Day3.Sep4

天気はやや曇っていて涼しかった。午前中はSea Worldへ行った。意外にも面白くて、Sham ShowやDolphin Showなどとてもエキサイティングで楽しむことができた。2時までそこで楽しんでから、ビーチに行った。私は仲間4人でインラインスケートに初挑戦。4人中3人が初心者だったので、レンタルしてからビーチ沿いの道に出るまでが四苦八苦で、その間抜けな様子といったらひどいものでお互い笑いが止まらないし、道行く人たちにも笑われていた。その様子を見るに見かねて、どこからともなく素敵な赤シャツのおじちゃんが現れて、「足はこう、手はこう、はい、ゆっくり1,2,1,2…」と手取り足取り指導してビーチまで連れていってくれた。おかげですっかり私はコツをつかんで、それから1時間思う存分楽しんだ。それにしてもHenningは相当の運動オンチらしく、最後までへっぴりごしで、しかも右足だけで滑っていて、それが他の3人にとってはたまらなくおかしく大騒ぎしながら走っていた。その後は、高所恐怖症のThorstonに荷物番をしてもらって、私たちはroller coasterに乗ったり、他の皆も海に入ったりビーチでのんびりしたりと思い思いに過ごした。

キャンプサイトに戻ると、今日は私たちは"Vacation"(当番なし)なので、たまっていた洗濯物をコインランドリーに持って行ったりとのんびり過ごすことができた。オランダ人のAgnesも今まで彼とばかり一緒にいたのだけれど、「やっと皆と打ちとけられるようになって楽しくなってきたわ!」とはしゃいでいた。彼女の英語はオランダ訛りが強いけれど、英語はほぼ完璧に聞き取るし、彼女なりの言葉でどんどん積極的に話す。時々"I have to TEATH my BRUSH!" とかおかしな事言って、すかさずダジャレ小僧のThorstonとかに "Hey, you also have to FACE your WASH !" とつっこみを入れられるけれど、彼女は笑ってケリ返して「うるさい!私流の英語なのよ!」と反撃する明るい人で、皆から愛されるお姉様だった。とにかくドイツにしてもオランダにしても彼等の英語力は本当にすごい。会話は完璧に理解するし、発音はどうであれ、気のきいたジョークもこなしながら話すことができる。それに比べると日本の英語教育って一体何だったのだろう…と非常に疑問に思った。

夜はLabor's Dayのお祭で花火も上がる中、キャンプサイトではダンスパーティーが盛大に行われた。もちろん私たちも飲んで踊って思う存分楽しんだ。テントの所に戻ってからも、みんなでテーブルを囲んでおしゃべりを楽しんだ。ドイツ語を教えてもらったり、日本語や日本の歌を教えたりして大いに盛り上がった。ただ、彼等の中で日本への誤解が数々あって、(それがどうやら変な時代劇のパロディーのせいらしいのだが)その話やものまねを聞いて私は大笑いしたが、"日本を正しく理解してもらわなければ!"と急に愛国心が目覚めて、それ以降日本についてかなり一生懸命語るようになった。私としては、この旅を通して、世界中から集まったみんなが少しでも日本という国や日本人のことをよく理解して、好感を持ってくれれば嬉しいと心から思った。



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