プールの話

1月だがプールの話をしたい。 こちらでプールに入った感想だ。まずめがねをつけてプールに 入れる。私はめがね歴25年以上の近眼だ。めがねがないとボーッとする。 日本ではうるさくガラスの物はプールサイドに持ち込まないよう再三注意される。 しかしこちらではめがねをつけたまま入水して監視員に文句を言われた事 がない。最初は恐る恐る入っていたがよーく回りを見るとサングラスを付けて入る人、 帽子をかぶっている人、水着の上にティーシャツを着ている人 いろいろいるがおとがめなし。不思議だ。もちろん監視員としての仕事はしっかりしている。 プールサイドを走る子供、大人には容赦なく注意が飛ぶ。あるプールでは子供が走ると 戒めのために監視員の隣に設けられた特別席にすわり数分間遊泳禁止を命じられる。

めがねを付けて都合が良いのは子供がどこにいるのかすぐ良くわかる点と 美女がどこにいるか良くわかるの二点に尽きる。残念なことにそう美女はいないが。。

今回のアメリカ文化の意見、私の独断と偏見であることをお忘れなく。


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モンスターホームの話

アメリカの好景気を背景にサンノゼ地区の不動産物件も日本のバブル(ほどではないが) 時のように値段が上がっている。最近転勤でお隣のFremont市の物件を売却した 知人は2年前の購入価格から20%以上あがったと言っていた。

サンノゼ市で最近話題になっているのが"モンスターホーム"である。 これは今までの平均的な住宅に対して 平均的な宅地に従来より大きな建物を建築するケースをさす。 これには法的な制限が今までなく最近やっと問題視されてきたらしい。 この"モンスターホーム"の多くは2階を大きくとり、居住面積を稼ぐ設計になっており 近隣住民から"モンスターホーム"は景観、プライバシーを損ねると 問題提起されている。市はこの問題に関して審議中で、最近暫定策を決定した。 容積率が45%以下の場合ならおとがめなし。65%を超える場合は公聴会で審議される。 45%-65%の間の場合でかつ市が上げているチェックポイント(景観が周囲と異なるなど) に引っかかる場合にはやはり公聴会が必要らしい。今後正式な審議を経て法律に なるらしい。

東京の住宅密集地では容積率は80%-100%程度のようだがサンノゼ市では 野放しだった。皆大きな土地を所有していたからだろう。ところが最近の 不動産の高騰も手伝って、大きな土地を所有しずらくなり、このような問題に つながったのだ。市ではこれからより密集度の高い建築物の法案も検討していくらしい。 末は東京のようになるのかも知れない?

今回のアメリカ文化のお値段いつかは東京と同じお値段に?


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過激な人生相談の話

こちらで超人気の視聴者参加テレビ番組がある。Jerry Springerというショーだ。 (彼の公式サイトは http://www.universalstudios.com/tv/jerryspringer ) この番組、簡単に言えば公開人生相談である。司会者のJerryは弁護士、また33才で Cincinnati市長を勤めたこともある多彩な人だ。この番組への応募者の相談内容は 驚くばかりである。相談者はスタジオに来て観客の前で悩みを打ち明けるのだ。

10才の娘が母親の愛、職業について相談。娘は母親がほとんどかまってくれず愛に飢え ていると訴える。そこに超派手な水商売風母親が登場。なんと母親は売春婦なのだ。毎日 男と寝て金をもらうのがすべてだと観客の前で言いきる。Jerryは娘に愛を注いで欲しいと 頼むが拒否される。観客からは非難の声が飛ぶ。これはまだ序の口。

若い男性が今まで自分の恋人に隠していた事を告白したいと相談。 スタジオに彼女が呼ばれ彼の隣に座る。そして彼の告白が始まる。実は君以外に 好きな人がいる。。。実は今ここに来てもらっていて会って欲しい。。。 そのとたんバックから耳にピアスをした若い男性が駆け込んできてその男性と熱い抱擁を。 それを目の当たりに見た彼女は激怒してそのピアスの男性を殴る蹴るの騒ぎに。 このような場合あらかじめ腕っ節の強いスタッフが待機しており、喧嘩の仲裁に入る 仕組みになっている。この男性、彼女に隠れておホモ達がいたのだ。

