めぐり逢い
〜小室亮子 20才〜
僕は、北海道にある建設会社に勤めている、平凡なサラリーマンである。
その日、僕は課長とともに久々に東京に出張した。
札幌に建築する新しいビルの施主である企業への挨拶と打ち合わせだった。
仕事は無事に終わった。仕事の報告を会社に終えると、僕と課長は、約束通り別行動を取ることになった。
親会社から単身赴任で、僕の会社に出向している課長は、僕と別れ、奥さんと子供さんの待つ、千葉の自宅に帰り週末を過ごすことになっていた。
「それじゃ、悪いけど・・・・・・。あ、そうそう、妹さんのこと、見つかるといいな。がんばれよ。」
「はい、ありがとうございます。失礼します。」
僕は、課長を見送ると、六本木へ足を伸ばした。本来なら、僕も札幌の妻子のところに帰るところなのだが、僕はこの週末は東京に残るつもりだった。
そう、妹の亮子を探すために・・・・・・。
僕は出張の多い部署にいたので、出来るだけ今回のような機会を使うようにしていた。
いままで、数回あった出張の時には、ただあてもなく探し回っていただけなのだが、今回は違った。
数週間前、東京にいる僕の高校時代の友人から、亮子らしい女の子を六本木のキャバクラで見かけたという電話があったのだ。
僕は、ホテルにチェックインするのもそこそこに、六本木に向かった。
繁華街と言えば札幌のすすき野しか知らない僕にとって、六本木はかなり刺激的な街に見える。
外国人の男女が多く、まだ宵の口だというのにものすごい人通りだ。
この街に、本当に亮子がいるのだろうか・・・・・・?
僕は、友人から聞いた店を訪ねた。
「いらっしゃいませ〜!お客様、ご指名の娘は?」
フロアマネージャーの声には耳を貸さず、僕はポケットから亮子の写真を取り出した。高校の制服を着た写真だ。
「この娘、いますか・・・・・・?。」
「あー。麗未ちゃんねー。すいませーん、今日は遅番なんですよ・・・・・・。」
「えっ、こ、ここに勤めてるんですね?!僕の妹なんです!行方不明で、ずっと探してたんです!」
「・・・・・・ホントにあなた、お兄さんなの?」
マネージャーは胡散臭そうな顔で僕を見た。
「もうすぐ出勤するから、中で待ってたらどうです・・・・・・?」
「あ、ありがとうございます。」
僕は、礼を言って、その店に入った。
麗未が、いや亮子が出勤するまで、僕は酒を飲みながら時間をつぶすことにした。
そう、亮子のことを思い出しながら・・・・・・。
☆ ☆ ☆
亮子が僕の前から姿を消したのは2年前だった。
僕の結婚式から数日経ったある日、突然、札幌郊外の実家から姿を消したのだ。
「さようなら・・・・・・。私を探さないでください。」
という、たった一行の置き手紙を残して・・・・・・。
亮子はまだ、高校を卒業し、地元の短大に入学したばかりだった。
亮子と僕とは6歳程、年が離れている。赤ん坊の頃からかわいがっていた妹だっただけに、失踪が発覚したときはショックだった。
特に家族ともめていたわけでもなく、おとなしく真面目な子だった。僕にも両親にも、失踪の理由はまるでわからなかった。ただ、小柄で華奢な亮子の身体が心配だった。
警察にも捜索願を出し、家族、親戚全員で探し回った。
だが、亮子の消息はつかめないままに、2年が過ぎていったのである・・・・・・。
☆ ☆ ☆
「ねえ、何をボーッと考えてるのぉ?元気ないわねぇ〜。ほら、飲んで飲んでッ!パーッとやりましょうのよ、パーッと!」
亮子の代わりに、僕についてくれた女の子が、水割りをまた勧めてくれた。
僕は、十何杯目かの水割りをあおった。一気に飲み干す。
相当アルコールが回ってきていた。
目の前に霞がかかってきたようだ。
や、やばい!調子に乗って飲み過ぎたようだ。
「う、う〜ん・・・・・・。」
僕は、酩酊してソファーの上で前のめりになっていた。
その時・・・・・・。
「あ、お客さん、麗未ちゃんが来たわよ・・・・・・。」
「え・・・・・・?」
僕が顔を上げようとする前に、聞き覚えのある声が聞こえた。
「いらっしゃいませー!麗未でーっす!」
「りょ、亮子・・・・・・。」
僕は顔を上げた。そこには、濃い化粧をしてはいたが、間違いない・・・・・・、僕の妹、亮子がいた。
「え?、あっ、お、お兄ちゃん・・・・・・!?」
「亮子ぉ・・・・・・。」
驚く亮子の顔を見ながら、僕は記憶が薄れていくのを感じていた・・・・・・。
☆ ☆ ☆
「う・・・・・・。んあ・・・・・・。」
少しの頭痛を伴いながら、僕は目覚めた。
(いったい・・・・・・僕は・・・・・・どうしたんだ?ここは、どこだ・・・・・・?)
