はぁ。←ため息
とうとう、かよちゃんケガしてしまいました。
母さんは毎週木曜日にとある中学校でクラリネットを吹きに行っていて
かよちゃんも連れて行っていた。
ほかにも子連れで来ている人がいるので、その子と遊んでいるそばで楽器を吹く
のである。
その日も遊んでいるかよちゃんを横目に、さ、楽器を出そうとした矢先、
かよちゃんがこけた。
こけるのはいつものことだけど、少々では泣かない
かよちゃんが泣き出したのだ。顔を見ると口が血だらけ。下くちびるを
歯で切ったようで、よく見るとちょっとえぐれている。
学校の床ってお世辞にもきれいとは言い難いので病院で
消毒してもらおうと思うがもう夜の7時。
友達が消防所に問い合わせてくれて、近くの病院へ。
ひと針縫いました。私、縫ったことないのでもうそれだけで大ケガって
イメージが。おまけに、縫おうと先生がかよちゃんの口を開いたら、
え?歯が変。なんと上の前歯が一本短くなってる。歯といえば一生物でしょ?
もう目の前が真っ暗になってしまった。外科の先生の「唇はきれいになおると
思います。歯は歯科医に聞いてみないとわからないけど、たぶん大丈夫でしょ」
という言葉も耳にはいらず。呆然としておりました。
仕事中の父さんに連絡して一緒に帰ることに、当の本人は泣きこそしないけど
ちょっとハイになってる。やっぱりショックだったろうな。
そもそも、楽器を吹きに行くのにはとっても悩んだ。
結婚するまでずっと楽器を吹いてきて、趣味というか、生活の一部のような
位置づけにあったので、吹きたかったのは確かで、友人の吹奏楽団へのお誘いも
「いいなぁ」と思ってた。でも、吹いてる間の
かよちゃんはどうしたらいいの?というのがあった。
旦那のたまさんが家で見てくれるのが一番だけど、平日の夜はいつも9時前に
帰宅なので6時からの練習に間に合うわけもなく。たまさんだって楽器
吹いてたけど、仕事がいそがしくて休んでいるのに、不可能である。
結果、かよちゃんも連れていって、遊んでる横で吹いていた。
やっぱり、無理だよなぁ。合奏みたいにみんなで楽器を吹く時には
別室で友人と交代で子どもを見ることになるし、もし、友人が見ていた時に
ケガしてたらお互いに後悔するだろうし。反対の立場の時もそうだ。
それに、病院がどこも閉まってたってのも不安であった。
子どもはケガするもんだと思うが、やっぱり親が最低限安全を保障してやら
なければならないと思う。こんなケガするとまで頭がまわらなかった。
これで外にでるのを恐れるってことはないけど、
やっぱり病院が閉まってる時間帯は家にいた方がいいよね、家で絶対ケガ
しないってわけじゃないけど。楽器も一生
吹けなくなるってわけじゃなし、かよちゃんが大きくなったら吹ける
わけだし。家でも吹けばいいし。
かよちゃんに悪い事したなぁと思う私であった。