車の事故の話はもう読まれたと思う。車の事故話には終りはない。 今度は駐車場でバンパーを派手にへこまされてしまったのだ。。。 相手の車は不明。当て逃げだ。
この手の事故処理は前回に比べれば簡単だ。 まず保険会社へ連絡。自分に非がない事を伝え、車両保険を利用して 修理を希望する。私の場合免責額が$200。 ひとつ心配だったのが来年、私の保険金が値上がる事だが、 当て逃げの場合は大丈夫らしい。自己申告制だ。 あとは保険会社の見積もりを受け、車屋に持ちこむ。 バンパー交換のみではあるが、バンパーを取り寄せ、塗装を施すため、 数日を要するとの事。準備ができてから車を持ち込み修理をしてもらった。 その場で$200を払い、後日保険会社からの小切手を車屋に払い終わり。 保険会社の見積もりと車屋の見積もりに若干差がでていたが、 車屋のほうが同じ金額で良いとの事でスムーズに進んだ。 総額の修理の費用は$650程度で、半分は工賃だっだ。
偶然にも知り合いで同じように駐車場で当て逃げされた人がいた。 この人の体験は面白い。その人も私と同じように保険を利用して バンパーを修理をした。後日警察がその人の自宅にやってきたのだ。 "あなたが車をぶつけた人か?"という質問だったという。 どうやらぶつけた相手が、自分が被害者だとして警察に届出をした のだ。この人が自分が被害者であることを強く 主張すると、警官が"良くあるケースだ"と 言って引き返したのだ。
主張さえすれば自損事故も当て逃げ扱い、加害者も被害者になり得る この国だ。身近にこのような話があるアメリカはやはり驚きだ。
今回のアメリカ文化のお値段、$200で勉強した国民性なり。