「フフッ、目が覚めた?お兄ちゃん?」
「りょ、亮子・・・・・・?」
ベッドに寝ている僕をのぞき込むような形で、亮子がソファーに座っていた。
「まったく・・・・・・。お酒が飲めないくせに、どうしちゃったの?お店の人に手伝ってもらって、やっとココまで運んでもらったんだからぁ・・・・・・。」
ここは・・・・・・。どうやら、ビジネスホテルの一室らしい。しかも、僕がチェックインした部屋だ。
「どうして、ここが・・・・・・。」
「お兄ちゃん、このホテルのパンフレットをポケットに入れてたでしょ?フロントに電話したら泊まってるって聞いたから・・・・・・。」
そうか・・・・・・。それで、僕はここに・・・・・・。
「亮子・・・・・・。元気か・・・・・・?・・・・・・無事でよかった。親父もお袋も心配してるぞ・・・・・・。」
「・・・・・・。」
スッと、目を伏せて亮子が口ごもった。僕はベッドから起きあがり、亮子を見つめた。
「な、帰ろう、亮子。帰ってこいよ。親父も、お袋も待ってる・・・・・・。」
「お兄ちゃんの、・・・・・・奥さん、宏美さんも?」
「ああ、一緒に住んでる。子供が産まれたんだ。亮子も「オバサン」だよ・・・・・・。」
一瞬、亮子の表情が強張った。
「どうしたんだよ・・・・・・。「オバサン」になったのが、そんなに嫌なのか?」
「そうじゃない・・・・・・そうじゃないの・・・・・・。・・・・・・幸せなのね、お兄ちゃん・・・・・・。」
少し寂しそうに、亮子が呟いた。
「あ、ああ・・・・・・。だから、帰ってこいよ、亮子。」
「・・・・・・条件が、あります・・・・・・。」
「な、なんだよ。改まって・・・・・・。へんな事言うやつだな・・・・・・。」
「お兄ちゃん・・・・・・、私のこと・・・・・・、抱いてくださいっ。」
「りょ、亮子・・・・・・、何を言い出すんだ!おい、お前・・・・・・。」
僕が驚いている間に、亮子はジャケットを脱ぎ、パンティーを脱いだ。
そしてソファーに座り直すと、僕に見せつけるかのようにゆっくりと、脚を開いた・・・・・・。
「ほら、お兄ちゃん・・・・・・見てっ。」
黒のワンピースの裾を、亮子がめくった。
むき出しの亮子の陰部が、僕に向かって開かれる。
うっすらと生えた恥毛に包まれ、ピンク色の花びらがパックリと口を開けている。
二十歳になった実の妹が、性器を僕の前に曝しているという、常識では考えられない光景だった。
「私のココ見るの、久しぶりでしょ?お兄ちゃん、私が子供の頃は、よくお風呂に入れてくれたもんね・・・・・・。どう?亮子、大人になったでしょ・・・・・・。」
亮子は指先で花びらをまさぐり、僕を挑発する。
「やめろっ、やめるんだ亮子!」
ぼくは、その凄い光景から顔をそむけた。
「あ〜ら、でも、お兄ちゃん・・・・・・言ってることと、違うみたいよ・・・・・・ココは・・・・・・。」
と、亮子は立ち上がると僕の横に添い寝して、ズボンの上から股間を触った。
情けないことに、そこは亮子の言うとおり大きく膨れ上がっていた。
「ほら、こんなにしちゃって・・・・・・。」
ズボンの上から、僕のモノを撫でさすりながら、亮子は僕の顔を上から覗き込んでいる。
