いや、xxって別にヘンな意味ぢゃなくて(誰も思ってないか)、よーするにいろいろな物を
揚げる店なわけです。炸(zha2)は揚げるという意味です。「店」といっても、たいていは屋台で、
目の前にある物を揚げてもらいテイクアウトします。なぜか夜しかやっていません。写真は鶏肉(ji1rou4)40元、甜不辣(*2)(tian2bula4)10元×2人前です。
揚げ物のお供に台湾ビール(1カン27元)までつけてます。これが今日のディナー(ひー)。この他にも揚げ物はいろいろな種類があります。
わたしは米腸(mi3chang2:腸に肉ではなく米を詰めたもの)や、"魚尤"魚(you2yu2:イカ)、香腸(xian1chang2:ソーセージ)など
を良く食べるかな。 なお、揚げ物には辣(la4:唐辛子の粉)をかけるかどうかを聞いてきます。「要不要辣?(yao4buya4la4)」と聞いてきたら、 辛いのが好きな方は「要(yao4)」、嫌いな方は「不要(bu2yao4)」と言いましょう。 | ![]() |
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たぶん、日本人が一番なじみ深い物だと思います。炒めたビーフンです。台湾料理の中でも
比較的抵抗なく食べられるでしょう。上には挽肉のあんかけともやしがのっています。
これに辣(la4:唐辛子の練ったもの)をつけて食べます。 この写真のビーフンは細いですが、店によっては太いものもあります。また、炒米粉だけでなく、 米粉湯(mi3fen3tang1:汁ビーフン)もあります。私は米粉湯は嫌いなので食べないですけど。 なお、米粉は「新竹」(台北から南へ列車で1時間くらいの街)の名物でもあります。台北から足を延ばしてみるのもいいかもしれませんね。 |
日本と同じ豆腐に皮蛋(pi2dan4:日本ではピータンと発音)の組み合わせです。食べるときはグチャグチャに混ぜて食べます。
上にかかっているタレでずいぶん味が変わったりします。
皮蛋は、台湾人でも食べられる人と食べられない人がいるほど、かなり癖のあるものです。
アヒルの卵を腐らせた(発酵かぁ?)ものなので、においがきついです。
ただ、豆腐と混ぜることで味が少しまろやかになるかなぁ。わたしはもともと皮蛋が好きなので
どっちでもいいですが。 日本と違い台湾では皮蛋がとても安いので(*3)、酒のつまみにも良いですね |
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みなさんご存じでしょうが、中国(台湾、大陸ともに)では「餃子(chao3zi)」と言えばたいていは「水餃子」を指します。
特に水餃子のみを示す場合には「水餃(shui3jiao3)」と言います。 日本での水餃子って言うと、たいていはスープに普通の餃子を浮かべたようなワンタンもどきが多いですが、 本当は皮の厚い餃子を茹でた物で醤油をつけて食べます。もちろんスープが一緒の物もありますが、 それは決してワンタンもどきではないです。日本でもちゃんとした中華料理屋さんに行けばありますね。新宿の「随園」(字はあっているか?)や 中華街の「山東」なんかの水餃子はとても美味しいです。 皮が厚いので、食べるとムチムチとしてとても美味しく、10コや20コは余裕で食べる事ができます。(写真ではたったの5コだったりしますが)。 わたしは必ず週に一回以上は食べるので、店の人に(変な中国語をしゃべる外人として)すっかり顔を覚えられてしまいました(^^;。 水餃は酸辣湯(下記参照)と一緒に食べるのが通みたいです。 |
餃子がある店には必ずあるほど、餃子と相性が良い(かもしれない)スープです。餃子がない店にもあるほど、
一般的にみんな食べます。 中身は、とろみのスープに溶き卵、人参、豆腐、キクラゲ、タケノコ、場所によっては猪血(zhu1xie3:豚の血を固めたもの)など 具だくさんのスープです。 スープの味は、魚ベースにとろみをきかせて、お酢(酸)+胡椒(辣)です。好みによって、醤油を足したりお酢を足したりして 食べます。ただ、最初はちょっと抵抗がある味かもしれません。酸っぱいスープは日本には存在しない味なので、ダメな人はぜんぜんダメかも しれないですね。たぶん台湾の暑い気候で得た食欲増進の味なのでしょう。 でも、なれると美味しいよ。 右は酸辣湯に臭豆腐が入ったものです。臭豆腐はそのうち紹介するかもしれないけれど、 ちょっと未定です。強烈に臭い豆腐なんだけど、わたしあまり好きぢゃないもんで(^^;。ただたいていの台湾の人は 臭豆腐は好きです。なぜだ・・・? | ![]() |
