「しらさぎ」 485系  名古屋〜富山・金沢・和倉温泉






 1964年12月、481系電車により、「雷鳥」と同時に名古屋〜富山間で運転を開始した。名古屋と北陸を結ぶとともに、東海道新幹線に接続して東京と北陸を結ぶ役割も担い、増発を重ねる。JR化後、北陸本線への新車やグレードアップ車両の投入や停車駅の少ない速達特急の設定などのサービス改善は、看板の「雷鳥」系統に集中する。「しらさぎ」は車齢の高い485系車両が使用され、変化の少ない姿で走り続け ていた。

 2003年には683系が「しらさぎ」に投入され、10月までに全車両が新型となって、これに伴い数分のスピードアップが実現した。また2003年10月の改正では、それまで米原始発の特急列車を「加越」と名乗っていたのを、すべて「しらさぎ」に一本化するという変更があった。


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