硬式テニス
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仕様
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方位は長軸を南北に取るのが望ましい。
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ラインの中は2.5cm以上5.0cm(インチ)以下で、ベースラインのみ10cmまで太くできる。寸法はラインの外側から計算する。
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試合でラインズマンを使用するような場合は、21.00mx39.77m以上とする。
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インドアの場合、天井高はネット線上で12.19m以上とする。また、コート後方壁部で4.87m以上とする。
[(財)テニス協会「コートの友」規則1996年]
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コートの勾配
コートは平面であることを要する。コートサーフェスに勾配をとる場合、次の優先順位に従うものとする。
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一方のサイドラインから他方のサイドライン方向へ(横勾配)。
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一方のベースラインから他方のベースライン方向へ(縦勾配)。
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一つのコーナーから対角のコーナー方向へ(斜勾配)。
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コートの照明
屋外コートの照明はJIS Z-9120 1988による。
照度基準値(照度均斉度=最小照度/平均照度) |
競技区分 |
平均照度Lx |
照度均斉度 |
公式競技 |
1500〜750 |
0.65以上 |
一般競技 |
750〜300 |
0.50以上 |
レクリエーション |
300〜150 |
0.50以上 |
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コート数当たり面積
(面数が多くなるほど経済効率が良くなります)
コート数 |
最小コート(m2)
(国際テニス規則) |
当社標準コート
(m2) |
イベント用コート
(m2) |
1 |
668 |
722 |
913 |
2 |
1,203 |
1,292 |
1,588 |
3 |
1,738 |
1,862 |
2,263 |
4 |
2,273 |
2,432 |
2,938 |
5 |
2,808 |
3,002 |
3,613 |
6 |
3,343 |
3,572 |
4,288 |
7 |
3,878 |
4,142 |
4,962 |
8 |
4,414 |
4,712 |
5,637 |
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レイアウト
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公式試合の場合のコート周辺のスペースはベースラインから後方に6.40m以上、サイドラインから横に3.66m(コート前も同様に3.66m)以上とする。
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レクリエーションとしてプレーされるクラブや学校等のコートについては、ベースラインの後に5.5m以上、サイドラインの横は、3.05m以上の広さがあれば良い。
[(財)テニス協会「コートの友」より]