「九州横断特急」 キハ185系  人吉〜熊本〜大分〜別府


 2004年3月、九州新幹線の部分開業に伴い、阿蘇や別府への観光アクセスを向上させることなどを目的にして、 これまでの特急「ゆふ」(熊本〜大分)と、急行「くまがわ」(熊本〜人吉)を統合して、運転を開始した。 新幹線ができたため、大分〜鹿児島間が日豊線経由より速くなったことも、このような系統の特急が生まれた 背景として考えられる。

 JR四国より1992年から購入されたキハ185系の2両または3両編成を使用しており、全国の特急としてははじめて ワンマン運転を行う。

 阿蘇山の広大なカルデラ内を走り、雄大な山容を車窓から楽しむことができる。また熊本から阿蘇山麓に至るまでは、最急33‰の勾配がある険路であり、途中の立野駅では急勾配に対応したスイッチバックが設けられている。


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