感動(かんどう)の
涙(なみだ)はじつに
美(び)しきかな
友蔵 心の短歌
迫真(はくしん)の
演技(えんぎ)むなしく
無視(むし)をされ
ヒロシといふ子の
我(われ)は父なり
友蔵 心のサンジョルディの短歌
この本を
好きなお方(かた)に
あげたくて
今日のくるのを
待ちに待ちけり
友蔵 がまんの俳句
ウニなんて
わしも食べたい
だけどシメサバシメサバ
友蔵 心の俳句
百円で
喜(よろこ)ぶ孫(まご)よ
我許(ゆる)せ
友蔵 心の俳句
やわらかく
おいしいものを
我は所望(しょもう)す
友蔵 心の俳句
出来るなら
今すぐヒデキニ
伝えたい
キミと似た名の
爺(じじ)がいること
友蔵 心の俳句
だまされる
老(お)いぼれじじい
ここにあり
友蔵 心の俳句
年(とし)とって
孫にほめられ
照(て)れるわし
友蔵 心の俳句
若き日の
君を想へば
照れる我あり
友蔵 期待薄の俳句
町内(ちょうない)の
掃除でいいこと
たぶんない
友蔵 心の俳句
孫のため
年金つかう
覚悟(かくご)せむ
友蔵 希望の俳句
明日こそ
何か良いこと
あるだろう
友蔵 心の俳句
みやげすら
期待されない
じじいです
友蔵 心の俳句
ふる里(さと)の
味を忘れて
びわは無し
友蔵 心の俳句
春の空
水もかなたに
旅(たび)に出る
まる子
そよ風が
そよそよふくよ
春の庭
まる子 眠る直前の俳句
ざぶとんの
長さがたりず
足さむし
まる子 心の短歌
数々(かずかず)の
腑(ふ)におちにくい
ことがらも
姉(あね)の一喝(いっかつ)
すべてちちょう消し
たまえ 心のポエム
まるちゃん
ねえまるちゃん
さいきん
あなたが
わからない
ポンサイって
なんのこと?
興味(きょうみ)ってなに?
きかせてよ
おしえてよ
いつもの
まるちゃんに
もどってよ
たまえ 心の短歌
お笑いの
仲間(なかま)に入れて
ほしいたの
慣(な)れないギャグを
言う我哀(われかな)し
はまじとブー太郎の 心のポエム
さくらのこと
おうさくらァ
おまえってなんだ
コケ(苔)って
興味ってなに
わかんねえな。
わかんないブー
こんどのきもだめし(肝試し)
こいつ入れるの
どうしよう