2.最初の起動 初期設定
* ここでの説明はv.0.7.56、v.0.7.56Jを元にしています。キャプチャ画面は左がv.0.7.56、右がv.0.7.56Jです。説明文はv.0.7.56に基づいています。v.0.7.56 Jとの対応は両画面を見比べてください。
すぐに使いたい人向け
1. 初期設定
一番最初に使う方は、まず最初に同梱のpackNews_ini.zipをどこかに展開しておいてください。
プログラムを起動すると、次のように初期設定がされていない旨通知し、Config画面が開きます。
次のようなConfig画面が開きます。画面左下のImportボタンを押してサイトの設定をファイルから読み込みます。サイトの設定ファイルはpackNews_ini.zipに含まれています。ファイル名と対応しているサイトの詳細はこちら
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Importボタンを押すとファイルダイアログボックスが開きますから、読み込みたいファイル(packNews_ini.zipから展開したファイル)を指定してください。ファイルはおおよそ新聞社やジャンル毎に分けてファイルに入れてあります。
ファイルを読み込むと次のようにサイト名が表示されます。
Config画面
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DataPath欄にデータ(htmlファイル)を出力するパスを設定します。初期設定ではC:\temp\newsになっています。 もし英語版ポケピをお使いであれば Enable ”Fit to Screen”をオンにします。
必要ないサイトを削除するにはまずDetailボタンを押してConfig Detail画面を開き、その左下のDeleteボタンを押して削除します。
サイト名はファイルの最初にタイトルとして出力されます。気に入らなければ変更してください。
ファイル名も変更可能です。
1画面には10サイトが表示されています。10以上サイトが定義してある場合には画面の左下の<,>ボタンで表示を切り替えてください。
最後に一番上のAuto Startをチェックします。これをチェックすると次回以降プログラムを起動すると勝手にダウンロードを始めて作業が終わると勝手に終了します。OKボタンを押して今までの変更を保存します。
ここでStartボタンを押すとダウンロードが始まります。以降はオートスタートをオンにした場合の通常の手順です。
2. 通常のダウンロード (2回目以降)
インターネットへの接続は予め各自適当にやってください。
packNewsを起動します。
画面が開き、iniファイルの内容にしたがってDLをはじめます。画面にはサイト名、インデックスのURL、ダウンロード中のURLと出力ファイル名が表示されます。
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エラーが出ると別の画面が開いて、エラーメッセージがリスト表示されます。エラーが出てもそいつは飛ばしてさきさき進みます。エラーは出力先のディレクトリ(iniファイルで設定)のpackNews.logというファイルにも出力されます。
DLが済んだら勝手に画面が閉じます。すんだら出力先ディレクトリ(初期状態ではC:\temp\news)にあるファイルを適当な方法でポケピに転送します。ポケピでファイルをタップするとIEが起動してニュースを表示します。
途中でダウンロードを止めたくなったら画面下の”Stop”ボタンを押してください。処理を中断します。
3. その他使い方いろいろ
画面に”About”というボタンをつけました。バージョン確認のためです。
オートスタートをオンにしていない場合は画面のStartを押してダウンロードを開始してください。終わっても画面は勝手には閉じないので閉じて終了してください。ダウンロードが終了すると、”終了しました”とメッセージが表示されます。
Auto Start時設定を変更するには、まずStopボタンでダウンロードを中断し、Configボタンで設定画面を開きます。設定画面はCloseボタンで変更を保存せず終了、OKボタンで変更を保存して終了します。
もっと自分好みに設定したい人向け
1. 設定の詳細
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AutoStart:これをチェックすると次回以降、packNewsを起動すると自動でダウンロードが始まり終わると勝手にプログラムを終了します。
DataPath:作成したファイルを出力するパスです。なければプログラム側で勝手に作ります。なおエラーログ(packNews.log)とテンポラリファイルもここに作ります。
Enable fit to Screen: 非日本語IEでFit to screenが動作するよう、一定間隔でスペースを挿入します。
# of letters in a line: 挿入するスペースの間隔
Sort by daily directories: onにするとDataPathの下に日付ディレクトリを作りそこにファイルを出力します。
