《《《終了したイベントとその報告》》》

■10月月例ウォッチング「北港通りと安治川口ルネサンス」
 大阪観光の起爆剤となるか、ユニバーサルジャパンオオサカ。地元此花区は、大きく変貌しようとしています。かつて、大阪の重工業を担った地域が文化発信の最先端の地に変貌していく様子を見に行きます。北港通りを軸に此花区をウォッチング。桜島線に乗って、USJ建設地を横に見て、最後は、渡し船に乗って港区天保山へわたる予定です。

●集合:2000年10月21日(土)午後2時
    JR環状線「西九条」駅改札前(時間厳守・雨天決行)
●コース: 駅−1.四貫島商店街−2.伝法漁港−
          3.安治川口駅−(桜島線)−4.桜島駅−
          5.天保山渡し−6.天保山登山 
        ※オプション
         21日午前西梅田スカイシティ「西山夘三と住まい展」見学。
     (http://www3.ocn.ne.jp/~uzo/)
 




【報告】
(参加者の感想)
本日の此花区歩き予想以上に興奮しました。西九条から気になっていた新長屋、川
を渡って、商店街。鴉宮、伝法の鴻池本店、旧伝法村のたたずまい、新淀川、さらに
伝法漁港、春日出商店街、桜島線沿いの道路、このあたりから興奮、なんだか懐かし
い風景で・・・・・クライマックスは桜島駅を降りてからの待望の天保山への渡船!
なかなか実現できなかったコースを今回歩いて、此花区探訪が重ねられそうです。に
ぎやかになる前に実現しないと。(伊藤和雄会員)
伝法地区は、以前は車で行ったので、見逃していたものが多かったです。
 今は国道43号線によって分断されているので
わかりにくいのですが、旧鴻池邸の前の道が、西に続く古い道であることが歩いて納
得。鴻池邸の和館が、庭側から見ると、完全に「近代和風」にも関わらず、道から見
ると、重々しい古い表情をしているのも、この道の他の建物と同調しているのだと改
めて、納得。
 正蓮寺で、鴻池のお墓が並んでいるのですが、そのうちのひとつは、明らかに、デ
ザイナーが関与したお墓がありました。セセッション! と喜んだのは、最近「石碑
」に興味ある私でした。。。
 春日出の商店街を抜け、桜島線の安治川口駅まで。なんで春日出商店街のマークが
「鹿」なんでしょう?春日神社と関係あるの???
 約2年ぶりに乗った桜島線の変わりようには
とても びっくり。これが、あの桜島線?!
USJ、あ、ユーエスジェーか。。。 も、来年4月には開業。それ以降は車とか混
むでしょうし、この周辺もさらに変わるでしょうね。
 その前に、また天保山渡しに乗りたいものです。
 夜の中華もおいしかったですよ。大阪で古い中華料理のひとつだとか。(小林淳男
会員)
此花区は2〜30年前に仕事で随分通ったところですが、 春日出商店街、四貫島商
店街ともに元気なのを見て安心しました。珍しく大手スーパーが進出しなかつた地区
なので商店街が維持、発展できたのでしょう。
 淀川沿いの伝法町の天満-尼崎を結ぶ旧街道は私の知らない場所でした。ほとんど
戦災を受けた此花にあって、珍しく古い町並みが残った場所なので興味深くみました
。とくに鴻池本店とカバヤ製菓大阪工場は興味がもてました。
 また正蓮寺その他、お寺の多いのも今まで気付かなかったことです。(岡村昇二会
員)

【参加者】

 伊藤、岡村、円満字、柏原、小林、坂東、辻野、三原、森口、鷲原、山田
 合計11名



 
編集・発行:大阪都市文化研究会事務局