このような番組とわかれば他の相談内容も容易に想像がつくだろう。 やはり何といって浮気話が多い。いい年をした男女が罵り合い、放送禁止用語 連発の末、けんかに。でもこの番組ちょっと変で番組最後にさようならと言う時には 相談者が皆ニコニコ顔で手を振って終わりになる。ちょっとやらせかもしれない。 なんでもこのテレビ番組のビデオは全世界で150万以上売れたらしい。

この楽しい番組はSan Joseの囚人たちにも大変好評な番組だったらしいが、最近囚人 規則が大変厳しくなり、この手のエキサイトする番組は禁止になってしまうらしい。 暴動が起きないか心配だ。

もうひとつの最近の人気テレビ番組はクイズだ。賞金が最高100万ドル(約一億円) なのだ。クイズタイムショック(ちょっと古いか)の100倍だ! この話は次の機会にしよう。

今回のアメリカ文化のお値段囚人はどこでもつらいのだ?


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過激なクイズ番組の話

約束の賞金$1,000,000(約1億円)のテレビクイズ番組の紹介だ。この番組 Who Wants to Be a Millionaireという。 15問題に正解すると賞金が$1,000,000になる。最初の1問の正解で$100、 次で$200,$300,$500,$1,000,$2,000,$4,000,$8,000,$16,000, $32,000,$64,000,$128,000,$250,000,$500,000, $1,000,000と倍々のペ ースで賞金が増えていく。間違えると賞金がゼロになるクイズもあるが、 正解がわからない場合でも、回答を拒否してそれまでの賞金を 確定させて終了することもできるはからいがある。 また途中$1,000, $32,000を通過してもその賞金金額が確定する。この金額を 超えていればたとえ間違えても賞金はゼロにならずにすむ。なんて良心的な クイズ番組なのだろう。

すべて選択問題で4つの回答候補から1つの正解を選ぶ。回答までの時間制限は ない。スタジオ中央のステージに司会者(質問者)と回答者が一対一で 座りクイズが進められ、観客が周囲の席を埋める。 また回答者は正解がわからない場合次の3つの特典をそれぞれ一回づつ行使できる。
1. 4つの回答を2つに減らす。(正解率が50%にあがる)
2. 電話を利用して知人に回答を聞く(30秒間)
3. 観客に聞く。観客がキーパッドを持っており、それぞれの観客の回答が  累計され4つの回答の分布を得る。回答者がこれを参考にできる。

結構回答者には有利なルールが多く、選択問題でもありそれほど難しくないのだ。 それでも$1,000,000を獲得した人は今まで一人しか見たことがない。この $1,000,000を獲得した青年のエピソードをひとつ。最後の$1,000,000 の質問を聞いたあと電話を利用する権利を使用し、自分の父を呼び出した。 息子曰く”お父さん、もう答えはわかっている、俺は1億円を獲得するよ” と父に伝え、その後見事正解。$1,000,000を獲得してしまったのだ! この青年その後雑誌各種の表紙を飾る時の人に。

この番組庶民というか凡人でも高額賞金を射止められるという事で 視聴率も高くなかなかの人気だ。

しかしこの過激なクイズ番組にもちょっと暗雲が立ちこめてきている。 この番組の賞金の一部が保険金でまかなわれているのだ。この番組は イギリスのGoshawk Syndicateという保険会社との間に契約があり、賞金金額が $500,000以上になるとこの保険会社が賞金を支払うという契約が結ばれているのだ。 最近この保険会社がクイズ問題の難易度、 回答者の選出方法の変更を求めてイギリスで裁判を起こしたのだ。現状では この保険会社は免責$1,500,000,上限$5,000,000という支払い契約なのだが、 昨年8月に始って以来すでに$2,500,000支払う羽目になってしまい予想以上の 支払い金額にこの訴えを起こしたのだ。(掛け金がいくらかは不明) これから問題が難しくなるかもしれない。

実はこの手の高額賞金クイズ番組ほかにも2つほどあり、 ひとつは時間制限と戦うタイプ、もうひとつは5人でチームを組み チーム内の駆け引きを通じて最高$2,000,000を狙うもの。 先日$1,400,000(約1億4千万円)獲得した人を見てしまった。この人も 時の人になるに違いない。 超バブル景気のここアメリカだが、クイズ番組もかなかな過激なのだ。

今回のアメリカ文化のお値段、頑張って一億円!


