The Church of Scientology について


日本で「多くの芸能人・著名人が入信している」などで有名な某宗教団体(複数)と同じく、米国にもあったんですね、こういうのが... もちろん「宗教の自由」などというオカタイ言葉を持ち出すまでもなく、誰が何を信じ行動しようが自由です。他人を強制したり騙したり搾取したりなどと、迷惑を掛けなければ、という条件を満たしていれば。

以下、彼らの基本的な考え方と大半の米国市民の彼らに対する反応、そして入信している有名米国人の一部リストを記します。驚きです。彼らは自身の org ドメインなんか持ってたりして、当然WWWページもあるんだけれど、コワいので(笑)ここでは紹介しません。

彼らはいったい何?

彼ら自身によれば、The Church of Scientology とは L. Ron Hubbard なる人物によって組織された宗教団体で、彼は「人間は不死であり、永遠に生き続ける」と考えており、そして彼は「電気的に他人の心に入り込み、その人間の過去や経験を知ることができる」のだそうです。なんか、「Internet 時代の宗教」らしいですね。(笑)

しかし日本にある同様の類(どことは言いませんが)と同じく、営利目的であることは明白と言われ、これまで何度となく当局から詐欺などの疑いで捜査・調査を受けています。(ますます「日本版たち」と似てますね)

また彼らは自分たちの考えや価値観と違うものを持った他者に対する abuse/attack でも知られており、その意味では「悪名高い」という形容詞が似合う存在となっています。

さらに彼らは「自己啓発セミナー」的なことも行っており、それに関する教祖の著作もあり、これは日本語にも翻訳され、日本国内で販売されています。私はこの本を翻訳し出版している東京某所にある某出版社は、彼らの出先なのではないか睨んでいます。けっこうポピュラーな雑誌に広告を出稿しているので見たことがある方もたくさんいると思うのですが、The Church of Scientology や L. Ron Hubbard の2つの名前が、米国ではこれだけ騒ぎを起こしているのに、日本ではまだほとんど知られていないということからか、「オウム事件成金」(笑)ジャーナリストたちもこれについて触れているのをまだ見たことも読んだこともありません。

彼らは独自の倫理観を持っています。それ自体は別に問題ではありませんが、そうしたことを自分たちとは違う考えや価値観を持った他人にまで強制しようとするところはやはり問題です。anon.penet.fi の閉鎖事件との関連については、後日ここで追加執筆するつもりですが、英語がお分かりになる方でしたら取りあえず http://www.tezcat.com/~wednsday/penet.michigassJohan Helsingius によるアナウンスTime Magazine の記事LA Times のコラム などをお読みください。

現在入信中あるいは入信していたことがあると既報の米国の著名人 (一部)

上の多くは麻薬絡みでの逮捕・投獄歴があったり、似たようなことでの噂や報道が今までもあった人たち。一番下のカレシについては言うまでもない...

ハマー(MC・ハマー)、最近では沖縄出身の女性歌手(グループ)たちの多くが目標としてあげているTLCも破産したと伝えられていますが、ひょっとしたら彼らもこういうコトにもハマっていたのかもしれません。


コワイっす...

安易に「自分が好きな映画スターが信じてるんだったら、アタシも...」などとはくれぐれも考えないように...
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