日本人が国境を越えたコミュニケ-ションが苦手なのはお説の通り語学の問題ではな く日本人の国民性にその原因があると常日頃思っておりました。語学は言い訳に使わ れるのだとかんがえています。

実を言うと、未知の日本人同士でもネットでのコムニュケ-ションを始めるのははな かなか勇気のいる行動です。日本人の国民性の特色は基本的には農耕民族としてムラ (村)にあります。隣のムラの人とはやたらに付き合ってはいけないという風潮があ ります。

私は還暦を越えた老人でインタ-ネット暦4年ほどになりますが、ごく親しい人とメ- ルの交換をしたり、ホ-ムパ-ジを読んだりすることにとどまっています。最近、外国 も含めもっと幅広くインタ-ネットを活用したいと思ってトライしていましたが、コ- ラさんの投稿文を拝見し勇気ずけられました。これから先ず自己改革に努めこの革命 的とも言われるインタ-ネットというツ-ルを使ってコミュニケ-ションの幅を広げて いくことに努力して行きたいとおもっています。

日本での御研究が成果あるものになることを祈っています。



私も最近インターネットをするようになって だいぶ視野が広くなってきたような気は するのですが,語学がネックで限界が見えて きた感じです.

日本の中に住んでいる限り英語なんて必要 ないかと思っていましたが,これからの 時代は違うようだと,ネットの世界を知って 改めて思うようになりました.



こんにちは、ぼくは、11才です。

新聞を見ました。

ぼくも、インターネットが好きです。

外国にも、いってみたいです。 おしえてください。



私の実家は京都なのですが、今は仕事の為、岐阜に住んでいます。

私が高校生から、大学生の間、3名のアメリカ人留学生がホームステイに来て いたことと、コーラさんが京都在住ということでなんだかとても親近感を持ち、 メールを出すことにしました。

私が学生のときは、まだ今のように一般にコンピューターも普及しておらず、 また、インターネットや、電子メールという言葉も聞かれませんでした。 だから、留学生らがしきりにE−Mailと言ってアメリカの家族や友達と連 絡を取り合っているのを見て、”なんて進んだ国なんや”と衝撃を受けたことを 覚えています。

ノート型パソコンの小さな画面を見ながら笑ったり、悲しんだりしている彼ら を見て不思議な感じもしました。

さて、インターネットが日本でも浸透し、また自分自身でパソコンを買う経済 的余裕もできたので、昨年の11月に遂に購入しました。

ほとんど電子メール専用マシンになっています。もっと様々なことに利用すれ ばいいのでしょうが・・・

しかし、今ではかなり多くの友人が会社、大学のゼミ室、あるいは個人でパソ コンを持っているので、頻繁に連絡を取り合うことができます。:)

電話より手軽で、時間や相手の気にせず、近況報告などもできるのが何よりの 魅力です。

そして、海外の友人にも、簡単に連絡できるのがいいですね。 なかなか、手紙は書かないでしょう。郵便局に行ったり、面倒ですから。

今迄はずっと、友達とのやりとりばかりでしたが、こうしてただ新聞の投稿欄 で見つけたあなたにメールを出すのはとても新鮮な感じです。



 あなたの記事を読んで、あなたの言いたいことが伝わってきません。あなたが「仲 人」になるまえに、あなたには、日本で、日本人の友人がいるのでしょうか。 コミュニケイションはお互いがお互いの文化を理解し合うことから出発するのではな いでしょうか。わたしはそう思います。

 確かに、世界的に見て、コンピュータ・ネットワーク環境を見ても、英語の使用率 が圧倒的なのは事実です。しかし、英語だけが言葉ではないのです。それが当然とし て通用してしまう怖さがあると思います。

 コミュニケイションの第一条件はお互いが持つ異文化を理解することから始まると 思います。如何ですか。

 今朝読むあなたのメイルの一通に間に合うか?

 あなたの記事を読んでこんなことを感じました。



I am an engineer middle aged and work with one of the manufacturer of electrical products.

私も異文化交流にはとても興味があり、" I agree with ..."と、思わず言って しまいました。

仕事柄、英語は technical / industrial なFieldでは よく使っているのです が、ご指摘の通り、自分ではとても "My English is well"とは 言えません。 しかし、世界中の人々と交流したいという点では、あなたと同様、オープンな気 持ちを持っていると自負しています。

My sons (students of high school and Jr. high) have also studied English in their school program but we could not communicate them with English as an international language. I feel they (young people) need to place themselves in English or international background to communicate with the people in worldwide.



