人斬り

    「お前の剣には心がない
      心の無い剣はすなわち修羅の剣
       強いが……それだけだ」


能力値 <体力>6 活力:12 
<敏捷>霊力:22
<知覚>
<知力>業:51/108
<心力>宿業:50/70
<共感>


軽傷:□□□□□□
重傷:□□□
致命:□□
死亡:


技能 意思力中級
格闘戦闘初級
事情通中級
白兵戦闘上級
【中級の技能1つ】(専門・一般問わず)
【初級の技能3つ】(専門・一般問わず)


武器 武器名 武器修正 射率 射程 装填数
打刀
+3


所持品 着流し 期限切れの通行手形 中身の入っていない酒瓶


背景
刀を握る前のことは覚えていない。
生きてゆくために人を斬る、それが君という人間のすべてだった。
そのために体を鍛え、そのために技を磨き、君は今までを生き抜いて来た。
その生き方に疑問を抱いたことはなかった。老若男女、誰であろうと君の刃の前には平等だった。
今の君は一流の剣術家にさえ負けないほどの腕前を持っている。
人を斬ることにかけては誰にも負けない。
だが、前に仕事で一緒になった男の言った言葉を、君は忘れられずにいる。

「お前の剣には心がない。心の無い剣はすなわち修羅の剣。強いが……それだけだ」

剣を振るう上で、強いこと以外に何が必要だというのだ?
その時は鼻で笑ったものだったが、その言葉はなぜか今でも君に刻み込まれている。

因縁 
目的(上級)人を斬る
感情(中級)虚無感


解説
君は、人を殺して自らの糧を得る者だ。
それが、良くないことなのは、十分に承知している。
しかし、自分の生き方を否定する気もないし、
武家や一部のサムライ共のようにそれを肯定する気もなかった。
いまや、君は、気付かぬうちに魂の死に捕らわれようとしている。
生きるためだけに心を奪われた日々は去ろうとしているのだ。
君が生きていくには既に理由が必要となっているのだ。
それを見つけることはできるのだろうか?



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