Make "Contents" file as index.html : これをチェックするとその日に出力したファイルにリンクを貼った”目次”ページを作ります。ファイル名はindex.html. このファイルにブックマークを貼っておくとブラウザからの閲覧が簡単になります。
Sort by daily directoriesがonの場合,日付ディレクトリにindex.htmlを作るほかにひとつ上(DataPath)にもindex.htmlを作ります。ここには日付ディレクトリのindex.htmlにリンクが貼ってあります。DataPathのindex.htmlにブックマークを貼っておけば日付→ファイル(ジャンル)の順にリンクをたどって閲覧が出来ます。ただしDataPathのindex.htmlは単純に作業した日の日付を追記していきますので、過去のデータを削除した場合は手動で削除した日付へのリンクを削除してください。当然ながら過去データも手動で削除してください。
# of topics to be downloaded:ここに数値を入れると、各サイトの最新から入力記事数だけの記事をダウンロードします。何も入力しなければすべての記事をダウンロードします。
サイト名の前のチェックボックスをチェックするとそのサイトをダウンロードします。ダウンロードしないサイトのチェックははずしてください。
サイト名は変更可能です。
出力ファイル名も変更可能です。
Detailボタンを押すと、そのサイトについての詳細の定義が変更できます。
1画面には10サイトしか表示されません。 <>ボタンで表示サイトを切り替えることが出来ます。
Closeボタンで変更を保存せずに終了、OKボタンで保存後終了
2. 詳細設定の詳細
同梱されているiniファイルに設定されているサイトは、大体最適化されている(はず)ですからあまりいじる必要はないと思います.
詳細設定画面
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最初の行がサイト名(ファイルの最初に出力されます)
Output File Name: 出力ファイル名
Index Address: 最初に記事のアドレスを読みに行くアドレスです。
Host Address Header: indexページでは相対アドレスで記事ページを参照していることが多いのですが、その場合に省略されているホスト(ドメイン)部分をここに入れておきます。
# of topics to be download: ダウンロードする記事数。ここに数字を入れておくとそれ以上あっても指定した記事数以上ダウンロードしません。Configurationページでも同様に設定できますが、こちらはサイトごとに設定できます。両方設定してあると小さいほうの数字の設定が有効になります。
以降の3組はアドレスや記事を切り出すための文字列です。2つの文字列の間にあるのが必要なアドレスや記事だと判断します。htmlファイルのソースを読んでうまく設定してください。
Filter Strings for index: インデックスページで記事ページアドレスを切り出すためのフィルタ
Filter Strings for headline:記事ページで見出しを切り出すためのフィルタ
Filter Strings for text: 記事ページで本文を切り出すためのフィルタ
* Filter Strings for indexを空白にするとIndex Addressで指定したページの内容だけを出力します。(1ページのみのDL)
記事ページに対する詳細の設定です。
Remove all tags: これをオンにすると記事中のすべてのタグを除去します。テキストのみの出力になります。
Table tags
Keep whole tables:これをオンにすると記事中のテーブルタグをすべて残します。記事中に表がある場合にはオンにしておくと表が読めます。
Remove Table tags: これをオンにすると記事中のテーブルタグのみを取り除き、タグの間の内容は残します。テーブルタグを使って整形しているページの場合に使います。記事中のイメージは大抵テーブルタグで整形されているのでイメージを残すときはこれを指定するとうまくいくことが多いです。
Remove whole tables:これをオンにするとテーブルをすべて除去します。テーブルタグとその間にある内容も除去します。
Keep Pix: これをオンにすると記事中のイメージ(写真など)を残します。
Delete:このボタンを押すとこのサイトの設定すべてを削除します。
Closeボタンで変更を保存せずに終了、OKボタンで保存後終了
3. 使い方のヒント
HTMLはブラウザが重い、テキストビュワーでさくさく読みたい方は、Config Detail画面でRemove all tagsをチェックしてください。タグをすべて取り除いた上、改行(<BR>、<P>タグ)は改行(CRLF)に置き換えて出力します。
インデックスページの見出し(ヘッドライン)だけ読みたい方は、Config Detail画面で、Filter Strings for indexをFilter Strings for textに移して、Filter Strings for headlineとFilter Strings for textを空にしてください。(やったことないけどたぶんこれで見出しだけの出力ができると思います…)