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過激なラジオ番組の話

最後の過激シリーズだ。このラジオ番組はいつも朝の通勤時間帯に車内で聞いている。 二人のDJとボケ役(?)の三人が中心となるトーク番組である。このトーク番組は 過激シリーズに共通しているように聴者参加番組だ。 毎週金曜日が一番面白い。金曜日は"Dirty Friday"コーナーがあるからだ。 このコーナーは自分の知人、友人をぎゃふんと言わせるコーナーだ。 あらかじめ聴者が自分の知人、友人をだまして困らせたいと相談する。 話がまとまるとDJがある人物に成り代わり電話でいろいろ知人、友人を陥れその反応を 生でオンエアしてしまうという品のないコーナーだ。聴者がDJと組んで知人、友人を 陥れるのだ。DJが成り代わる人物は相談内容によって警察官、車のセールスマン、 学校の先生、会社の人事、移民管理局等何にでもなってしまう。 またそのだます内容がかなり個人的でこんな内容オンエアして良いのかと 思ってしまう。でもこのえげつなさを楽しまずにはいられない。金曜日は 楽しいのだ。

たとえば、会社の備品をよく失敬して自宅で使用している母親の姿を見ている娘が DJに母親をいびってくれと持ちかけたのだ。DJは娘から母親がトレットペーパーなど をくすめてくる事実をあらかじめ聞き、母親の会社の人事部門のxxxと名乗り、 母親に電話をかける。ここからオンエア−される。DJは母親に最近会社の備品が 無くなり、倉庫にある隠しカメラであなたの姿の記録が残っている(当然真っ赤なうそ) と伝え、これは会社の方針にそぐわなく、大きな問題になっていると伝える。 母親は最初は強く否定していたが隠しカメラのこと、無くなってる備品を 正確に知っている事実からいきなり態度が変わり、泣き出してしまう。 返すから許してくれ、同僚も皆やっているなど母親は仕事を失いたくない一心だ。 それでもDJは警察に連絡するなど責めの手を緩めない。 聞いているほうがどきどきしてしまうのだ。結局最後に娘が仕掛けた話で今までのは すべて真っ赤なうそだとばらした途端、母親は"娘を殺してやるー!"と 叫んで電話を切ってしまった。親子関係はどうなったのだろう。

このような調子なので過激コーナーを締めくくるには最高のねただろう。 KSJOラジオFM92.3MHzここのLamont and Tonelliをクリック。

今回のアメリカ文化,このラジオ番組も離婚の原因になっているに違いない。


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同性愛者の航空会社

ある調査会社によれば同性愛者が好む航空会社は1位American Airlines, 2位United Airlines,3位がDelta Airlinesだとか。そこで不名誉な2位に 甘んじているUnited Airlinesが名誉挽回を始めたという新聞記事を見た。 1999年に同性愛者の85%は旅行をした。一方全国平均は64%。 またこの85%のうち45%が海外旅行だ。一方全国平均は9%。 ビジネス的に見てこの同性愛者マーケットをつかむことは大変重要らしい。Americanも Unitedも同性愛者のためのマーケティングの部門を持ち、ゲイのウエッブサイト、 同性愛者同士の集まりのスポンサーも手がけている。私としては 絶対数をつかむ必要があると思うのだがマーケッティング的には影響力が強いこの 少数派をサポートをしている事実が優先らしい。

そもそもUnitedが社員への特典として配偶者を優遇(航空券支給などと思われる) していた時、結婚している(と言って良いのか?)同性愛者の配偶者(パートナーと 呼ぶべきか?)にこの特典を適用しなかった過去が引き金になっている。Unitedは近年 この方針を改め同じレベル(普通の配偶者?)の特典をパートナーに提供し 、マスコミにもこの積極的な対応を示したのだ。 私もUnitedは良く利用するのだがこれから先乗務員の質がちょっと心配だ。

今回のアメリカ文化、ゲイは旅好きなのだ。


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億万長者誕生!