「や、やめてくれっ・・・・・・。」
僕は亮子の手を振りほどこうとした。
が、しかし、手に力が入らない。
「フフッ・・・・・・。お兄ちゃん、お店で飲んでたお酒、味がおかしいとは思わなかったの?私が頼んで、薬を入れてもらったのよ・・・・・・。でも、ココにはお薬は回らなかったみたいね・・・・・・。」
そういうと、亮子は僕の股間を握る手にグッと力を込めた。
「くっ、うああっ・・・・・・。」
さらに、亮子は僕のズボンのファスナーを降ろした。
慣れた手つきで肉棒を取り出す。
「きゃぁ〜ン!お兄ちゃんのオチンチン・・・・・・ああっ、すごおい。おっきい・・・・・。宏美さんが・・・・・・お義姉さんがうらやましいわ・・・・・・。」
亮子が、白く細い指でシコシコと僕の肉棒をしごきあげる。ムクムクと肉棒は膨らんでいく。
「凄いわ・・・・・・。ねえ、お兄ちゃん、フェラチオ・・・・・・してあげるね。」
「りょ、亮子っ!」
亮子は、最後まで身につけていた黒のワンピースを脱いだ。痛々しいほどの細い裸身が露わになる。
「さあーてとっ、いっただきまぁーす。」
そう言うと、亮子は屈託のない表情で僕の肉棒に唇を近づけた。
ピンク色の舌を伸ばし、膨張した僕の亀頭を舐め始めた。
「ピチャッ・・・・・・チャプッ・・・・・・はぁウッ・・・・・・はフッ・・・・・・ああんっ・・・・・・。」
「亮子・・・・・・や、やめろぉ・・・・・・。お、俺たち兄妹なんだぞっ!」
僕は言葉だけで必死に亮子を止めようとしていた。しかし、実の兄の肉棒を舐めるという禁断の行為を、亮子は平然と、いや、むしろ嬉々として夢中になって続けていた。
「ああんっ・・・・・・、舌先にビンビン感じちゃうッ・・・・・・お兄ちゃん、まだ大きくなってくわ・・・・・・。あふっ・・・・・・アンッ・・・・・・美味しい・・・・・・お兄ちゃんのオチンチン・・・・・・。」
亮子の舌が巧みに蠢きながら、僕の亀頭からサオへと下がっていく。
「ああふっ・・・・・・お、お義姉さんと比べてどう?フフッ・・・・・・、ビチャッ・・・・・・私の方が上手いでしょ?・・・・・・そうよね・・・・・・だって初めて新宿に来たときは・・・・・・チャプッ・・・・・・ヘルスで何千本もオチンチンしゃぶってきたんだもん・・・・・・。ほら、裏筋舐めなんて、お義姉さん・・・・・・してくれないでしょ?」
「・・・・・・。」
僕は亮子が失踪してからの生活を、かいま見たような気がした。
ファッションヘルスに勤め、何千人もの男を相手にしてきた・・・・・・。
高校を出たての少女が家出同然に東京に出てきて、たった1人で生活していこうとする時、確かに選択肢は限られるはずだ。
亮子は、顔を上げると、僕の身体の上にのしかかった。真上から僕の顔をじっと見つめおろしている。
「お兄ちゃん・・・・・・、私、お兄ちゃんの事、好きだったの・・・・・・、ずっとずっと、好きだったの・・・・・・。高校生になった頃から・・・・・・ううん、兄妹としてではなく、男と女として・・・・・・。」
「亮子・・・・・・。」
「もちろん、いけない事だということは知っていたわ。でも・・・・・・、でもっ、私の気持ちは変わらなかった。だから、お兄ちゃんがお義姉さんと結婚するって聞いた時、死ぬほどショックだったの・・・・・・。」
