東大五月祭(98/5/31)東京大学(本郷)


 5月31日、昨年の駒場祭に続いて、再び東大の大学祭への出演です。今度は場所を本郷に変えて、五月祭への出演です。一美ちゃんは5月22日のバースデーライブで正式に事務所を卒業することを発表していますので、このイベントがとりあえず、最後のイベントになります。場所は通称安田講堂といわれる大講堂の前の特設ステージです。午後5時からということで、五月祭最終日このステージでの最後を飾るわけですね。屋外のステージということだと、どうしても天気が気になります。梅雨入りも間近、そうでなくても今年の春は雨が多いし、前前日くらいまでは雨が降っていたとあってはなおさらです。ところが明けてみると全くの快晴。文字どおりの五月晴れです。旧暦の五月はもう梅雨ですから、古くは梅雨の合間の快晴の日を五月晴れといったとも言われていますが、その意味から言っても合致しているかもしれません。雨ばかりの日々、一美ちゃんのイベントのときだけ快晴になるとは。やっぱり一美ちゃんは晴れ女ですね。一美ちゃんの屋外でのイベントや撮影会は今まで一度も雨で中止になったことがないですからね。って1月15日の撮影会は大雪が降って屋外の部が、室内になりましたが…(^_^;)。

 私は新聞の印刷などいろいろ仕事があるので、あまり早く行くこともできず、4時半過ぎに現地に到着しました。ステージ前にはもうたくさんのファンが集まっていました。安田講堂前の特設ステージバックはブルーです。「矢野一美」という文字が書かれています。程なくリハーサルというか音合わせをするということで、一美ちゃん登場。衣装は既にステージ衣装の白いドレス姿です。司会をする東大歌謡研のT氏は、「リハなので、あまりとばしすぎないように」と会場のファンに対して言っていましたが、リハから盛り上がっています。リハでは『KARAKURI少女』と『Dokka行こうよ』を少しだけ歌いました。

 さて5時になり、本番のスタートです。司会のT氏に紹介されて一美ちゃん登場。声援がすごい。まずは超盛り上がりのこの曲からです。

・『KARAKURI少女』

 まずは盛り上がる曲から来ましたね。すごい盛り上がりに、回りを歩いていた人も集まってきます。今日のMCは割とあっさりしているみたいです。次の曲を紹介していました。

・『恋の応援歌』
・『アリスの丘でつかまえて』

 『恋の応援歌』ではいつものように会場のファンはほとんどみんな「FIGHT」の振りをやっていました。『アリス…』の方も一美ちゃんは元気に歌い踊っています。MCでは6月に発売される「CAPA」に一美ちゃんの記事が掲載されることを告知していました。次の曲はこのところよくやっているメドレーですね。

・『こんな曲も歌っていたんだよメドレー』
『何てったってアイドル』〜『学園天国』〜『碧いうさぎ』〜『EQUALロマンス』〜『思い出がいっぱい』〜『もう泣かないで』

 一美ちゃんが今まで歌ってきた曲6曲のメドレーですね。どれも一美ちゃんらしい曲ですね。『なんてったってアイドル』から会場は大盛り上がり。3曲目は一転して静かなバラード。客席から見て左側に用意されたスタンドマイクで手話を交えながら歌っていましたが、このしっとりとした雰囲気もまた一美ちゃんらしいです。次の2曲はCoCoの曲ということで、一部では大盛り上がり。『思い出がいっぱい』は掛け合いのところをファンが歌う(叫ぶ?)のだろうけど、私はCoCoファンではなかったので、わかりません(^_^;)。その分『もう泣かないで』で思いきり応援しました(^_^;)。そうそうこの曲は一美ちゃんが初めて買ったCDだと以前言っていましたね。こうして6曲続けて聴いてみるといいものですね。オリジナル曲以外でも一美ちゃんらしさが出ています。たくさん歌を歌うということなのでしょう、次の曲紹介です。これでラストとのこと。

・『Kissの予感』
・『国語・数学・理科・恋愛』
・『Dokka行こうよ』

 『Kissの予感』は最近あまり歌うことが出来なかったようですが、一美ちゃんが人前で歌った最初のオリジナル曲です。区切りを付けるこのイベントでは是非とも聴いておきたい曲です。22日にもメドレーで歌っていましたが、やはりフルコーラスで聴きたいものですね。この曲のサビのところで一美ちゃんと同じ振りを一緒に出来ることはファンとしては嬉しい限りです。最後の2曲はともに盛り上がる曲だけに、会場のファンの皆さんもおもいおもいにそれぞれの仕方で応援していますね。五月晴れの空の下で一美ちゃんの歌を聴き、応援できるのも気持ちのいいものです。盛り上がりのうちに終了しましたが、アンコールがかかります。盛大なアンコールにこたえて2曲歌います。

・『そよ風』
・『恋の応援歌』

 『そよ風』は一美ちゃんらしい優しさがにじみでるような歌唱。会場は静まります。本当は学祭ですから、回りの騒音とかあるハズなんですけど、静かに一美ちゃんの歌に聞き入っているような気がしました。この曲も最近あまり歌えなかったので、ファンには嬉しいです。人形を模した振り付け(カクカク踊りという人もいるらしいが)も泣かせます(^_^;)。締めは『恋の応援歌』、一美ちゃん作詞の前向きな歌ですね。一美ちゃんも私たちも変な騒音は忘れて前向きに進んでいかなければならないんですね。名残惜しいですが、このイベントの最後の曲が終了しました。

 一美ちゃんにとってはひとつの区切りになるイベント、五月晴れの空の下、すばらしいイベントになったことは嬉しい限りです。とにかく曲が多かったのが嬉しいですね。快晴の下、純白のドレスに身を包んだ一美ちゃん、かわいかったです。まぶしかったです。まばゆかったです。ステージ上で歌い踊る一美ちゃんは、さながら11番目のムーサ(ミューズ)のようです。って10番目は誰だよ?ちなみにムーサはギリシア神話で文芸芸術を司る9柱(舞踏を司るテルプシコーレとかカリオペとか9人いるわけです)の女神で、古来10番目のムーサと言えばサッフォーのことですが…。いいイベントになったと思います。関係者のみなさまお疲れさまでした。いつか近いうちに、一回り大きくなった(って体のことではない)一美ちゃんのステージを見れることを祈っています。

 写真は全身写真ばかりです。持っていった安物の長玉の絞りが壊れてしまいました。仕方なく標準ズームで撮りました。つらいですね。  


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