ワースブレード

今回のお題「模擬戦闘」

ちょっと操兵同士による模擬戦闘を行なってみた。なぜなら、ルールを読んで見ると操兵同士の戦闘は非常に厳しいもののように思えたからだ。今回は従兵機同士の戦闘を行なってみた。登場してもらうのはBOKENASU氏作成の「アスラ」とムンク氏作成の「アルフォンス」です。

まず、戦闘の流れを説明していこう。

1 IN値を決める。

これは1d10を一回振り、その値にIN値基本値を足した値である。これで戦闘の順番が決まる。

2 IN値順に攻撃を行なう。攻撃はBN基本値に1D10を足す。回避側はIN値を振った時に出たダイス目をDN値に足す。二つの値を比べデカイ方が勝ちである。

大まかにはこんな流れである。細かい事は模擬戦闘の流れの中で説明して行く。

模擬戦闘開始 アスラ VS アルフォンス

  SPE(速度値) POW(筋力値) ARM(装甲値) BAL(平衡値) HP
アスラ 7 5 5 5 41
アルフォンス 6 6 6 4 37

セグメント1(ターンのこと、時間として2秒くらい)

 

機体名 アスラ アルフォンス
IN値 10 14
BN値 15 16
DN値 10 14
HP 41>37 37>36

アルフォンス先攻、攻撃も成功しアスラに9点のダメージを与える。ARM値(装甲)を引いて本体に4点のダメージを受ける。アスラも攻撃を成功させ7点のダメージを与える。ARM値を引いて本体に1点のダメージを与える。

セグメント2

機体名 アスラ アルフォンス
IN値 17 16
BN値 絶対失敗 17
DN値 17 16
HP 37 36

アスラ先攻。しかし、攻撃の際、1を出し絶対失敗をかます。アルフォンスの攻撃、アスラのDN値を上回ることが出来ず、両者ともダメージを与える事が出来ず。

セグメント3

機体名 アスラ アルフォンス
IN値 11 15
BN値 13 20
DN値 11 15
HP 37>18 36

アルフォンス先攻。BNロールの際、致命的打撃値以上の8を出しBN値20をたたき出す。この値が相手のDN値より上回っているのでダメージは通常の2倍のダメージを与える事になる。ダメージロールの際に12点のダメージを出したので2倍して24点のダメージを与える事になる。アスラはARM値を引いて本体に19点のダメージを受けた事になる。ARM値を超えるダメージを本体が食らった時、致命的ダメージ表を振り、機体のどこかに修正が出る事になっている。アスラは1d10を振り、表を参照した。その結果、ARM値に-5の修正が付き、操手に3点のダメージがきた。

セグメント4

機体名 アスラ アルフォンス
IN値 10 11
BN値 13 14
DN値 10 11
HP 18>2 36>29

アルフォンスの先攻。通常に攻撃は成功し、16点のダメージを出す。アスラはARM値が0なのでそのまま素でくらう。残り2となる。(もう終わりでしょう・・)ARM値以上のダメージを食らったので致命的ダメージ表を振ると、POW値-1の修正をくらうことになる。次ぎにアスラの攻撃、通常に攻撃は成功し13点のダメージを出す。アルフォンスは本体に7点のダメージを食らう事になるので、こちらも表を参照する事になる。すると、POW値-5、操手に5点のダメージを食らう事になった。(最後のあがき・・・・・・)

セグメント5

機体名 アスラ アルフォンス
IN値 15 15
BN値 17 16
DN値 15 15
HP 2>0 29>28

IN値が同じなので、どららも同じスピードで攻撃した事になる。まずはアスラから処理する。通常攻撃は成功し、7点のダメージを与える事になる。アルフォンスは本体に1点のダメージをくらうことになる。次ぎにアルフォンスの攻撃、通常に攻撃は成功し10点のダメージを与えた。アスラはARM値がないので、素で10点くらう。この時点でHPが0になったので模擬戦闘は終了となった。

模擬戦闘を終了しての感想

やはり予想通り、短期間で戦闘が終了してしまった。(5セグメントで・・・・)操兵同士の戦闘は人間同士の戦闘と違って防御技能が関係ない。しかし、武器技能は割り振っているので攻撃がほとんどあたる。そして、ダメージの割にARM値が低いのですぐに致命的ダメージを表を振る羽目になり、一気に戦闘が終了へと進むようである。うーん、DN値に防御技能を割り振ろうかな?でも、そうすると操兵のHPはむちゃくちゃ高いから戦闘が長引く可能性が・・・・。難しい。