知らなかった・・・・・・。亮子がそこまで思いつめていたなんて・・・・・・。
「だから私、お兄ちゃんの結婚式のあと、家出をしたの・・・・・・。北海道にいたら、お兄ちゃんとお義姉さんの幸せな姿がいやでも目に入っちゃうから・・・・・・。」
そうか・・・・・・そうだったのか・・・・・・。
「でも、もういいの・・・・・・。ふっきれたわ。私、お兄ちゃんの言うとおりにします。北海道に帰ります。でも、一度だけ・・・・・・、一度だけでいいの。亮子のこと、抱いて欲しいの・・・・・・。誰にも言わないから・・・・・・内緒で・・・・・・。ねえっ、いいでしょっ?」
そう言うと亮子は、僕の手を取って自らの股間に導いた。
「ウウッ・・・・・・ほら、わかる?亮子のココ、こんなに濡れてるのっ。お兄ちゃんに抱いて欲しくて、ヌルヌルになってるのっ。ほらっ、ああんっ!」
「うっ、ああっ・・・・・・亮子っ!」
さっきまでしびれていた僕の指は、すでに感覚を取り戻していた。亮子の熱い陰部の感触が指先に伝わってくる。
僕は、知らず知らずのうちに指を動かしていた。
「ああっ、お兄ちゃんっ・・・・・・。いいのねっ!嬉しいっ・・・・・・ああっ、ああん!」
亮子の熱い吐息が、僕の顔にかかる。
「・・・・・・キスしてっ、お兄ちゃん・・・・・・。」
亮子は僕の唇に、赤いルージュのついた唇を重ねてくる。
ブチュッ、チュウッ・・・・・・。
実の妹の積極的なキスに目眩を起こしながらも、僕は指を動かし続けた。
「んああっ・・・・・・、お、お兄ちゃんの指が、入ってくるわっ・・・・・・。アッ、アアッ!」
グチュウウッ!
僕の指が、亮子の肉の扉をくぐり、内部にズプズプと侵入していく。
「ああっ、気持ちいいっ・・・・・・お、お兄ちゃんっ、気持ちいいよぉ・・・・・・。」
亮子は身体をずらし、小さなバストを僕の唇の前に突き出す。
「吸ってっ、亮子の・・・・・・オッパイ・・・・・・。」
僕は、亮子の小さな胸に舌を這わせた。
小さいが、ゴム毬の様な弾力をもった乳房は、雪のように白く、いかにも北国生まれを思わせた。
その頂きに、やはり小さな乳首がフルフルと震えている。
乳首を口に含み、音を立てて啜った。
ズチュウウウッ、チュウウウッ!
同時に僕は、亮子に挿入した指を動かし、次第にその動きを速めていった。
ズチャッ・・・・・・、クチャッ・・・・・・、ビチャッ、ヌチャッ、ズチャッ・・・・・・!
「あ・・・・・・はうっ!ああん〜!お、お兄ちゃん、いいっ、いいわっ・・・・・・。」
身体をくねらせ、亮子が身悶える。
「ああっ、・・・・・・亮子、もう、ガマンできないわっ。ねっ、このまま入れてっ。お兄ちゃんの、おっきいの・・・・・・すっごいオチンチン・・・・・・亮子に、ちょうだいっ!」
亮子は、再び僕の剛直を掴み、上下にしごきながらそう囁いていた。
(だ、だめだっ・・・・・・、亮子。これ以上進んだら、僕たちは兄と妹の一線を越えるんだぞっ。)
だが、その思いとは別に、僕のもう一つの思いがムクムクと膨れ上がっていた。
(かわいい・・・・・・亮子が・・・・・・欲しい!)