私は29歳の女性で、東京 にあるアジア経済研究所というところに勤めていますが、所の海外派遣制度によって、一年間の予定でコロンビア大学にきています。 今年の3月末に訪米しました。専門は旧ソ連の中央アジア(お聞きになったこと、おありでしょうか)で、とくにカザフスタンに関心 を持っています。

さて、日本人が内気、インターネットの利用度ではアメリカのほうが先進的、というのは、確かにそうですね。面白いのは、日本人も こちらに来ると多少変るのでは、という点です。私はもともと内気なほうではありませんが、それでも、東京の電車やバスで隣り合わ せた人と、会話をかわしたことはめったにありません。ただ、東京でもアメリカ人に話しかけられて雑談に花が咲いたこともあります し、こちらにきてからは、見ず知らずの人と話すこともしばしばあります。 それから、アメリカにいると、日本人でも当然ファーストネームで自己紹介します(もちろん例外はありますが)。かなりの人が、そ れを楽しんでいるのですね。日本ではまず考えられないことですが。距離を置くこと、敬語を使うことを美徳とする日本文化・日本語 文化の影響は大きいと思います(例えば、このメール。日本語で書くと、会ったこともない人にはどうしても敬語にならざるをえませ んが、英語だったら違いますよね)。知らない人と話さない、というのは、内気ということに加えて、必要以上に距離を縮めるのは失 礼、という考え方もあると思います。 もう一つは、他人との距離を置くということは、世界中の大都市の共通現象でもありますね。NYCの人たちは冷たい、というコメント をアメリカ人から聞くこともありますし。

ちなみに今日、アメリカ国内の航空便のチケットをインターネットを使って購入しました。いままでにも何回かこの方法を使っていま すが、ほんとうに便利ですね。CITIBANKはPCバンキングもできますし、こちらも利用していますが、とくに家賃の支払いなどに使って います。もっとも、家賃や公共料金については、日本のように自動引き落とし、という習慣があったらもっと便利だとは思いますが。

Emailは、私にとっても「生命線」となっています。自分の友人の範囲内でも、ここ数年でメールの普及度がものすごく高くなってい ると実感します。確かにアメリカには後れをとっているとは思いますが、いま日本で起きている変化はかなりのものだと思います。 たとえば、メールマガジン、通称メルマガを専門にしている「まぐまぐ」こと、「インターネットの本屋さん」があるのですが、それ によれば、購読者は400万人に達したとのこと。中学生までが自分でメルマガを「出版」しているのにはびっくりです。それに、テレ ビドラマなどでも、登場人物がパソコン通信している場面などを見かけるようになりましたね。

英語については、そうですね、私も含め、コンプレックスを持っている人は多いと思います。これは、英語を話せること=かっこいい 、そうであるからにはかっこよく話さなければいけない、とか、みんながある程度話せ、上手下手がわかってしまうから、気軽に話せ ない、などという、心理的圧迫もあると思います。私はモスクワに留学したことがあり、ロシア語を話しますが、ロシア語を使うとき にはこういう圧迫感がありません。 これはほんとうに例外ですが、つい最近、イギリス人の友人に自分の英語をばかにされ、落ち込んだことがありました。RとLの区別が できないことを笑われたり。私も、ある程度日本語ができる人と話しているときは、相手の間違いが確かに気にはなりますが、なんと いっても外国語、お互いにある程度寛容でありたいものですね。



今村峰子です。色いろとお話ししたいのですが、これ携帯電話発のE-mailで少ししか書けません。残念!

