リマ・2(ペルー)


リマは新旧、現代と過去が交錯している街、南米スペイン統治時代には中南米の拠点として現在もペルーの中心として活力がある街です。この数年は経済は停滞し、特に昨年はアジア経済危機とエルニーニョの影響で低迷していると聞いていますが、90年代・藤森大統領政権下での経済的な成長が現在の活力を生み出しているのでしょう。

また市内には警官があちらこちらに立ち、治安の維持に当たっています。リマ市内を見た限りでは秩序があり、安心して旅行が可能なように思います。日本ではまだ大使館襲撃事件の印象が強く、またアマゾンで早稲田大学の学生が殺害された事件の記憶がありますが、一定のルールを守って観光すれば全く問題は無いように感じました。

(写真)古い教会が随所に見られる

(写真)旧市街・サンマルティン広場

サンマルティンはシモン・ボリーバルと並ぶ中南米独立の英雄、南米各地にその名を冠した公園・道路があります。このリマでも大きな広場に堂々とした銅像が建立されていました。

(写真)旧市街の街、清潔なカフェなどが並ぶ

旧市街を歩いて感じるのは全く不潔感が無い、清潔で安全という印象です。市役所で聞いた説明では、以前数年前までの旧市街には無秩序に立った小屋とか商店が軒を連ねていたそうですが、それらを一掃し、現在のようになったとのこと。

(写真)ミラフローレス街並み

ミラフローレスという海岸に近い新興の地域では近代的なビルが立ち並び新しいリマを感じさせてくれます。

(写真)ミラフローレス・海岸に沿い高層住宅が建設される

ミラフローレスの海岸沿いには多くの高層住宅が建設されており、この地区の発展ぶりを示しています。大型の高級ホテル、各種レストラン、カジノ、粋なパブが立ち並び上流層、外国人達などを中心に夜遅くまで賑わっています。


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