その思いが、僕に次の言葉を言わせていた。
「ホントに、・・・・・・ホントに帰ってきてくれるんだな?亮子っ!」
禁断の行為を正当化するかのような、言い訳じみたセリフだった。
「うんっ・・・・・・帰るわっ・・・・・・帰るから・・・・・・だから、お兄ちゃんの・・・・・・亮子のオマンコに入れてっ!」
「よ・・・・・・よしっ、約束だぞっ、亮子っ、・・・・・・いいなっ!」
僕の全身にアドレナリンが駆けめぐった。
酔いも醒め、薬の効力も吹き飛ばしていた。
僕は起きあがると、亮子の華奢な身体を組み敷いていた。
シャツとズボンをアッという間に脱ぎ、亮子の細い脚を抱え上げた。
「ああっ、お兄ちゃんっ・・・・・・好きィ!」
「僕も・・・・・・好きだよっ、亮子の事が好きだっ!」
僕は、固く膨れ上がった肉棒を亮子の濡れた花びらにあてがった。
「うあああっ!亮子ッ!」
僕は、ズイッと腰を突き出し、亮子の柔らかな肉壷の中に男根をたたき込む。
「あうううっ・・・・・・!お、お兄ちゃ・・・・・・んっ、アアアッ!」
その瞬間、亮子との思い出が走馬燈の様に僕の頭の中を駆けめぐった。
初めて見た赤ん坊の亮子。
幼かった頃、僕が小学校にいくと、寂しさに泣きながら、僕の事を家から学校まで追いかけてきた亮子。
小学校入学の時、赤いランドセルを誇らしげに見せて無邪気に笑う亮子。
少し大きめの中学のセーラー服姿を、僕にからかわれて、ふくれっ面の亮子。
かわいい、世界でたった1人の、僕の妹、亮子・・・・・・。
その妹に、僕は今、1人の男として対峙していた。
「あああん!お兄ちゃんっ!いいっ、いいよぉ〜っ!アアアアン!」
亮子は僕の肉棒をくわえ込もうと、自分から腰を突き上げてくる。
やや狭い亮子の淫肉を押し広げるようにして、僕の太竿がズプズプと埋まっていく。
「アアン〜、すごいわっ、こわれちゃいそうっ!アアッ、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんがっ、亮子の中に入ってるっ!」
「・・・・・・。」
全部挿入すると、僕は無言のまま亮子の身体に打ち込んだ肉杭の抜き差しを開始した。
「アッ・・・・・・、ウッ・・・・・・、アアッ・・・・・・、アアン・・・・・・。」
20歳の亮子の媚肉が、僕の肉棒を暖かく包み込み、きつく締め上げる。
亮子の脚が僕の腰の後ろでクロスして、グイグイッ、と僕の腰を引き込んでいく。
「ああっ・・・・・・最高っ!ああっ、お兄ちゃんっ、もっとっ、もっと突いてっ!アア〜ッ!お兄ちゃんっ!」
「お兄ちゃん」と亮子が僕を呼ぶフレーズが、僕の興奮をよりかき立てていく。
(ああっ、僕は今、妹とセックスしてるんだ!亮子ッ・・・・・・亮子ぉおっ!)
