まわくんの受賞作品

私が見事NY旅行を射止めた応募作品の内容をお見せしましょう。
言っとくけど、他の5人の受賞者に比べると、よくこれで・・・と思う内容だけれど、
真剣に書いた、私発展計画なのだ。
(この画面で見やすいように、多少形式を変えました。)


LUMINE「私発展計画コンテスト」応募作品
私・発展計画1995



今の私

広告代理店で営業担当。今までコーヒーメーカー、ゲームソフトメーカー、女性化粧品メーカー等の企業を担当。
入社3年目の今、楽しいし、やりがいもあるけれど、私にはある計画があります…。

それはコンピューター・グラフィック、
そして インターネットを学んでマスターすること

そして、その技術を生かして私の人生をこう変えたいのです。

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ステップ1:マッキントッシュで絵を描きたい!

 はたいた貯金でコンピューター本体も買った事だし、絶対にコンピューター・グラフィックをマスターしたい。
なかなか個人じゃ学ぶのに難しそうだから、スクールに本当は行きたいのだけれど…
仕事柄、定時には絶対終わらないし、だからといって事務職に転向したくはないし。悩むところではあります。

 本音はコンピューター・グラフィックの本場、アメリカに留学して本気で学びたい!
…んだけれど…今の仕事、苦労・ストレスはとっても多いとはいえ、やっと色々任されるようにもなって、やりがいもあるし、面白い。
 だから今は辞めて日本を飛び出すという事は考えられない。3年、5年先に実現する夢かもしれません。

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ステップ2:コンピューター・グラフィックのプロになりたい!

 そうしてコンピューター・グラフィックをマスターしたら、コンピューターを駆使するイラストレーターを目指したい!
単なるコンピューター・グラフィック・アーティストなら既にいっぱいいて、簡単には追いつけないだろうけれど、女性の感性、アート・シロウトならではの感性を生かす方法って必ずあるはず。
そして広告代理店での経験が生かせる方法も…。

 もともと絵を描くのは好きなのだから、「才能が…」などと言わず、あきらめず目指してみよう!
まずは来年の年賀状かな。

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ステップ3:インターネット作家になりたい!

 ステップ2をクリアーしなくても実現したいのがこれ。
世間はインターネット、インターネットと騒いではいるけれど、実際に有効活用している人って結構少ないと思う。

 私が憧れているのは、ノート型パソコン小脇に抱えて世界の各国を放浪し、その土地の風景、人の生きる姿、自分の体験をつづるエッセイスト。データはもちろん世界のどこからでもインターネットで出版社へ。(電話回線があれば…ね。)もしかしたら自分の「ホームページ」で定期連載!なんて事もできるかもしれない。

 もっとすすんで、自分がコンピューターで描いたグラフィックもインターネットで日本へ直送。今週はモンゴルの草原からレポート、来週はアラスカのオーロラを描くというカンジで世界を又にかけるインターネット作家、インターネット画家になれたらすごいなあと思う。まさに現代の吟遊詩人。
この夢が実現できたら、3年、5年は世界を放浪しちゃうかも。

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これからの私

 一度しかない人生だから、どんなに突拍子ない夢でもあきらめたくない。
本気で実現させたい。
今の仕事も好きだけど、もっともっと自分の可能性を発掘していきたい。
まずは身近にできるコンピューターの勉強から始めてみよう。
それが私の夢の第一歩です。

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あらためて読んでみた私の感想

 以上が私の応募作品です。実際は単にこの内容をワープロソフトでペラ紙3枚に打っただけですが。

 まあ何というか、あらためてこの文章を読んでみると、いかに何も知らないでバカな事を大まじめに書いていたか思い知らされ、笑えます。
しろうとならではの「知らないものの強さ」というのは恐ろしいですね。
後日、 選考関係者にうかがった話では、
「多くの応募者が、『NYに行ってあれをしたい、これをしたい』という作品が多かった中、6人の受賞者はあくまで自分をどう発展させるかということをうまく表現できていた。」
というのが受賞の理由だったそうです。

 私の場合、それに加え、今時流に乗ったトピック(コンピューター、インターネット等)で夢を語ったのが審査員の方達にウケたのかもしれません。
とはいえ、私はウケをとる為にこの内容を考えついたのではなく、あくまで本当にこれらの夢を実現させたいと思っているのです。もちろん今でも。

この後私がどう私発展計画実現へと行動したかは、これからお見せする私のNew York Reportで読んでね。



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