過激シリーズで紹介した人気のクイズ番組でまた億万長者が出てしまった。 今回の優勝者はサンノゼから車で30分南下したギルロイ市に住んでいる25才の 青年だ。テレビで放映された翌日はサンノゼの新聞のトップページに掲載されて しまった。大変思慮深い人で質問に答えるために15分も考え込んだりしていたの だがそのかいあって一億円を射止めた。それでは全15の問題、解答を紹介しよう。


1. According to an Aesop fable,
you should never count what
before they hatch? ($100)
a) fingers
b) snakes
c) chickens
d) guppies

2. what describes a reaction
that is automatic and unthinking?
($200)
a) head-kick
b) neck-twist
c) knee-jerk
d) ankle-swing

3. What describes the extra-
sensory ability to communicate
from one mind to another?
($400)
a) telepathy
b) therapy
c) tsunami
d) typhus

4. What culinary staple tradi-
tionally comes in two species:
arabica and robusta? ($800)
a) split pea
b) cola nut
c) coffee bean
d) sunflower seed

5. What company features a
dog called Sock Puppet in its ad-
vertising campaign? ($1,000)
a) Petco
b) Barnesandnoble.com
c) AOL
d) Pets.com

6. Which of the following sym-
bols appears over "n" in Spanish?
($2,000)
a) tilde
b) umlaut
c) circumflex
d) cedilla

7. Which of following actors is
the voice of Buzz Lightyear in the
"Toy Story" movies? ($4,000)
a) Michael J. Fox
b) Tom Hanks
c) Tim Allen
d) Robin Williams

8. Which profession finishes
the Shakespearean phrase, "first
thing, kill all the.. ."? ($8,000)
a) doctors
b) lawyers
c) bankers
d) chefs

9. Ernest Hemingway's novel
"Death in the Afternoon" con-
cerns what? ($16,000)
a) mountain climbing
b) deep sea fishing
c) boxing
d) bullfighting

10. What baseball player played
in the most World Series garnes?
($32,000)
a) Reggie Jackson
b) Yogi Bera
c) Mickey Mantle
d) Pee Wee Reese

11. How many people are de-
picted in leonardo da Vinci's
"Last Supper"? ($64,000)
a) 10
b) 12
c) 13
d) 15

12. Which of the following was
never a colony of Portugal?
($125,000)
a) Thailand
b) Brazil
c) East Timor
d) Angola

13. Minus 40 degrees Celsius
converts to what temperature
Fahrenheit? ($250,000)
a) 0 degrees
b) -22 degrees
c) -40 degrees
d) -58 degrees

14. In the movie "The Exor
cist," what spirit does young Re-
gan talk to through a Ouija
board? ($500,000)
a) Zool
b) Azazel
c) Damien
d) Captain Howdy

15. What insect shorted out an
early supercomputer and inspired
the term "computer bug"?
($1 million)
a) moth
b) roach
c)fly
d) Japanese beetle
 

ANSWERS: 1-c, chickens; 2-c,
knee-jerk; 3-a, telepathy; 4-c, coffee
bean; 5-d. Pets.com; 6-a, tilde; 7-c,
Tim Allen; 8-b, lawyers; 9-d,
bullfighting; 10-b, Yogi Berra; 11-c,
13; 12-a, Thailand; 13-c, minus-40
degrees; 14-d, Captain Howdy;
15-a, moth
 
 

最後の問題はコンピュータの"バグ"の由来という事で本などにも 紹介されているような話だ。やっぱり問題がやさしいので保険会社が いちゃもんをつけるのだろう。

今回のアメリカ文化のお値段、一億円!


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米国国勢調査の話

今年は10年に1回ある国勢調査を提出する年だ。アメリカに住んでいる人なら すべて提出する義務があるらしい。十年に一回という事でどんな内容かと 大変楽しみにしていた。しかし、実際の質問表はあまりにも簡単で拍子抜けして しまった。もうちょっと答えがいのある質問を用意して欲しい。

回答したのは、年齢、性別、人種、電話番号程度。あまりにも内容が無いのだ。 これを同居している人それぞれについて回答するのみ。もし自分がインディアン なら名誉ある種族を記入する事ができるのだが。。。 解答用紙をスキャンしたのでご覧あれ。

Census2000回答用紙(230KB)

今回のアメリカ文化のお値段、十年に一度の紙切れなり。


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億万長者の話(その2)

インターネット宝くじもポピュラーになってきている今日この頃だ。 私も一時期毎日やっており、賞金(と言っても数ドルだが)もちゃんと確定申告したのだ。 最近の新聞に掲載された一億円を射止めた男性の話を紹介しよう。 彼はアメリカのサイト http://www.jackpot.com で遊んで一億円を射止めてしまったのだ。 23才の技術者で年収50万円、なんと中国に住んでいたのだ。 どうやって一億円を彼の手に渡すのだろうか?法的、政治的な問題などは?? 結局このJackpot会社が当局に相談し、問題点がないことを確認しロスにある中国銀行 に送金し、彼がその金を中国の自分の口座に送金することになったらしい。 賞金のうち、税金として37%が徴収されたが、それでも手取り6300万円。 年収50万だと100年以上の金額となる。新聞には彼の写真、名前も出てしまっており、 今後の彼の生活が心配だ。

