デビューアルバム
『In my heart 〜う・け・と・め・て〜』


  1. 恋の応援歌
  2. 恋は素敵なプロローグ
  3. Dear・・・
  4. Dokka行こうよ
  5. アリスの丘でつかまえて
  6. 夏際みたいに
  7. Shoot 〜明日に向かって〜
  8. 国語・数学・理科・恋愛
  9. そよ風


楽曲解説

『恋の応援歌』

一美ちゃんが作詞をしています。曲が先でそれに合わせて一美ちゃんが作詞をしたようですが、タイトルの通り、恋する女の子や男の子へエールを送る曲となっています。 イントロの冒頭は鼓笛隊風の笛とドラムの音で始まりますが、全体的に行進曲風。一美ちゃんは元気に、しかし随所に表情を織り込んだ歌い方をしています。ライブでは「FIGHT」の5文字のポーズをファンと一緒にやることでも知られています。一時期ポンポンも使っていました。

『恋は素敵なプロローグ』

これはCDで初めて発表された曲なので、それ以前のライブで歌われたことはありませんね。97年7月22日ライブ初演。一美ちゃんは「バンドっぽい感じ」と言っているようですが、一美ちゃんの今までの曲にはない曲調ですね。ライブで歌うときも今までの一美ちゃんとはちょっと違う感じで、手でリズムを取るような振り。飛び跳ねるところもあります。

『Dear…』

これも作詞は一美ちゃんですね。この曲もCDで発表される以前にはライブでは演奏されていません。97年7月22日ライブ初演。「噛めば噛むほど味が出るするめみたいな詞」と言われたそうな。

『Dokka行こうよ』

ライブではずっと前からおなじみの曲ですね。一美ちゃんの代表曲だとみなす人もいます。95年11月5日の国士舘大学楓門祭で初演されています。

『アリスの丘でつかまえて』

これもCDで発表される以前にはライブで披露していません。ってことで97年7月22日ライブ初演。メルヘンタッチの曲ですね。

『夏際みたいに』

これもCDに収録される以前には歌っていなかった歌です。97年8月9日ライブ初演。なかなか意欲的な作品ですね。特にメロディーラインがかなり意表を突く流れになっています。それだけに、歌うのは難しいかもしれません。CD収録時点では、まだぎこちなさが残っている感じがします。8月9日にきゅりあんで聴いたときには、もっとこなれた感じで歌っていました。これもちょっとメルヘンタッチのところもあります。

『Shoot 〜明日に向かって〜』

この曲もともとは一美ちゃんがヤマハに通っていたときに、発表会で歌うために一美ちゃん自身で作詞作曲したものです。一美ちゃん自身はサッカーよりも野球ファン(ご存知の通り、ベイスターズファン)という感じがしますが、歌にするにはサッカーの方がしやすかったとのこと。とっても青春している歌詞内容なのですが、実話には基づいていないそうです(^_^;)。副題がついていますが、これはアルバム収録の際につけ加えたようです。この曲以前ライブで使っていたアレンジと今回アルバムに収録されたアレンジで雰囲気が最も違ってしまったものの一つです。前のアレンジの方が好きという人がかなり多いのですが、こちらも悪くないと思います。たしかにマリンバ系のトレモロを主体とした前のアレンジはシンプルで曲の雰囲気をよくだしていたと思います。新バージョンの方がちょっとドラマチックな構成になっています。二つ別個のものとして評価してもいいかもしれませんね。

『国語・数学・理科・恋愛』

思わず「社会はいいのぉ?」言ってしまいたくなりますね。あ、英語もか(^_^;)。現役高校生の一美ちゃんにはぴったりの曲でしょうか。これも以前からライブでおなじみの曲ですね。CDバージョンのアレンジではウッドベース系の音の動きが軽快かつ特徴的で面白いと思います。

『そよ風』

従来から『そよ風』『微風』という二通りの表記が使われていて、私のレポートでは後者を採用してきましたが、今回アルバム収録に当たり、前者の『そよ風』で固定したと思われるので、以後この表記を使おうと思います。ただし今まで書いたレポートの表記を変更するつもりは今のところありません。95年7月25日初演。このアルバムの収録曲の中では一美ちゃんによる初演が一番古い曲になります。ライブでは操り人形を模した振り付けが特徴的です。このように切々と心に訴えかける曲も一美ちゃんはうまいですね。指で文字をなぞるところなど、振り付けもかなり具体的で印象的。


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