1968年10月、485系電車により上野〜会津若松間に運転を開始した。なお会津への特急列車は、1965年10月に上野〜山形間の気動車特急「やまばと」の付属編成として、会津若松行きが運転されたのが最初である。以後、1993年12月まで25年間もの間、同じ区間・ほぼ同じ時間帯で、本数も1往復で変わらないまま運転を続けた。 しかしながら、東京〜会津地方の移動は郡山まで新幹線を利用するルートが主流となっており、1993年12月より、上野直通を廃止して郡山〜会津若松間の新幹線連絡特急となって、485系を改造した専用のグレードアップ編成に置き換わった。車両は1編成しかないため、検査時などは455系電車による代走で、快速として運転されることもある。 郡山を出て市街地を抜けると、25‰の急勾配区間も多い山道をぐんぐん上り、中山峠へ。その後会津盆地へ下る道程は、磐梯山が美しく見え、Ω型に迂回して下っていく区間もある。会津若松からは、平坦な会津盆地の水田地帯を快走し、喜多方に到着する。 BACK |