Tran-DS
The Side Story of Tolled Armor Tran-D
Chapter 1: Awakening
Epilogue

『こんにちは、おひさしぶりね』

『お嬢様はお元気?彼女が地球を立つ前に合ったわ、貴方の役に立てるかもしれないっていって張り切っていたわよ。まったく、変わってないみたいね貴方は』

『そちらのプロジェクトの進行はどうかしら?とりあえずうわさではうまくいってるみたい』

『さて、前書きはこれぐらいにして本題に入るわ』

『これを貴方が受け取るころには私はこの世にいないと思う』

『でも、ちゃんと置き土産をおいたから・・・』

『困った者よね、貴方に「すてられて」もまだ貴方のことを愛して、つくそうとしてるんですもの、そう貴方が他の人と一緒になっても子供を作っても、だってそれが貴方の幸せですものね。使えるひとを使って状況を出来るだけ利用する・・・』

『でも、そんな貴方を好きだった私にも問題があるかも・・・』

『あ、ごめんなさい、違う話をしてしまったわ』

『Tran-Dの次世代機の資料になる物をそっちにむかわせるわ、でもねただではわたさないわよ』

『このメールに付けておいた文章に詳しい事を書いておいたからあとで読んでね。パスコードがついてるわ、番号は貴方が一番わかっているはずよ』

『あ、そろそろお別れの時間みたい。もう少し話したい事があったんだけど。あなたのもう一人の「娘」について・・・でももう無理みたい』

『じゃ、これで本当にお別れね、いつかまた貴方の心を奪おうと思っていたけど。では先にいくわ』

『愛しの貴方へ』

『貴方の心の妻、フェリス・フェアランスより』


あとがき
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