El Croquis 日本の建築学生に一番影響力があるのではないか。適当な手に入りにくさと、取り上げる建築家の適度なよりと紙面の洗練さが学生をくすぐっていると思う。かくいう私もJean NovelやH&deMというべたなところを押さえているから笑える。古い号になると紙面の編集方法は違っていて、英語はかなり小さく扱われている。そのころのクールハースの号を見ると、同じ建築であるのにS,M,L,XLで見たほうがかっこよく見える。プレゼンは重要だな‐。日本の建築雑誌と違うところは、建築写真が曇りの日でもあること。日本の建築雑誌の写真は必ず晴れ待ちをしてるのだが、曇りの日の建築写真もディティールがはっきりして、ねっとりとしててすきだな‐。ハイコントラストな鮮やかな写真が好きなのが日本人である。 84 Herzog & de Meuron 建築の表皮は服のファッションといっしょってカッコええこというなあ。バーゼル行ったけど、彼プレゼンうまいで。 65/66 Jean Nouvel 葉巻吸ってる写真カッコ得えなあ。彼室内黒のツルツルしたんで仕上げんの好きやけど、そのおかげでそこいったら暗くて眼クラクラすんで。写真はそれ出てないやん。出るわけないか。 44,58 Tadao Ando 写真全部白黒やんけ。彼の作品コンクリと、木の床と水面とおもて芝生それだけやからカラーになる必要ないねんな。ハイコントラストな影コンクリに映すからなおさら白黒向きや。けどかれちゃんと居室のまん真中にその影入れてない。廊下とか、壁が主や。 10Oct1998 X ISSN 0212-5863 El Croquisのホームページ知ってたら教えてください。 |