僕は、無我夢中で腰を使い亮子を責め立てる。
「あああっ、お兄ちゃん、亮子を、亮子をもっとめちゃくちゃにして〜ッ!アアアン、亮子をもっと犯してぇ〜ッ!」
亮子が僕の背中に回した手が、背中をかきむしっている。
「・・・・・・ね、ねえ、お兄ちゃん、バックッ、バックからしてっ!」
「・・・・・・あ、ああ。」
僕がいったん身体を離すと、亮子は起きあがりベッドに四つん這いになる。
僕の方にヒップを向けてクイクイッ、と左右に振った。
股間からダラダラと愛液をしたたらせて、僕を誘っている。
「ああっ、お、お兄ちゃんっ、き、来て〜っ!」
肩越しに僕の方を振り返り、トロンとした目で僕をみつめている亮子。
「よ、よしっ、入れるぞっ!」
僕は亮子の小さなヒップを抱えると、亮子の濡れた花弁に再突入した。
「はぁうっ!アアアーッ、お、お兄ちゃあああん、アアアアッ!」
ズッポリと奥まで達すると、すぐに腰を動かした。
「アン、・・・・・・アンッ、アン、・・・・・・アンッ・・・・・・!」
ワンワンスタイルで実の兄に犯されながら、僕の妹、亮子は愛らしい声で身悶えている。
パン、パン、パン、パンッ・・・・・・!
規則正しいリズムで突いてやると、亮子の尻の肉が乾いた音を響かせていく。
「お兄ちゃん・・・・・・ああっ、亮子、し、幸せっ!もう、死んでもいい〜っ、アアッ、アアアン〜!」
髪を振り乱し、亮子は乱れに乱れていく。
亮子の痴態を見下ろしながら、僕は自分に、もう限界がきているのを感じていた。
「りょ、亮子ッ、も、もうダメだぁっ!」
「ああっ、お兄ちゃん、お顔にっ、亮子のお顔にかけてっ!」
「あ・・・・・・、い、いいのか?」
「うんっ、・・・・・・あ、浴びたいのっ、お兄ちゃんのアレ、いっぱい浴びたいッ!」
「よしっ、い、いくよっ、亮子・・・・・・ううっ、ああっ、い、いくっ、いきそうだああああっ!」
「アアアン!アアアン!お兄ちゃあああ・・・・・・ん!」
ギュウウッと締めつける亮子の陰部。
僕はそこから肉棒を引き抜くと、亮子の肩を掴んで仰向けに裏返した。
「うああああっ、亮子おおおおおっ!」
ドパアアアアアッ、ドビュッ、ドビュッ、ドビュッ・・・・・・!
僕は亮子のかわいらしい顔にめがけて、自分の溜まった欲望を大量に振りかけていた。
「あふっ・・・・・・あああっ、お・・・・・・兄ちゃん、ありがとう・・・・・・。」
放心状態になっている亮子の声を聞きながら、僕は文字通り精も根も尽き果て、ベッドに倒れ込むと、再び気を失っていた・・・・・・。
☆ ☆ ☆
「う・・・・・・、ああ・・・・・・。」
強い喉の乾きを覚え、目が覚めた。
気がつくとホテルのカーテンの隙間から、強い日差しが僕の顔に降り注いでいる。
僕はフラフラとベッドから起きあがり、備え付けの冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出し一気に飲んだ。
「くあー、うんめー!」
夕べの事が、頭に少しこびりついてはいたが、僕は亮子を北海道に連れて帰れると思うと少し嬉しかった。
「さあ、亮子、帰るぞ・・・・・・、おーい、亮子・・・・・・?」
亮子の姿が・・・・・・ない。
「亮子・・・・・・!」
部屋中を探したが、亮子はいない。
ふと気がつくと、ベッドサイドの机に一枚のメモが残っていた。
「今度こそ・・・・・・お別れです。亮子はもっともっと、遠くに行きます。・・・・・・すてきな思い出をありがとう。・・・・・・お兄ちゃんへ。亮子。」
ああっ、僕はなんて事をしてしまったんだ!
たぶん今頃、亮子は、僕の知らない住まいで荷物をまとめている事だろう。
そして、また、どこかに行ってしまう・・・・・・。
僕は、メモを見ながら涙が溢れてくるのを止めることができなかった。
もう二度と、亮子にめぐり逢うことはないことを予感しながら・・・・・・。
<おわり>