オンラインで求人を探そう

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大手求人サイト

 ウェブの大手求人サイト――Monster.com (旧Monster Board)、CareerPathCareerBuilder NetworkHotJobs――のいくつかは、最初に訪問するサイトだということはわかっている。でも、そのほかにもExciteYahooAltaVistaLycos、それからHotBotなど、求人情報を提供しているところがある。また、『Monkey Worker』の読者の多くは(もしWebmonkeyのニュースレター「Jobs Collection」を購読していないようだったら、かならずすぐに購読しよう)、How NowThe Miningco.comをすすめている。

 このようなアクセス数の多い人気サイトに履歴書を送信する前に気をつけておきたいことが2つある。かならず、個人情報を秘密にしてくれるかということと、そのサイトが妥当な求人表をメールで送信してくれるかをチェックすることだ。最も優先したいのは、現在の雇い主と対立してバツの悪い思いをしないようにすることだ。次に優先するのが、仕事を効果的に探すことだろう。ナショナル・ジョブ・ボードが提供する求人票すべてをえり分けるときには、WantedJobsのようなソフトウェア・エージェントを使ってもいいだろう。

地方での求人

 私が3年前に首都ワシントンからサンフランシスコに引越すことを決めたときは、Usenetのニュースグループba.jobsでの求人表をあてにして、次にその地域住民のウェブ・サイトを検索して地域の雰囲を確認した。いまなら、たくさんの新聞社が検索できるようになっている。Yahoo!にいって、選択した地域をクリックしてから、メディアの一覧表のなかから新聞社を探せばいいだけだ。生活を楽にしてくれる新聞もある。たとえば、SFGate(このウェブ・サイトは『サンフランシスコ・クロニコル』紙と『サンフランシスコ・エグザミナー』紙が管理している)は、会員登録すれば、特定分野の記事を毎日メールで配信してくれる。地域のディレクトリから特定の新聞を検索するのに耐えられないようなひとなら、Newspapers Onlineにいって、オンライン新聞とその特定分野の記事をチェックしてもいいだろう。

 優秀な求人サイトを独自に所有している地域社会もある。特定の地域に関する仕事のリソースに関するつっこんだ研究を読みたいなら、Mattmargの『The Online Job Search』をチェックしよう。

 専門組合

 特定の組合に所属しているなら、仕事を探すのは簡単かもしれない。求職について、私が見たなかでは、Society for Technical Communicationの地域に言及した部分や、National Opportunity NOCS(非営利な組織の求人)、Space Jobs(宇宙に関する専門職が特徴)などが印象深かった。また、Career Central for MBAsは、履歴書を投稿したり、求人表を見るのにもかなり優秀なリソースといえる。

ウェブジンのリンク集

 あまり有名じゃないサイトよりも、職探しに最適なサイトがある。たとえば、『CIO Magazine』には、全米各地からの求人をまとめたページがある。情報産業にいきたいと思っているなら、このようなページが職探しにちょうどいいかもしれない。また、『The Web Developer's Virtual Library』も求人情報ページが充実している。一日中コードをバリバリ入力するのにまったく関心のないひとなら、野外と夏季の仕事の求人を掲載しているサイト『Cool Jobs』にいくといいだろう。求人表のある、もっと面白いサイトを探したいときは、馴染みの検索エンジンにいって、「求人情報」とか興味のある職種を反映しているキーワードを入力してみるといいだろう。

メーリング・リスト

 ウェブ開発の職種を探していて、電子メールのアカウントを持っているなら、次の方法がある。ウェブ・デベロッパーがたむろするメーリング・リストでは、条件のよい求人情報が投稿されることがよくある。また、このようなメーリング・リストはテクニカルなスキルをテーマにして集まっていることもあるし、地域的なウェブ・コミュニティを中心にしていることもある。このようなメーリング・リストなら仕事を得やすいだろう。メーリング・リストのコミュニティをチェックしたいときは、各メーリング・リストの索引もついて検索することもできる、Publicly Accessible Mailing Listsにいくといいだろう。

ニュースグループ

 ニュースグループはX指定のバイナリ・ファイルを投稿するだけの場所じゃない。地方のニュースグループで仕事を探すこともできる。あるいは、全米範囲の求人票めあてで、alt.jobs、alt.bestjobsusa.computer.jobs、comp.jobs、comp.jobs.computer、comp.jobs.contract、comp.jobs.offeredといったグループにいってもいいだろう。ニュースグループの本当の価値をもっと利用したいときは、Dejanewsを使って、ニュースグループ内にある求人票をキーワードで整理するといいだろう。


 ここで紹介したのは、数多く存在する、未紹介の求人サイトのうちのごくわずかでしかない。今回紹介したサイトは仕事を探すというテーマのフィルターを通したものだと考えて欲しい――仕事のチェックリストを一緒に使うと、求人の大海原から、より効果的に効率よく探すことができるはずだ。たしかに職探しは時間がかかることかもしれない。でも、それこそが、自分にぴったりの場所を探す努力に集中しているということを知る第一歩なのだ。

 一歩を踏み出して、仕事をゲットしよう!