1988年3月、甲府止まりの特急「あずさ」を改称し、「かいじ」とした。もともとは、新宿〜甲府間の急行に用いられていた愛称である。1988年3月のダイヤ改正では、中央本線の特急の乗客が並行する高速道路のバスに奪われている状況にあって、特急のスピードアップ、グレードアップ車両の導入、増発による30分毎の運転、割引きっぷの導入など数々の積極的な対策がなされ、「かいじ」の新設もその一環であった。 以後、停車駅も「あずさ」より若干多いダイヤで、「あずさ」を補助する特急として定着する。2001年12月には、朝夕の列車1往復を竜王まで延長し、駅前の駐車場によるパーク&ライドの利便性を向上した。 BACK |