- 町 -
魔法の道具屋の女主人: ようこそザムハンの地へ アッシュ様 きっとあなたのような方がいらしてくださると 信じておりましたわ 長老にはもうお会いになりましたか? あの方は誰よりも あなたの訪れを待ってました どうか 一度おたずねになってくださいませ
長老: お待ちしておりましたぞ アッシュ殿 どうも解せぬといったご様子 ごもっとも さて 丘の上にそびえる城をご覧になりましたかな あれこそザムハンの王の居城 アーケディア城 あの城が…いや あの内にあるものが あなたのような方をこの地へ呼び寄せるのですじゃ 町の門は城へ通じ 招かれた者を送り出す門 長きに渡る沈黙を破り 開いてさしあげましょう ことの次第を ご自分でごらんくだされ 年寄りのわがままとお思いでしょうが あなた様のご無事な様を 拝見したい 町にお戻りの際は この家にお寄りくだされ 森の中にはあやしげな生物が 数多くおります 人をおそう ウーティスという怪物もおるそうな 充分に気をつけられよ
- 森 -
白い蝶 森の中から突然 白い蝶が現れた 蝶は アッシュの前で何度か旋回した後 北へ北へと まいあがっていった
アッシュ: まるであの蝶は 俺を誘っているようだな
-城門付近-
アッシュ: 妙だな 急に体が重くなったような感じがするぜ
呪符 扉には 一枚の札が張られていた
アッシュ: 誰が 何のためにこんなものを?
扉にアッシュの手が触れた瞬間 呪符がかがやいた アッシュは自分の体が宙に浮き そして はげしく投げ出されたのを感じた
アッシュ: 鍵がかかっているようには見えない だが この札は 何だろうな
アーチにもたれるようにして 男が立っている
ランディ: さっきのはお粗末だったな 剣士 魔法の力の前には なすすべもないということか あんたも ここを目指しているらしいな この城 俺の魔道の追及の場には もってこいだ あんたも悪くはない ここの客となる素質は充分だ だが俺の魔道の助けがあれば 旅路は楽になるぜ
アッシュ: 俺の名は アッシュだ お前の魔法など あてにはしてない せいぜい 俺の荷物になるようなまねはするな
ランディ: 最高に冗談のきつい奴だな あんたも まあ
いずれ 俺の力を恐れる日がくるだろうよ 俺はランディ 魔道士ランディ様よ で
どこへいくんだ?アッシュさんよ 俺としては あのくそいまいましい呪符を 取り除く護符を さがしにいきたいんだがね
ランディが仲間に加わった
ランディ: よくある 封印の札だな こいつがある限り この扉は開かねえぜ はずす方法は あると思うんだがな
- 森 -
白い蝶 先ほどの蝶が アッシュの前に現れた 蝶は 東の方角へと 消えて行った
ランディ: あの蝶 俺たちを呼んでいるみたいだぜ 美人のおさそいだ いってみないか?
白い蝶 白い蝶が 再びアッシュの視界に現れた 蝶は脇道を折れ 飛びさっていった
草のしげみから 何かもの音がした だが 何の姿も見えない
アッシュ: なんだか 生ぐさい匂いがするな
白い蝶 アッシュは 白い蝶の姿を認めた 蝶は 脇道へと 吸い込まれるように消えた
木のしげみの中からウーティスがあらわれた ウーティスは アッシュにおそいかかってきた
戦闘 ウーティス×6
ランディ: アッシュ見てみろよ こいつらの出てきた所を 先にけもの道が続いてるぜ
- 沼 -
沼の水はひどくにごり 腐臭をはなっている にわかに沼の水面が泡立ち 沼の中から 一匹のウーティスが顔をだした
グリム: わが名はグリム 一族の者が失礼をした 我らはある剣を求めておる それであのように 分別なく剣を持つ者におそいかかる者もおる
ランディ: 詫びがわりに 教えてもらいたいね 城の扉にかけられた 古い呪符のことだがな
グリム: おぬし あの城に行ったのか? あの城は人知を超えた 恐るべき地 かかわれば もはや後戻りはできまい それでもなお 城へ行ってみようと思うなら 山の中腹にある 廃きょへと行ってみるがよい かつて 大地母神ニーラをまつった神殿じゃ あの札をほどこしたのは あの神殿の神官 ならばそれをはずす手立ても あの神殿をおいて 他にはあるまい
ランディ: もうひとつききたい
ここには何か魔力を感じる お前・・・本当は何者だ?
グリム: 何を申される 若き魔道士よ わしはただの けがらわしい生き物にすぎぬ さて 貴重な情報を与えてやった礼を ひとつだけ 求めさせてはくれぬかな? おぬしらが あの城の封印をといたあかつきには ひとこと 声をかけてほしいのじゃ 我らの求めるものもまた 動きだすやもしれぬ
グリムはそういうと再び沼の中へ消えて行った
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