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おしゃべりんぐ


6月17日
くじら

大分の実家から弟(高校2年生)が電話してきた。

「お姉ちゃん、ごめんなさい」

この前けんかした時のことを謝っているのである。


母と弟が広島に遊びにきてた時、 クジラはおいしいという話になった、
「昔はスーパーで普通に売られててさー、 冷凍のクジラの刺身を一册買ってきて 冷凍のままスライスして食べるのー、うま過ぎ。」
「ショウガ醤油でもわさび醤油でもいけますね。」
「そういえば、給食でもクジラの竜田あげがあったよねー。」
とか、たまさん(夫)と私の母とでクジラ談義に花をさかせていた時。
「クジラがかわいそうじゃん」と、 一人反捕鯨国みたいなことを言い出したのが弟だった。

なにをーっ
小学校の5年生社会「日本の漁業」で捕鯨についてあつかった私は クジラにゃうるさいのだ。
絶滅するといわれてるわりには何万頭もいるって調査結果もでてるし 増えすぎたクジラが漁業資源のマグロやにしんを食っちゃって 困るって報告もあるのよ。
国際捕鯨委員会が絶滅するって騒ぐから捕鯨を調査捕鯨だけに して控えめにしてたけど、増えちゃってる今、商業捕鯨を再開したって いいんじゃないの?

「クジラはほ乳類なんだよ、命があるんだよ、かわいそうだよ」by弟

まったくもって反捕鯨国の言い分と同じだ。
日本は数が増えたんだからいいじゃん、って言い分だけど反捕鯨国は 倫理とか命あるクジラを保護するとか、話の内容がかみ合ってない。
クジラを食べるのは日本古来の食文化なのだ。伝統なのだ。

弟と反捕鯨国に言いたい。

クジラがダメなら牛肉食うなーっ

外国のニュースでクジラが浜にうちあげられて、必死の救助活動の 様子が流れるけど、食べちゃえばいいのに〜、と思う。


「お姉ちゃんは極悪非道だよ」
そう言い残し、大分に帰った弟からの電話であった。
母がクジラの(もち調査捕鯨ね)お肉を買ってきたらしい、 竜田揚げにして食べた弟があっさり電話してきたのだ。

「お姉ちゃん、クジラおいしい」

ふふ、勝った。
君も今日から捕鯨再開を訴えるのじゃ。
しかし、そうあっさり変わるんなら反捕鯨国にもクジラ食べさせて みりゃいいのでは。


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