやすい「散り際の美学」のようなものを改めて強く感じた。先週には竜爪山を登り「山桜がこれほど見事なんだと」圧倒された。山に登っている途中に「静岡の安倍川流域の山から見る富士山の形は日本でも一番だよ!!」とおじさんに教えられ、素直に納得した。同じ富士山を見ても、心休まるときもあれば、かなわぬ願いを託すこともある。姿を見せる日よりも、見えないときのほうが多い富士山、そこに存在することの重みをを感じる。

4.1

桜マラソン完走! 10キロの部に出場した。快晴の下、桜吹雪、満開の菜の花のなか遠くに白い富士を眺め快走!昨日までの体調不良を乗り越えてガンガン走る。5キロの折り返しまでが登り坂、途中タレントの方たちもカメラを持って待っていた、目的はランナーで出場の間寛平さんを撮ろうとしているようだった。さすがに彼は存在感も抜群で「みんながんばるぞ!」「オオッ!」とスタート直前には参加者で雄たけびをあげながら、すっかりお祭りムード!。なんだか10キロのマラソンがすっかり祝祭化していく不思議な感覚にウキウキしてしまった。

52分かかってゴール。左足のお皿のあたりに激痛があるが、まぁなんとかなるだろう!! 大会中は2度も給水を受け、気分はすっかりランナーであった。

3,28

研究室の引越しをした。 部屋から部屋の移動に結局丸2日かかった。「この際だから」ということで古い本をバサバサと処分した。 ダンボールの中からは 様々な自分の数年前がよみがえったきた。「ああこのレポートは学生のときに外人の先生に提出したもの」  内容はというとお粗末なもので”You should organaize what you really want to say ”"You need to learn Basic grammar"などボロボロに赤ペンが入っている。

 いま読み返してみると、恥ずかしさが第一にくる。さらにダンボールからは学生時代に修士論文を書くための資料がどさっと表れた。こんなにたくさん日本のみならず海外までに手を伸ばしていたんだと改めて思った。 そうこうしているうちに「大して進歩してないよ〜」と思えると同時に  「さぁ がんばらねば!!」とも思えてきた!

引越しは 今までの自分を捨て、新たな自分を作り出すために「変われる自分」つくりのチャンスなのかも!!

3,23

『チーズはどこへ消えた?』 スペンサージョンソン著

という翻訳本がベストセラーになっている。全米でベストセラーという触れ込み。百ページに満たずの本。

小人と ネズミの寓話ときいたらファンタジーの本と思うかもしれない。『チーズ・・・』は、閉鎖空間の迷路に住む二人の小人と二匹のネズミが主役で彼らの最大の関心事はチーズ、つまり「食べること」なのだ。チーズを求め迷路を探し走り回る彼らは山のようなチーズに出会い幸福感にひたる。食うに困らない。ところが、ある日チーズが忽然と消える。不条理に怒る小人、すぐ迷路に戻り次のチーズを探すネズミ。メッセージは「素早く変われ」だ。この本が売れる背景にはグローバル化や情報化がもたらす経済の大変革がある。 生活の糧をえてきた職が前触れもなく消えるかもしれない。着実に利益をあげてきたものがある日時代遅れになる。「ドッグイヤー」「マウスイヤー」といわれる急激な「変化」に対応できない者が、変化を先取りする者にチーズを奪われる、弱肉強食ならぬ「遅肉速食」の現実である。大きな変化が進行中の今日、チーズの寓話は、悲劇を避けるには変化に適応できるよう自らが変わるしかないと示唆しているのかもしれない。  そういえばTOYOTAのカローラのCMは「カローラが変われる時代  あなたもかわらなきゃ!」。 このメッセージもベストセラーとよく似ているように思えてしまう。