インストールでトラブったら…   (last update 2003/10/24)

 

 

 

インストール中にurlmon.dllが使用中で更新できないとのエラーメッセージが出る

 

 恐らくシステムがurlmon.dllを使用中のため.

その際には”無視”して(urlmon.dllを更新しないで)先に進んでください。システムが既に持っているurlmon.dllでも多分うまく動くと思います。

 

   

インストールして起動すると

 「実行時エラー’76’: パスが見つかりません」

と出て終了してしまいます。

 

 

ファイルの出力先のディレクトリが存在しないのではないでしょうか。配布時のiniファイルでは出力先としてC:\temp\newsを指定していますが(変更は可能)このディレクトリの存在を確認してください。

v.0.7以降は出力先が存在しない場合には勝手に作成するように変更しました。

 

  

 

インストール時にError」として Path or File Not Found」と出ます。
OK」しか選択肢が無いので「OK」を押すと次に Setup Massage」として
Cannot find the source File 'D:\News0680\\@packNews.ini'to install」と出ます。

 

Window2000,XP等でこのエラーが出ることがあります。
ログインしている管理者IDに全角文字が入っているとこのような現象が起きるようです。(ディフォルトのテンポラリパスが日本語になり、セットアッププログラムが認識できなくなるため)
対応策としては

1.
管理者ユーザID を半角英数字にする
2. TMP
環境変数で半角英数字のフォルダを指定する
3. setup1.exe
を日本語フォルダ対応版にコンパイルし直す

とのことらしいのですが、12が一番手っ取り早いですかね。

  

 

セットアップを起動すると、以下のダイアログが表示されます。

Setup cannot continue because some system files are out of date on your
system. Click OK if you would like to update these files for you now. You
will need to restart Windows before you can run setup again. Click cancel to exit
setup without updating system files.

キャンセルをクリックすると、そのままセットアップせずに終了

OKをクリックすると、OSが再起動します。しかしシステムファイルが更新されておらず、このエラーを延々繰り返す。

 

これは使用中のシステムファイルを書き換える際の障害(仕様?)のようでMSKnowledge Base191096にも報告があります。

対応策としては:
環境変数TMPTEMPで指定されるパスを有効にする。C:ドライブに置いておく。autoexecなどでテンポラリーファイルを削除しない。

また他ではVB6STKIT.DLLが複数存在すると書き換えに失敗するとの報告もあります。c:\winnt\system32(標準のWin2000の場合)以外のdirectoryにあるVB6STKIT.DLLを削除しておくと良いとのことです。

私も別件で同じエラーに遭遇しましたがどちらもうまくいかず、手動でcabファイルからシステムファイルを取り出してsystem32 directoryにコピー(書き換え)しておいてからインストーラを起動すると何とかインストールできました。

また別の方法としてシステムファイルの更新をしないようにする手もあります。

setup.lstに記述してある[Bootstrap Files]配下にある行で使用するdllファイルの存在チェック、タイムスタンプの確認をしてので、日付と、ファイルサイズの部分を、カンマに置き換えたらうまくインストールできました。

具体的には以下のような感じで。
[Bootstrap Files]
File1=@VB6STKIT.DLL,$(WinSysPathSysFile),,,,,,,6.0.81.41

 

2003/10/24追記

それでもだめな場合は[Bootstrap Files]のセクションにある記述を全部削除、システムファイルをチェックしないようにすればインストールが可能になります。

 

 

備忘録

Active Syncのファイル同期で同期先(PC側)のフォルダを変更するには:

PCのRegEditでHKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows CE Service\Partner\47f92a67\SynchronizationのBriefcasePathを変更。設定するパスの最後は必ず¥が必要 DeviceSyncFolderはPPC側から読み取り書き込むだけの模様。

PPC側の同期先フォルダを変更するには

PPCのRegeditでHKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows CE Serviceの FileSyncPathを変更。