25歳なので伝統的日本人論には反発してましたが最近対人関係ではやはり私も日本人だと感じます。



日本人の内向、内気な性格は長い歴史の中で作り上げられた遺伝子の作用 とも考えられます。

それらを決定的にしたのは江戸時代の、約300年間にわたる「鎖国」です。 外国人コンプレックスは間違いなく、そこで生まれたのです。

私も英語は話せません。

でも、交流はしたい。その際、おっしゃる通り「仲人」が必要です。 しかし、そのような交流でも日本人にとっては進歩なのだと考えます。 このような一歩の積み重ねにより、あらたな遺伝子の方向が、人種を越えた 交流を可能にする気質へ向かってくれることを期待しています。 そのためには、たくさんの「仲人」が必要です。

ぜひ、よろしくお願いします。



貴女のおっしゃるとおり、日本人は知らない人とのメール交換は苦手のようです

私のメール友達は14,5人いますが知り合い以外とメールを交換しているのは私ぐ らいです

と言っても私も知り合い以外では1人ですが

申し遅れましたが私は61歳の地方公務員退職者です

職場以外の人との交流がほしくてパソコンを初めて2年目です

なかなか思うようなつき合いが見つかりません



インターネットを利用して海外の人々, 会った ことのない人々と電子メールを通じてコミュニケーションしています. 一昔前だと国際郵便を 利用していたのでしょうが, 電子メールを利用すれば瞬時に相手へ届くし向こうからの返事も すぐに来ます.

 大変便利な世の中になったものですね. 電子メールがすっかり生活の一部になってしまいま した.

 アメリカ、カナダそしてホンコン等の国々では中学生や小学生までもが電子メールを利用し て日本の文化や流行を尋ねてくるのに日本人はそういったことがまだまだ出来ていないように 思います. 昨今の日本では少年による凶悪犯罪など問題点が多いですが、いつまでも偏差値重 点教育にこだわらずグローバルな目と感性をもった子供の育成に力をいれるべきであると考え ております.



私も 仕事で何度か米国、英国等へ行きました。 仕事は勿論目的を達してきましたが いわゆる「日本人」と いわれる本質を 自分が あまりにも見事に持ち合わしていることに 驚いたものです。

私は自分が内気なことを承知しています。 ただこれが 自分の性格なのか 日本人の本質なのか 分からないときがあります。

アメリカのように 常に自分を押し出していないと 生きていけないような国では 日本人の謙譲の美徳は通用しないことは理解できます。日本の企業社会も 変わりつつあり 日本人も変わっていくのでしょうが 本質がそんなに簡単に 変わるわけもありませんから Dixon さんに「仲人」を努めていただく必要が まだまだありそうですね。

「仲人」自体が 最近の日本では 減っています。 昔は 年頃になっても結婚しない 人をみれば 「仲人」好きの人が 奔走して 結婚相手を探してきて 結婚させたもので す。 いま 結婚しない、出来ない 若者(若くない?)が 沢山いるのは 他に原因もありま すが 「仲人」の減ったことも原因の一つです。

英語の苦手意識の強い日本人ですが Internet の普及で メールによる交信が日常の こと として定着してくれば 画面に向かって 一生懸命 英語で文章を書き (発言するま でに 時間的余裕がある) 外国の方と交信する日本人もふえてくることと思います。

Dixon さんの 水先案内が しばらく必要でしょう。



私は大学で英語を教えていますが、毎年夏休みに、学生をアメリカの大学でおこなわ れる英語研修に連れて行っています。期間は約一ヶ月間です。つい先日帰国しました。

今回も、アメリカ流の仕事の処理の仕方にイライラさせられることが多くありました 。例えば、寮の洗濯機が故障したので、早く修理をして欲しいと頼んだのに、その依 頼は次々にたらい回しにさせられて、結局は、一週間経っても洗濯機は修理されなか った・・・。日本だったらもっと速やかに問題は解決されるだろうになあ、と感じた のですが、これは多分、私が日本人であり、日本的な問題処理の仕方の方がいいと感 じているからであって、coraさんはアメリカの方が問題処理には勝れているという感 想を持たれるかもしれませんね。

このように、私にとってアメリカは好きな国ではあっても、必ずしも居心地がいい所 ではありません。私と似たような思いをcoraさんも日本にいて感じることはありませ んか? つまり、日本は好きだけど、こんな日本は大嫌い、というようなことは沢山 あるのではないでしょうか?

私も日米交流の「仲人」になりたいと考えています。 日本の、こんなところが理解出来ない、ということがあったら、教えていただけませ んか? 特に、日本語曖昧(あいまい)表現に関して、分かりづらいことがあったら 、教えて欲しいのですが。coraさんの目を通して、日本語の持つ(あるいはそれを話 す日本人の発想にひそむ)問題を発見していきたいと思っています。



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