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日本人にはなじみが深い焼き餃子、鍋貼(guo1tie1)です。日本の物よりちょっと細くて長いです。 また、餃子のクチがちゃんと閉じていません。端の方が開いています。日本みたいに几帳面に作るのめんどーなのかなぁ。 店によっては、ただ具に皮を巻いただけの所もあります。 これに関してはあまり解説は必要ないでしょう。味はそんなに日本とかわりません。 あ、そうそうつける醤油が日本と違います。ちょっと甘めでドロっとした醤油を使うことが多いです(*4)。 台湾で中華料理にあきた時に、コレをたべるとなんとなく日本を思い出します(なんだかなぁ・・・笑) 本当はしょっぱい醤油をつけて食べたいんだけどね。 |
魯肉(lu3rou4)は、醤油で煮込んだ肉の事です。醤油で煮込むのはなんでも"魯"の字がつきます。
その煮込んだ肉を汁ごとご飯の上にかけたものが、この魯肉飯です。台湾ではとてもポピュラーなご飯です。
煮込む肉は店によって違い、挽き肉〜すじ肉まで多種多様です。たぶん、安い肉を美味しく食べようと工夫した結果の物だと思います。
もちろん味もそれぞれ違うので、食べるまでのお楽しみです。 たいていは「たくあん」がついてきます。うーん、これ日本の?それとも台湾の?そもそも「たくあん」って日本固有の物かどうかも 知らないので、なんとも言い難いです(すんません、未調査です) これが一番飾り気がなくて気取らない庶民の味っぽい料理です(ってC級の値段ぢゃどれも飾り気はありませんが)。 |
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今回は食べ物ぢゃなくて、お酒の紹介です。 このお酒は、金門島(*5)特産のお酒です。金門島の物はとても数が少なく高いので、私の飲んでいるのは、に・せ・も・の(なのかな(^^;少なくとも金門島で作られたものではない)。 右側に写っているやつです。その分、かなり割安で80元です。金門島産は300元くらいします(左側のやつ)。 このお酒はアルコール度数がとても高いです。58%あるので、お酒の弱い人は「あっ!」という間でしょう。いや、まじで。 無色透明のお酒で、若干臭いが鼻につくのがウォッカとの違いでしょうか。ウォッカ+いも焼酎な感じだと思っていただければわかりやすいかな。 金門島産はたぶん空港でも売っているけど、「安い=すてき」的思考の人は、コンビニでこのお安い高梁酒を買いましょう。 ただ、現地の人に言わせると、金門島的比較好渇(jin1men2dao3debi3jiao4hao3he1:金門島の方が美味しい!)だそうです。 (7/7 Update)とゆーわけで、友人から金門島の高梁酒をもらったので、早速飲んでみました。いやぁ、金門島のは 比べ物にならないほど美味い!さすが、3倍近く値段が違うはずだ!!とゆーわけで、お酒にうるさい方には 金門島産をお奨めします。写真の左側のほうが金門島産です。 |
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作り方はいたって簡単。パパイヤを大ざっぱに切って、ミルクと水とパパイヤを一緒にジューサーで回すだけ。 それをコップに入れて、ハイっできあがり。 店によっては入れる水が多かったり、砂糖が多かったりするので、お気に入りの店を見つけましょう。 写真は士林夜市(shi4lin2ye4shi4)のお店です。 | ![]() |
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豚のあばら肉を油で揚げて(唐揚げ)、それをご飯の上にのっけて食べます。
日本の一部の地方(新潟など)に見られる「卵でとじないカツ丼」の中華風って所でしょうか。 肉、ご飯のほかに、炒めた野菜なども入っていて、ボリュームはあります。 肉はカツ丼と違い、薄目にカリっと揚げる感じで、サクサク感がとても良いです。 まぁ、これに関してはあまり説明はいらないでしょう(?) |
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