1968年10月から、キハ82系気動車により、名古屋〜富山〜金沢間で運転を開始した。その後急行の格上げなどにより増発がなされたが、山間部の急勾配、急カーブにより、性能の低いキハ82系による特急「ひだ」は非常に足の遅い特急であった。 1989年より、出力を大幅にアップした新型のキハ85系が登場、1990年より全列車を置き換えた。高性能と、線路改良により、名古屋〜高山間は20分ほど短縮して2時間10分台で結ばれた。このとき急行の格上げにより増発もなされ、1〜2時間ごとに運転するダイヤとなる。 その後1999年12月には、大阪〜飛騨古川間の急行「たかやま」を格上げし、大阪に乗り入れる「ひだ」が登場した。なお新名古屋〜高山間には、名鉄からの直通特急「北アルプス」が1976年より運転されていたが、2001年に廃止となっている。 BACK |