レースクイーン淫肉グランプリ〜濡れたサーキット〜
<プロローグ>
「アアッ、アアッ、アーッ、アアン!」
俺の上で、グラビアアイドルの赤木祐子が踊っている。
ピチピチの二十歳のダイナマイト・ボディが、騎乗位のポジションで激しく揺れていた。
俺は、彼女のトレードマークである96センチのTカップバストを下から見上げた。
カメラマンの俺が、今日スタジオで飽きるほど撮りまくったバストである。
もちろん、撮影の時はしっかりビキニの水着を着用していた。
しかし、今はもう乳房を覆い隠すものは何もない。 白い水着跡が眩しいバストがプルプルと揺れている。
「アアッ、イヤッ、アアン!」
祐子は喘ぎながら自分の手でバストをつかみ、激しく揉みしだきながら、次第に絶頂に向かって登りつめてゆく。
もう俺がそんなに腰を使うまでもなく、祐子は自ら腰を振って俺のモノを出し入れしている。
まとわりつく肉襞が震え、激しく溢れ出る愛液が俺の陰嚢に流れ落ちてくるのがわかる。
「アーッ、ダメェッ!もうダメェ!祐子、イッチャウッ!」
ロングヘアーの髪を振り乱し、祐子が絶叫する。
「イクッ、イクッ、アアーッ!アーッ!アーッ!」
祐子の蜜壺が激しく痙攣し、収縮していく。
「ハアッ、アアッ、アッアーッ!」
余韻を楽しんでいる祐子に合わせて、俺も引き金を引き絞り、白い弾丸をドクドクと祐子の肉襞にぶち込んでいった・・・・・・。
俺はプロのカメラマンだ。
業界での俺のポジションは中堅どころといったところだろうか。
アフリカで野生動物の写真を撮るのが、俺の夢だ。
が、夢と現実とは違う。
二流週刊誌やコミックの水着やヌードのグラビア写真、売れないアイドルの起死回生を狙うヌード写真集などが今のところの仕事である。
今日も撮影を終えた俺は、モデルの祐子と一戦交えたところだった。
「ネエネエ、センセー。」
「先生って言うのはやめろよ。俺には「度会剛」って名前があるんだ。」
「んじゃ、ワタライちゃぁん。あ、ゴーちゃーん、の方がカワイイかな?」
「あのなあ、バカ言ってると商売道具のデカパイ、握りつぶすぞ!」
「ああン、冗談よ。じょーだん。ウフフ、あのね、祐子、お話があるの。」
祐子の話というのはこうだ。
祐子の叔父は、「フォーミュラージャパン」というカテゴリーのカーレースチーム「チーム時限」を主宰していた。
「フォーミュラージャパン」は日本の最高峰のレースである。
いわゆる、「フォーミュラーカー」による全13戦にわたるレースである。
祐子も実は、このレースをサポートするレースクイーンの出身である。
昨年の最終戦が終わり、全チーム参加による打ち上げパーティーが行われた時のことだ。
最初はフォーマルだったパーティーも、二次会、三次会と進むうちに、各チーム所属のレースクイーンを交えた、文字通り酒池肉林の大乱交パーティーと化していった。
祐子の叔父はベロベロに酔っぱらい、最後は所属がどこのチームかも判らないレースクイーンをホテルの自室に連れ込んだのである。
そこまでは良かった。
事件が起こったのは、その後である。
翌朝、目が覚めたとき、レースクイーンの姿はなく、祐子の叔父の鞄が盗まれていたのである。
鞄の中には、来シーズンの前半戦を戦うためのニューマシンのエンジン改造計画が記されたフロッピーディスクが入っていたのだ。
いわゆる、命に替えても守らなければならない秘密が盗まれたのである。
祐子の叔父は、頭を抱えた。前夜の記憶が全てブッ飛んでいたのである。
「間抜けなオッサンだなぁ。前の日に寝た女の事も覚えてないのかよ。」
「そんなこと言わないでよ。度会さんだって、人のこと言えるの?」
「ううう・・・・・・。」
た、確かにそうだ。祐子の初めての撮影でサイパンにロケに行った時、酔っぱらった俺は、その夜の記憶がブッ飛んだのである。
酔った勢いで、祐子と寝た・・・・・・らしいのだが、俺には全然記憶がなかったのだ。
後から考えると、祐子に文字通りハメた、いや、ハメられたのかもしれないが。
「・・・・・・それで、オッサンは警察に訴えたのか?」
「そんなことできるわけないじゃない。自分の恥を話すようなものだし、証拠だって全くないのよ。」
「なるほど、じゃ、各チームのエンジンを調べればいいんじゃないのか?盗まれたのなら、早速パクってるはずだろ。」
「それが出来たら苦労しないわ。各チームのマシンはトップシークレットなのよ。『お宅のエンジン見せてくれ』『はいそうですか』だなんて、出来るわけないじゃないの。それに、仮に見せてもらったとしても、チョット見じゃ判らないほどの改造なんですって。」
「ふうん。で、俺にどうしろっていうんだ?まさかその女を捜せっていうんじゃないだろうな?」
「ピンポーン!大正解!カメラマンの度会さんなら、そのへん楽勝でしょ。『脱がせ屋・度会』は業界じゃ超有名よ。撮影したモデルは必ずモノにするって。ちょっと妬けるけど。」
「あ、あのなあ。レースクイーンは何十人もいるんだぜ。オッサンにも判らないものをどうやって探すんだよ?」
「あのね、叔父さんが言うには、アソコの左右のビラビラにホクロがあったんだって。まるで左右対称に。」
「そういうところだけはしっかり覚えてるのか。しょうがねえオッサンだな。」
「ああら、私のバージンを奪っといて覚えてない誰かさんよりは、まだましだと思うけど。」
「チッ、口のへらねー女だな。第一、そんなことしたんだったら、その女もうとっくにフケちまってるんじゃないのか?」
「うーん。それはないわよ。今シーズンでやめた女の子はすべて調査済みなの。つまり、ターゲットは現役のレースクイーンの誰かということになるわ・・・・・・。」
「そうか・・・・・・。」
「ねっ、いいでしょ。とにかく、明日叔父さんに会ってみてよ。ギャラは、はずむって言ってるし。ほらぁ、もう一度おしゃぶりしてあげるから・・・・・・。」
祐子は、俺の肉棒をまさぐると、シコシコとしごき、フェラチオを始めた。
「フグッ、ウグッ、ウウッ!」
祐子の大きな、口角が切れ上がった唇が、おれのデカマラを持て余し気味にしゃぶっている。
俺は、祐子の口唇愛撫に身を任せながら、どうすべきかを考え始めていた・・・・・・。
◆ ◆ ◆
翌日、俺は祐子の叔父に会った。
この仕事を引き受けるためだ。
報酬は500万円。成功したら上積み500万。
さらには、俺の念願だった野生動物の写真集のスポンサーになってくれるという。
破格の条件である。
俺は、早速今シーズンの初戦から、「レースクイーン狩り」を始めることにした・・・・・・。
(つづく)