Day12.Sep13

今日は見事に晴れ渡ってスカイダイビングをするには絶好の日和。午前中は全員でHoover Damへ見学に行った。その後で、スカイダイビング挑戦組とそうでない人たちとで別れて、私たち挑戦しない組は湖に行った。私も最後の最後までやろうかやるまいか迷ったけれど、結局やめてしまった。帰ってきた人たちに話を聞くと、みんなしきりと良かった良かったと言っていたので、私もやれば良かったと後悔した。いつか機会があったら是非挑戦してみたいと思う。

一方私たちは湖に行って、ジリジリと照り付ける暑さの中、湖で泳いだりビーチで昼寝をしたりしていた。私はあまりの気持ち良さに延々1時間半の間、沖まで行ったり、また戻ってきたりしながら泳ぎ続けた。途中で元気満々の40歳のイギリス人Johnに沖で会うと「さっき目の前を魚がジャンプしたよ!ユミコもあっちの方泳いでごらん!」というので、魚を探して泳いでみたが結局私の前には姿を現さず残念だった。湖の水は澄んでいて太陽の光が水の中でも輝いていて、波もなく穏やかで、いくらでも泳げてしまうほど最高に気持ち良かった。

その晩は、夕食後にTreasure Irelandのショーを観に行った。歩道に人が溢れかえっていて、ちびっこの私はよく見えなかったけれど、炎は上がるし迫力満天だった。 この頃になると、今まで私にとっては騒音にしか聞こえず、私を孤独感に追いやるばかりの不愉快なドイツ語の音にも慣れてきて、少しずつ言葉も覚えられるようになってきた。そもそも、Heikoがドイツ語ができるばかりに、私のバンの中では、ドイツ人のみんなはHeikoにドイツ語で話し掛けて、Heikoは英語で答えるといったかんじで、ドイツ語ばかりが飛び交う「アメリカの中のドイツ」だった。英語で話されてわからないなら反省すれば済むけれど、ドイツ語は反則でしょ〜と毎日とんでもなく悔しい思いをして過ごしているので、とにかく自分もドイツ語を話せるようになりたいという思いが強くなってきたのだ。そんなわけで、ショーを観に行った時も、忘れ物をとりに戻っていたAgnesに「アニエス!ずっと待ってたんだよー!」とHolgerから教えてもらったドイツ語で流暢ぶって言うと、Agnesが目を丸くして驚いてくれたのでたまらなく嬉しかった。ドイツ語を話されるのは悔しいけれど、何だかんだ言って、私が一番仲良くしていた人たちはドイツ人のみんなで、彼等は本当に楽しくて魅力的な友達ばかりだった。

それからスロットマシンとカクテルを楽しんで、Las Vegas最後の晩の締めくくりは、NYNYの中のPiano Bar!仲良しのドイツ人のみんなと行ったのだけれれど、ここが最高に素敵なお店だった。お客のリクエストに答えて2台のピアノが弾き語りで連弾してくれて、お客も一緒になって歌ったり踊ったりできる本当に楽しい所だった。結局ホテルに帰ったのは3時過ぎ。本当にこの街はイカレてるよと呆れながらも、何だかんだと思う存分楽しんだ。


Itinerary