今回のアメリカ文化のお値段、だまって入る税収入。


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スターバックスの話

スターバックス はアメリカワシントン州シアトル生まれ。隣の町にはマイクロソフト社が あるところだ。最近は日本をはじめアジア諸国にも出店しており、売上も好調らしい。 全世界で3000店舗のチェーン,1996年よりアジア諸国に出店、アジア圏で現在260店舗。 中国本土にも12店舗あるらしい。

しかし、米国文化との違いにより、売上構成、嗜好が少々違う。 アジアではコーヒー以外のパンなどの売上は30%、アメリカでは12-15%。 暑い国が多いのでアイス系が好まれ、甘み嗜好も強い。アメリカでもアイスコーヒー、 アイスティーは注文できるが甘味を足すガムシロップがどこにもない。 甘味を足す時はこな砂糖をいれるしかない。飲むとじゃりじゃりしておいしくない。 アジアでは店内で過ごす時間が長く、テイクアウトする人は米国の1/5程度。 またコーヒー豆を買う人はアジアでは少ないらしい。

スターバックスは販売戦略としてバーンズアンドノーベルという本屋チェーンと タイアップしている。この本屋に行くと本屋の中にスターバックス店舗が あるのだ。コーヒーを買って立ち読みができるのだ。実際立ち読みする人は 少なく、皆床のカーペットの上にあぐらを書いて正々堂々の座り読み。 読み終わったら本棚に返却、(まだ売り物ですから)コーヒーを持って 本屋を後にするのだ。座って読みたくない人は本屋のソファで読む。コーヒーは コーヒーテーブルにおきましょう。参考書を探してレポートを書く学生も。 エアコンばっちしバーンスノベルは連日11PMまでの営業。

今回のアメリカ文化のお値段。コーヒー一杯の楽園。


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Job Fair(集団就職説明会)の話

シリコンバレーで大規模な Job Fair があった。Job Fairとは大きな会場に 人材募集中の大小各社が出店を構え、求職中の人が会場を訪れ、履歴書を各社に渡したり、 人事担当者と直接話をしたりするのだ。

私は勤務先の会社が求人を出すのでちょっと手伝いに行った。私も履歴書持参で 行きたかったのだが今回はおあずけ。 最初に気が付いたのは各社とも出店の大きさが同じ。従業員が数万の会社も、20人の 会社も大きさは同じ。ここでは会社の規模は何にもならないのだ。 これは小さい会社には有利な条件だと思う。株式公開前の会社は"Pre-IPO"と宣伝。 明日のYahooになる会社もこの会場にいるのだろう。飛びこめば一年後には株万長者 (こんな言葉はない?)になれるかも知れない。

会場内は結構な混雑だった。場所柄なのか白人よりもインド、ベトナム、台湾、香港系人が 多い。中にはこれは家内の履歴書だ、受け取ってくれとか、横柄は人も見た。 また、履歴書は自分を売りこむ唯一の紙きれなのでみんないろいろ書いている。 出身大学名もロシア、中国、アラブ首長国連邦、台湾、インド、日本など世界中からだ。 人事担当者も世界中の大学に精通する必要が。

尋ねてくる人材は新人に近い人が多く、即戦力を期待する欧米諸国の人材枠にあてはまる人は なかなかいない。優秀な人材は口コミで募集するのが良いようだ。

Job Fairのスナップショット。

会場内風景(21KB)

今回のアメリカ文化のお値段。転職して億万長者になろう!


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インターネットおもしろ商売の話(2)

Job Fairで職を見つけたら現在の会社に退職願いを出す必要がある。 無料でこの書類を用意して上司にファクスしてくれる会社がある。 http://www.hot-paper.com という会社。この会社はシリコンバレーのスタートアップだ。人材の出入りが激しい情勢を 反映しての商売。出張先や、休暇先から上司へ退職願いを出してもらうのだ。

今回のアメリカ文化のお値段。このサービスただらしい。


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