金光教の主な儀式

儀式の意義

1月 元日祭   新年に当たり、過ぎし年のお礼を申し上げるとともに、新たな願いを立て、改まりの心をもって、1年のことを祈願する祭典です。
3月 春季霊祭  本部広前及び各教会には、今日まで教団や教会を支え、発展に力を尽くされてきた信奉者の御霊をはじめ、それぞれに縁の深い人達の御霊が祀られています。季節の折り目に当たり、改めて霊神様にお礼を申し、その立ち行きと信心継承の願いを込めて仕える祭典です。
4月 大祭  生神金光大神の取次によって初めて開現された天地金乃神の広大なみ恵みと深い恩し召しに対し、感謝の真をささげ、神への思いを深め、神願成就を祈願する祭典です。

6月

教団独立記念祭

 本教は、1900年(明治33年)、一教として独立したことにより、主神として天地金乃神と教祖神のみを祀ることや、「金光教」という名前で、独自の布教活動ができるようになりました。こうした教団独立に生命をかけられた先人の志を受け継ぎ、教団活動の展開を神に祈願する祭典です。
9月 秋季帯祭  (春季霊祭に同じ)

10月

金光大神大祭 

 教祖金光大神は、神命により旧暦9月10日に金光大神祭を仕えられるようになり、神からも氏子からも両方からの恩人として賛えられました。そうした教祖のみ徳をたたえ、その御取次にお礼を中し、そのご信心を頂き、現していくことを祈願する祭典です。また、1883年10月10日(旧暦明治16年9月10日の金光大神祭の当日)に神上がりされた、教祖の年祭の意味も込めてお仕えします。

11月

立教記念祭

 1859年11月15日(旧暦安政6年10月21日)、教祖金光大神は立教神伝を頂かれました。ご神伝の下がったこの日に、立教の真義を自覚的にいただき直し、天地金乃神の願いを世に現し、人を救い助けられた教祖金光大神の信心を身に受けていくことを祈願する祭典です。

12月

布教功労者報徳祭

 教統保持者をはじめ、教会長その他布教功労者と称える霊神に対する祭典です。諸霊神を取次の神と仰ぎ、その精神を受け継ぎ、布教への願いを新たにしていくものです。
越年祭  年末に当たり、一年間おかげを受けてきたことにお礼中し上げる祭典です。
月例祭  月例祭は、教祖金光大神がご神命によって10日を金光大神、22日金乃神、23日月天四、24日日天四のご縁日と定められたことに由来し、その月のお礼、改まり、お願いを申し上げる祭典です。本部では、10日に金光大神、22日に天地金乃神の祭典が行われています。

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