なんと坂口良子が可愛いのでしょう…三毛猫時代は、坂口良子のファンだったことを自覚いたしました。年の離れた恋人役を持たせたときの石立さんの演技がなぜ好きなのだろうか?きっと、いやらしさを感じさせないのだろう…。
1979 血を見ただけで震え上がり、女の前に行くと上がってしまうという若き片山刑事が、羽衣女子大学の連続女子大生殺人事件等に挑む。等と書いたのは、他に女子大生の売春、森崎学部長殺害事件、片山刑事のお見合い、恋愛、用務員爆殺などが複雑に絡んでいるからだ。面白いのは森崎学部長殺害事件、工事用の大型プレハブ食堂のなかで打撲死体で見つかる。食堂は密質室状態。種を明かすと被害者が中に入って閂を掛けた後、クレーンで建物の端をつまみ、立てにしてしまうという物。被害者は食堂の端から端に落ちて、打撲傷で死んだものだった。本当の話からすると若干恋愛色を出そうと、むりやり、石立と坂口を恋人にしたようだ。 大人気の三毛猫ホームズシリーズ第一作。
三毛猫ホームズの推理 女子大密室殺人
石立 鉄男、坂口 良子、結城しのぶ、柳生 博
女子大寮の密室で殺人事件が発生。新米刑事と猫の名探偵が事件に挑むユーモアミステリー。人気小説のドラマ化だが、ドラマでは妹役だったものを恋人に改変していた。ドラマは粗雑な出来だった。確かに粗雑だが、そんな事以上に石立・坂口・結城の3名に熱い視線を(?)注いだ。多々良、柳生といて、柳生も犯人と最後はどんでん返し
1981
三毛猫ホームズの怪談
石立 鉄男、坂口 良子、丘 みつ子、内藤 武敏
二枚目刑事片山が、後輩をめぐる殺人事件に巻き込まれる。
私は、俳優の石立鉄男氏が好きで、彼は昔「三毛猫ホームズ」 シリーズのドラマで初代・片山義太郎(二代目、三代目もいるのは知っているが、 見ていない)を演じていたのだが、原作と違って妹の晴美ではなく、 第一作のヒロイン(ということにしておかないとネタばれ、 と書いたらもっとネタばれか?) の吉塚雪子(坂口良子女史が演じていた) を西之園萌絵にあたる役に据えており、 二人の関係がコミカルに描かれていて非常に好きだったのだ。 ここまでは、他人の感想と同じだが。奥様は18歳刑事と女子大生編といった調子で書かれている。なんだか、このあたりの関係は以前のユニオンぽくてものすごく好感が持てた。それにしても第一作の変質殺人者が柳生博で、(石立鉄男のおじさんにあたり、)しかも飛び降り自殺をして終了するという凄まじいストーリーながら、石立と坂口のさわやか(石立が少し下を向き悲しさを表現するが全く無駄な演技とも映るぐらいさわやか)さが残る。とにかく、全く暗さの残らない明るい話でした。第2作、第3作と類似品が続くが、意外に第一作が一番新鮮だったようだ。
HALENさんの情報がありました。「三毛猫ホームズ」シリーズは全6作
キチコロ情報もたします。
1.三毛猫ホームズの推理・女子大生密室殺人(S54・12/1)脚本 窪田篤人 音楽 雨宮靖和 監督 手銭弘喜
ゲスト 仲谷昇・穂積隆信・多々良純
この番組での坂口良子は妙に可愛くて良かったです。また、結城しのぶも女子大生には無理がある
雰囲気が逆に良かったです
2.三毛猫ホームズの追跡・女性専科連続殺人の謎(S55・6/14)脚本 窪田篤人 音楽 羽田健太郎 監督 小山幹夫
ゲスト 奈美悦子・市毛良枝・谷村昌彦・根上淳・赤塚真人
あれ〜、記憶が今ひとつないぞぉ、でも、赤塚真人が石立鉄男の後輩刑事役だったように思います
3.三毛猫ホームズの怪談・赤猫は死を招く(S56・5/16)
脚本 窪田篤人 音楽 羽田健太郎 監督 小山幹夫ゲスト 岡田奈々・川地民夫・丘みつ子
4.三毛猫ホームズの狂死曲・バイオリン連続殺人 コンクールに勝ち残れ! (S57・12/25)脚本 窪田篤人 音楽 羽田健太郎 監督 小山幹夫
ゲスト 松原千明・土屋嘉男・北林早苗・江木俊夫・加納竜
これは見ました、松原千明が好きだった。
5.三毛猫ホームズの運動会・だるま競争殺人事件 さらば愛する妻よ(S58・5/14)
脚本 窪田篤人 音楽 羽田健太郎 監督 小山幹夫ゲスト 結城しのぶ・近藤洋介・星正人・西岡徳馬
6.三毛猫ホームズの駆落ち・相続人殺し 父危篤・至急連絡乞う(S59・12/22)脚本 窪田篤人 音楽
羽田健太郎 監督 小山幹夫 ゲスト あべ静江・山本紀彦・浅野真弓・高沢順子・梅津栄 以上です。結構ゲストは石立ドラマの常連です。