「北越」 485系  金沢〜新潟


 1970年2月、大阪〜新潟間を結ぶ485系電車による特急として運転を開始した。1978年10月の改正では、大阪〜新潟間の特急は「雷鳥」に編入され、「北越」は金沢〜新潟間に限定された。1982年11月、上越新幹線の開業に伴い、「北越」は長岡経由で関東と北陸を結ぶ列車としての使命を持つようになり、東京から富山、金沢までは東海道新幹線・米原経由よりも優位に立つ。それまでの上野〜金沢間の特急「はくたか」「白山」を編入して、長岡〜金沢間の速達特急「かがやき」もあわせ、本数が増加していく。

 1997年3月、北越急行ほくほく線の開業により、関東〜北陸間の連絡は越後湯沢経由の「はくたか」を主とするようになった。「北越」の東京連絡の役割は軽くなり、金沢〜新潟間のややローカル色の濃い特急として、地道に走り続けている。


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