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同業作家:
- 作家・北方謙三の書斎 北方謙三公式ページ。私が船戸作品に本格的にのめり込むようになったのは北方の『挑戦3:風の聖衣』がきっかけです。これで北方はペルーを舞台にした冒険小説に“挑戦”しています。主人公村沢は至極ハードで大変良いのですが、彼に相対する山岳ゲリラとシリーズを通しての主人公水野竜一、こちら側に感傷が盛り沢山。悪くはないですけど、ただ、こっから船戸の南米三部作へいきなり入ると船戸のあまりのそっけなさに面食らいますね。無論その心情の奥底には第三世界で喘ぐ民への同情が確とあるのですが、船戸はこれを表には滅多に出さず非情に描き切りますんで。当初はこれに気づかず、ただただ彼のハードボイルドな部分だけに惹かれていました。そういえばこの挑戦シリーズと船戸の『猛き箱船』は、どちらもプレーボーイ誌に連載されていて筋立ても両者日本を飛び出した若者の成長譚と似通っていますが、皆さんはどちらがお好みでしょう?
- 北方謙三ページ 北方ファンによるページです。
- ハードボイルド指南 _キタカタケンソウ_先生の悩み相談室です。^^;;
- ハードボイルドな奴(大薮春彦) 日本における冒険・ハードボイルド小説の草分け的存在、船戸の大先輩でもある故大薮春彦のページ。「…ハードボイルド(アクション、アドベンチャー、なんと呼んでもいいが)における大薮−船戸の系譜は、戦後文学史の表の部分には絶対に収まりきらない豊饒な流れをつくってきた」(野崎六郎)
- オルブライト大学ジャパン・ホームページ(落合信彦) 落合の母校、オルブライト大学日本人会のページ。船戸とは好対照を成している作家ですね。多作/寡作。題材のスケールがでかい(i.e. 大上段 ^^;;)/渋い(i.e. マイナー)。体制擁護/叛体制。ドキュメンタリー中心/エンターテイメント中心。落合は船戸が最も嫌悪するモサドやらケネディを賞賛してやみません。今の私があるのは、船戸ワールドにはまっていることも含めて落合に負うところが少なくないのですが、この人“冷戦構造崩壊”とか“ゴルバチョフ”云々言いだしたあたりから(それに呼応するかのように;p)ダメになっちゃいました。ほら吹きと呼ばれようが結構。アメリカかぶれと呼ばれようが結構。それはいいんです。ひっくり返せば船戸についてだって言えなくもないんですから。でも近年の彼の作品は行き過ぎです。全くいただけません(自分に模した主人公使うのだけはもう止めてくれー!)。初期のドキュメンタリー作品群はずっと武骨で、ただのジャーナリズムには収まりきらない魅力に溢れていて抜群だったのになぁ…。特に『20世紀最後の真実』なんて一度読んでみて下さいよ。エンターテイメントでは『英雄達のバラード』『男たちのバラード』が秀逸です。ボビーよ、おれは決して忘れない、あんたのあの熱い心を!
- 落合信彦氏に関する会議室文字どおり落合信彦に関する会議室
- Hidy Ochiai's Washin-Ryu Karate-Do 落合信彦の兄のページ。
- Dashiell Hammett 1
- Dashiell Hammett 2
- What's The Maltese Falcon Society
- Golgo 13 - The Professional 船戸は外浦五郎名でゴルゴ13シリーズの原作も幾つか書いています(実物は未だ未確認ですが)。
- ゴルゴ13のページ
- ゴルゴ13道場
- 大沢在昌ライブラリー 「警察の内幕と多彩な犯罪の様相を交錯させた新宿鮫シリーズの大ヒットで今やハードボイルド小説の寵児」となった大沢在昌のページ。
- 新宿鮫の館 こちらはYuYuさんの新宿鮫シリーズを重点的に扱ったページ。ちなみに私のハンドルDu Yuanは『新宿鮫2:毒猿』から取っています。では「YuYu」とは?! 新宿鮫の館の親ページもちゃんと覗いていきましょう。
本物:
船戸作品の書評(募集中):
その他未整理:
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