矢野一美ちゃんの19歳の誕生日当日、5月22日に渋谷テイクオフ7でバースデーライブが行われました。今までも一美ちゃんの誕生日前後には誕生日関係のライブが行われていましたが、当日に行われるのは初めてですね。今までは中間テストに重なってしまっていたからです。誕生日当日にライブができるのはいいのですが、平日の午後7時からということで、人によっては難しい時間帯かもしれません。しかし平日にもかかわらず、会場は超満員でした。
開演後茶系統のワンピースで登場した一美ちゃん、声から察するとちょっと風邪気味なのかもしれませんね。この日にふさわしい自作の曲からです。
・『Happy Birthday 〜素敵な一日〜』
・『Happy Birthday』(横山知枝)
最初の自作曲はこのライブの冒頭に持ってくるのにふさわしいですが、久しぶりに聴いた気がします。横山知枝の曲は以前ファンからのリクエストということで歌ったことがありますが、今回は自分の誕生日に歌ったようです。MCは挨拶から。「こんばんは」そして「どうもありがとう」。平日だということで、他のイベントと重なることもなく、みなさんを独り占めできる、と一美ちゃん。「今日は楽しく行きましょう」とのこと。このライブハウスの側面に一美ちゃんの描いた絵が貼ってあったのですが、一美ちゃんが19歳になるまでに着た衣装の絵でした。帰りに握手会があるので、その時1枚ずつ持ち帰って下さいとのこと。それからオークションの紙が配ってあるということで、その説明をしていましたが、「緊張しているので、今日は何を言ってもダメですね」と一美ちゃん。ウェハース3人の衣装と一美ちゃんの衣装ひとつがオークションに出ていました。次はファンからのリクエスト4曲と、オリジナル曲のメドレーです。
・『拗ねてごめん』〜『Invitation』〜『長い間』〜『ふたり』
・『オリジナル曲メドレー』
『国語・数学・理科・恋愛』〜『KARAKURI少女』〜『そよ風』〜『Kissの予感』
オリジナルメドレーの最後の2曲は久しぶりですね。『Kissの予感』ではサビの振りをみんなでやっていました。
ここでこの日の出演者、南かんなちゃんと堀なおよちゃんを呼ぶということで、「かっちゃん」「なおちゃん」と呼んでいました。「誕生日おめでとう」とかんなちゃんとなおよちゃん。というわけでケーキが登場します。ケーキはファンからのプレゼントですが、「今まで食べたなかで一番大きい」と一美ちゃん。この日会場に来ていた加藤西里奈ちゃんもステージにあがっていました。会場全体での『Happy Birthday』の大合唱に続いて、ファンからの花束が贈られます。ロウソクを吹き消したあとのケーキは、一美ちゃんが自ら切って、会場のみなさんに配られました。おいしかったですよ。
次は堀なおよちゃんのステージ。『ビーチボール』『WhiteMagic』『カモン!CherryBoy!』『恋するBirthday』を歌っていました。
続いてはウェハースのステージ。茶色のお揃いの衣装で登場。3人の筈がなぜかふたりしか登場しない。バニラちゃん(なおよちゃん)はとけちゃって、冷凍庫で固めているところだそうです(^_^;)。ようやくバニラちゃんが登場して、一人一人のメドレーから。ヴァニラ、チョコ、ストロベリーの順。
・『Doーして』〜『今すぐKiss Me』〜『元気!元気!元気!』
スーちゃん(一美ちゃん)が歌ったのは、桜葉七海ちゃんから一美ちゃんに歌ってとCDを渡されたもの、一美ちゃんの代わりにスーちゃんが歌うとのことでした(^_^;)。次は3人で3曲。
・『サーカス・パレード』
・『Virgin Snow』
・『リトル☆デイト』
去年の10月から3人で活動してきたわけですが、これで解散だそうです。「私を一美先輩と間違えていた人がいましたね」とスーちゃん(^_^;)。次は南かんなちゃんということですが、なぜかチョコちゃんだけはけて、ふたりが場をつないでいました(^_^;)。大晦日の年越しライブで一美ちゃんとなおよちゃんが果たせなかった無理問答の対戦をやっていましたが、ううむ、一美ちゃん、じゃなくてスーちゃんの方がやや優勢だったのかな(^_^;)。
