昭和9年に第一期工事が完成したJR奈良駅舎は、日本風の屋根を冠した駅舎 として有名です。奈良という場所に合わせて、このデザインが選ばれたわけです。こ の駅舎を作るにあたって、当時の奈良県社寺課技師や文部省法隆寺修理技師などが関 わるなどしています。 この駅舎が改築されるという話が巷に流れるようになってきました。 そこで、解体される前に、実際に見ることからはじめようと、見学会を実施す ることになりました。都文研会員が案内します。一般に呼びかけるオープンイベント です。お知り合いの方もお誘い合わせの上参加下さい。定員50名。 ●集合:2000年12月2日(土)午後2時 JR「奈良」駅(時間厳守) ●資料代300円(ペーパークラフト付き)【報告】
●天候にも恵まれ、盛会でした。円満字、小林、森口三氏による「熱き語り」に参加者 一同聞き入った1時間でした。その後、和風教会建築の聖公会奈良教会と、奈良町を ぶらぶらしました。ここはもう少し時間をかけて散策したい。日が落ちるとぐっと冷 え込み猿沢池にも冬の到来を実感。湯豆腐セットのありがたさよ。 【参加会員】円満字、柏原、小林、辻野、松原、森口、鷲原 計7名 【ビジター】 11名 (感想) ○奈良駅見学会では、終了後、駅長室にご挨拶という名目で中に入っていき、「いい 建物ですね。末永く使ってください」と私の使ったペーパークラフト(大)を寄贈し てきました。 建物の話+鉄道の話 というのはなかなか よい企画だったのでは、と思います。 当日参加のビジターの方が、喜んでくれていたので、ほっと一息。(小林淳男会員 )