サンタカタリーナ島・1(ブラジル・サンタ・カタリーナ州)



サンタ・カタリーナ島は南北が50キロ、幅が10キロから20キロ程度の島で、沖縄本島の南半分程の大きさでしょうか?。地図を見て調べてみると、どうもこの辺が沖縄本島の丁度反対側あたりのようです。

島の周囲はほとんどが砂浜の海岸になっており、40以上の海岸があります。大陸側は内海で波が静かですが、外海側は波が荒く、サーフィンを楽しむ人の姿が目に付きます。どこの海岸も「のどかな田舎の海岸」と言った風情で治安も非常に良好でゆっくりと過ごす事が出来ます。

島の丁度真ん中あたりが州都フローリアノポリスで、島内は交通の便が非常に良く、自動車道路がくまなく張り巡らされていて、各地とフローリアノポリスをバスが頻繁に通っています。

まず代表的なリゾート海岸の様子を紹介しましょう。

最北部に在るイングレーセス海岸

イングレーセス海岸は長さが4、5キロ程の白い細かい砂が奇麗な海岸で大きなマンションやホテルが立ち並び一大リゾートとなっています。島内にはこのような海岸が連続して存在しています。

イングレーセス海岸・2

海岸では晴れた日には多くの人が出てきて散歩したり、日向ぼっこしたりしたり、パラソルを出して休暇をのんびりと過ごすリゾートらしい人の姿が見られます。

カナスビエイラス海岸

数ある海岸の中でも最も人気があるのがカナスビエイラス海岸でしょう。イングレーセス海岸の隣、北部のちょっと内海側にあり、波も穏やかで海水の透明度も高く人気があります。

ここは特にアルゼンチン観光客が多く、どこもポルテーニョ(イタリア風のブエノスアイレス風スペイン語)の賑やかな話し声で一杯です。歩いている人の9割り程度はスペイン語で話をしているなので、なんだかブラジルではないような気になって来ます。

浜辺に在る食堂

海岸には多くの食堂が有り、浜辺にパラソルを出して客を待っています。なお、パラソルはスペイン語で「太陽に対するもの」という意味です。雨用のかさは「水に対するもの」パラーグアと言います。見ていると食事を摂るよりもむしろ主にビールなどの水分補給に利用されているようです。

もの売り

浜辺を行き来するのは観光客ばかりではありません。物売りのおじさん達が頻繁に行き来しています。売っているのはまちまちですが、写真のようなムームーのような衣類や帽子など売っています。大体500円程度(服も帽子も)と非常に安いこともあり、結構商売になっているようです。この他にはアイスクリームとか「エビの串焼き」等の軽食も売りに来ます。

浜辺の大衆向け軽食堂

浜辺には食堂もあります。軽食堂の多くはシーズンと週末営業という所が多いようです。料理はブラジル風で一人前1,500円程度です。ちょっと高いように思うかも知れませんが、これで十分2人前の量はあります。海岸なので魚料理が中心ですが、大きな皿に料理が出て来て、これにサラダとフライドポテト、ご飯が付いて来ます。どれも半端な量ではありません。味の方もまずますですが、ただし日本人には多少塩が強いかも知れません。

ホテルと高級レストラン

勿論、上品な高級レストランもあります。外国人観光客相手のホテルも多く、なかなか洒落たレストランも多くあります。


綜合目次に行く*作者作成4つのHP

次のページ(サンタ・カタリーナ島・2)のページ

「南米散策」ホームページ表紙に行く


「サンタカタリーナ島・1ページ」についての 質問等ありましたら。
田中 宛メール送信願います(パラグアイ共和国 アスンシオン市)