北海道は面積が広いため、札幌の道庁だけでは行政手続きに支障をきたす。それで各地に「支庁」をおき、出張所のような役目を果たさせるのだが、それぞれの担当する地方が広いせいか「出張所」というほど安っぽくはない。我らが旭川市は「上川支庁」の管轄になる。バスの路線も分からないし、とりあえずタクシー拾っておこうか。
屈:「あれ、市街から離れていくけど」
ドライバー:「ええ、去年郊外に移転したんですよ。前までは市庁舎の裏手にあったんですがね・・・着きました。2×××円になります」
はうぅ。・・・気を取り直し、窓口を探す。写真を持ってきていないが、どうせ窓口の隣に自動撮影機があるだろう。・・・ない。もう一度気を取り直し、支庁舎から少し離れた写真屋までダッシュする。余裕を見て出発したつもりが、申請する時にはほとんど滑り込み状態だった。はあ。
帰る途中一瞬意識を喪失し、気がついたときには自宅で「UOセカンドエイジ」をインストールしていた。これが後に生活上の重荷となり、職務にも重大な影響を及ぼすとは、この時既に予想されたことではあった(笑)。