空の鏡
作詞:坂元裕二 作曲、編曲:日向大介
はしゃぐ子猫の ミルク温め
やっぱりあのセーター 買おうと思う
たとえば月なら 夜明けに消える
どうしてあなたじゃ なければダメなの

あの日あなたに出会わなければ 青い夜を知らずに
無邪気な夢を見続けながら 眠ったでしょう

夜更けのバスルーム 髪を切りすぎて
海が見たいなって ぼんやり思う
たとえば船なら 帆を上げ進む
どうして私で なければダメなの

あの日あなたに出会わなければ 空のまぶしさ知らずに
街の流れにうつむけながら 過ごしたでしょう

今も胸に 刻まれて消えない
言えなかった一言 言ってしまった一言

夏が騒ぐ頃 向日葵が咲けば
あなたと出会う前に 帰れるでしょうか
たとえば河なら わかれて眠る
どうして二人で なくちゃダメなの

時計台の螺旋階段 駆け上がり空を見上げる
息を潜めてあなたの影に 手を伸ばし呼びかける

あの日あなたに出会えた私 恋は終わるけれど
この星の上あの星の下 同じ空を見てる
After the rain
作詞:坂元裕二 作曲、編曲:日向大介
ひゅるる ひゅるる 風がゆっくり 頬をなでてく
ざざざ ざざざ 雨が 降り出す前の 匂いが好き

この語呂ちょっとあなた 冷たくなった気がする
だから傘がないの なんて嘘をついた 

雨の音は 蜜蜂の ささやきのよう
悲しくて さみしくて 笑っちゃう

金と 銀と 光のかけら 街を泳いでる
ひとつ ふたつ みっつ 今度の傘が あなただったら

わがままだなってさ そう思うけれど けどね
たぶん今 雨が世界中で降り出した

雨上がり ずぶねれの あなたが来る
晴れた空 傘さして 帰りましょう

出会った 頃の 遠い口笛 胸に吹いてる
シンと 響き 渡る あなたの気持ち 近く思う

ごめんなさいってね 岩なくちゃねちゃんと
涙ひとつ 落ちたら いつか雨が上がっていた

待たせたねって ずぶねれの あなたが来る
晴れた空 傘さして 帰りましょう
ずっと…いようよ
作詞:松たか子  作曲、編曲:日向大介
あの子元気ないね 電話したら
すぐに勝手に決まった ドライブ行こう
嫌がるのに無理に 連れ出した今夜
夜景はきれい道は順調 何もかも問題ないけど
留息ついて窓の外 見つめて閉じこもったまま

「ねえ何があったの?」「どうかしたの?」
それ以上聞かない ただ一緒にいよう
そんな時限って いい感じのLove Song
悲しいメロディばっかり 流れてくる…何てタイミング

失恋することだってあるよ 落ち込むだけ落ち込んで
もっといいこと起る時が 太陽と共にやってくる

行くあてもないから 走り続けた
女同士なんて ちょっと淋しいかな
静かになった車の中 かける言葉もないよね
同情しても良くないし ああ見上げた空には

一面の星屑が光る 私たちを照らしてる
輝きつづける星みたいに ずっと私たちもいようよ

失恋することだってあるよ 落ち込むだけ落ち込んで
もっといいこと起る時が 大洋と共にやってくる
一面の星屑が光る 私たちを照らしてる
輝きつづける星みたいに ずっと私たちもいようよ
Return to Soranokagami