続いて南かんなちゃんのステージ。オリジナル曲を4曲歌っていましたが、かんなちゃんもこの日が最後のライブということで、それぞれの曲の想い出を中心に話をしていました。『仮面(マスク)』『揺れる気持ち』『あの日のままで』『ジャングルラブ』を歌いました。
再び一美ちゃんの登場。今度は真っ赤なドレスです。この日は靴も赤い靴なので、真っ赤な女の子ですね(^_^;)。
・『オリジナルメドレー2』
『アリスの丘でつかまえて』〜『恋は素敵なプロローグ』〜『Dear…』〜『Shoot 〜明日に向かって〜』
ううむ、前半のメドレーもそうですが、やはりオリジナル曲はフルコーラスで聴きたいですね。『Shoot』の間奏の振りは本当に魅力的です。MCでは思っていた以上の人が来てくれたということで、感謝の言葉を述べていました。次は久しぶりに歌う曲。
・『夏際みたいに』
・『恋の応援歌』
『夏際みたいに』は独特の雰囲気の曲ですが、実演では3度目くらいでしょうか。季節感もあるので、冬には歌いにくいということもあるのでしょうけど、良かったです。『恋の応援歌』はいつものように盛り上がります。次が最後の曲ということですが、その前にオークションの結果発表ということで、かんなちゃんなおよちゃんを呼びます。ウェハースは溶けてしまったとか(^_^;)。ウェハースの3人の衣装はサイン入りで、それぞれ抽選で決められました。オークションと言っていますが、入札金額を争うものではありません。抽選なんですね。一美ちゃんの衣装は一美ちゃんが選んできた2枚の入札券を両手に持って、「右がいいか?左がいいか?」と会場の人に訊いて決めていました。
このあと一美ちゃんは「もう知っている人もいると思いますが、5月いっぱいで成田組(正式な事務所名ではないが、個人事務所なのでこう呼ばれる)を卒業することになりました」と今の事務所を辞めることを正式にファンの前で発表しました。会場もちょっとの間静寂が支配しましたね。なおよちゃんが涙を見せていたので、普段人前では涙を見せない一美ちゃんもちょっとだけ涙を見せていました。
・『Dokka行こうよ』
やはりこの曲は盛り上がります。みんなも一緒に歌っているようでした。アンコールがかかります。かなり長い間アンコールがかかっていましたが、一美ちゃん再登場。『KARAKURI少女』といきたいところなんですが、単独では(メドレー用しか)用意されていないとのこと。ということでアンコールは次の2曲。
・『恋の応援歌』
・『Dokka行こうよ』
『恋の応援歌』はいつもの「FIGHT」の振りを会場の人もやっていました。この曲一美ちゃんの作詞だけあって、前向きな歌ですよね。一美ちゃんもつまらない雑音は気にかけずに前向きに生きていって欲しいですね。最後は『Dokka行こうよ』ということで、盛り上がりのうちに一美ちゃんの最後のライブは終了しました。
ライブ終了後は入り口のところで3人の握手会。一美ちゃんは1枚1枚描きあげてきたいろいろな衣装を描いた絵とCDを入場者全員に渡していました。CDは一美ちゃんサイドで買い上げたものを渡しているそうで、事務所は関係ないそうです。一美ちゃんらしい心遣いですね。
一美ちゃんの19歳の誕生日当日に、誕生日を祝福して挙げることができたのは大変嬉しいことです。ただ、一美ちゃんが今後少なくとも当分の間、活動がなくなるというのは寂しい限りです。さまざまな不幸な状況の下ではありますが、状況が好転することもあるでしょう。一美ちゃんには今後とも頑張ってもらいたいと思います。この日のライブに関して言えば、オリジナル曲をフルコーラスで聴けないのはちょっと物足りなかったですね。とはいえ、風邪気味だったにもかかわらず、一美ちゃんは頑張ってくれました。ありがとう、一美ちゃん。そして、本当に誕生日おめでとうございます。
一美ちゃん提供の写真。「22日に、皆さんから頂いた花束をバックにとりました。よかったら、新聞に使って下さい。」とのこと。
ご感想ご意見などございましたら、私テュルシス(伊藤)までお寄せください。
メールアドレス:thyrsis@mosaikekkan.or.jp