駐車違反の話

車社会では車の話に終わりはない。今回は駐車違反を犯してしまった話だ。

ある週末スキーへ出かけた時だ。正確にはスキーではなく、そり遊びをしに行った。 スキー場の近くにSNO-PARKという場所があり、ここは一部雪がならされており、 スノーモービルなどを持ち込んでかっ飛ばしたり、持ち込んだそりで 斜面を滑ったりするところだ。 行き当たりばったりで見つけたこの場所で遊ぶことにした。実はここは行き止まり の道でここ以外に遊ぶ場所がなかったのだ。ここには駐車場がなく、みんな道路に沿って 縦列駐車している。そこで 看板が目に入った。"ここはSNO-PARKである。駐車する場合は許可証を車外部から 見える位置に示しなさい。許可証はスポーツ品店などで購入の事。ない場合は $75の罰金" なるほど確かに多くの車には許可証らしきものがダッシュボードに 乗せられている。しかしない車もある。 3時間半かけてここまできて、今更どこにあるかわからないスポーツ品店まで 戻る気はしない、駐車するスペースもほとんど埋まっているのだ。 $75払ってそり遊びをすればいいではないか。大船に乗った気持ちで行こう。

斜面から戻るとしっかりドアガラスに封筒が張られていた。

駐車違反切符(表,174KB)

駐車違反切符(裏,75KB)

このSNO-PARKの駐車許可証は$5で売られているらしい。 後日小切手で郵送した。それと入れ違いに催促の手紙もきた事を 付け加えておく。身元はもうばれているのだ。

今回のアメリカ文化のお値段、差し引き$70で楽しく過ごした3時間。


戻る